「三寒四温」
もとは中国の冬の気候
「三寒四温」とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。
もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。
日本では春先の天候を示すことが多い
日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。
その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。
このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
*https://weathernews.jp/s/topics/201802/260175/ より
「三寒四温」が感じられる頃になると、ようやく「春の兆し」があらわれたと実感させられる。
そろそろ「桜の開花 予想」が発表され、「花見」の予定を立てたり・・・
しかし、昨年来の「コロナ」の影響で、なかなか心が躍るようなことも少ないことかと。
と言いつつ・・・なんとか「春」を感じ、心を少しでも安らかに温かくしたいものです。
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