うまいッ! 「葉がぎっしり!甘い!常春キャベツ~愛知・田原市~」 2016年02月07日
番組内容
キャベツの生産量日本一の愛知県。中でも渥美半島の田原市は1~3月のキャベツの出荷量で全国の1/3を占める。ベテランの生産者が出荷するキャベツは年間30万個以上。そのうまさの秘密は、土壌と気候風土、さらに、絶え間ない、新しい品種の研究開発にある。また、田原市では、キャベツのさらなる消費拡大をねらって、生産者自らが新しいキャベツ料理を考案。冷凍食品として製品化し、広く販売している。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201602070615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「常春キャベツ」
「常春」の名前の由来は、ここ愛知県渥美半島が1年を通して温暖な気候である“常春半島“と呼ばれている為です。
美味しさの理由
渥美半島は、暖流の影響で冬は暖かく(年平均気温16.4℃)、日本一の日照時間の長さのため、キャベツの生育に適しています。大地と太陽の恵みをのびのびと受けて育つので、元気で瑞々しい美味しさとなります。
また、北は三河湾、南は太平洋に面することで、半島の潮風を受けて育つキャベツは甘味が強く、美味しいと皆様に言っていただいています。
冬キャベツと春キャベツ
常春部会が生産するキャベツの品種構成は、冬系キャベツ70%、春系キャベツ30%です。
冬キャベツは寒玉ともいわれ、少し扁平で固くしまり、葉もしっかりしているので、特に煮込み料理や炒め物など、火を通す調理によく合います。
3月から5月ごろが旬の春キャベツは、冬キャベツとは別の品種で、丸い形でふんわりとした巻きが特徴。瑞々しく食感もやわらかいので、サラダなどの生食に向いています。火を通す場合は、さっと軽めにするのがポイントです。
キャベツができるまで
品種にもよりますが、キャベツを種まきから育てて収穫までにかかる栽培期間は、110日~140 日くらいです。こちらのページでは土づくりから出荷までの工程をご紹介しています。
安心・安全への取り組み
周囲の畑から飛散してきた農薬がキャベツに付着するのを防ぐために、「黄色い旗運動」を展開しています。この運動は、収穫2週間前になった畑に黄色い旗を立てることにより、周囲の畑の生産者に対し農薬を飛散させないように注意を促すものです。
部会員全員が全ての畑の栽培管理記録を記帳し、出荷前にその内容をチェックすることにより、誤った農薬の使用方法で栽培してしまったキャベツが流通しない体制をとっています。
また、出荷物の安全性を確認するため、定期的に出荷されたキャベツを抜き取って農薬の残留を分析しています。
常春部会は、部会全体でこのような安心・安全を徹底することで市場からの信頼を高めてきました。
美味しいキャベツの見分け方
一般的には白い軸が500円玉大なのが一番健康的だと言われています。細いものは中の巻きもあまりよくないかもしれません。
春キャベツの場合は、葉が柔らかく、ふんわりと巻いたものを選びましょう。また、葉が鮮やかなグリーンで全体にツヤとハリがあるものがおすすめです。 一方、冬キャベツは葉がしっかりと密に巻かれたものがおすすめです。手に取った時に重みを感じ、かたいものを選ぶようにしましょう。
JA愛知みなみ 常春部会
*https://www.tokoharu10586.com/cabage より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます