街でときどき見かけるこの石碑。「衝波除(しょうはよけ)」と彫られています。 これ、一体何でしょうか。 . . . 本文を読む
数年前、一冊の古い書物が富田林寺内町の旧家より発見されました。その書物は、『南河(なんか)汽車の旅』と題した書物で、今からなんと115年前に、富田林で地元の人達の手で作られた鉄道唱歌でした。当時の河南鉄道(現近鉄)をはじめ、鉄道の移り行く風景ともに古跡・名所を案内したこの唱歌は、なんと47番まであります。このご当地版鉄道唱歌には、鉄道が敷かれ、蒸気機関車が走りだしたその地域の住民の喜びや、思い入れがあったと思われます。ちょうど、司馬遼太郎の小説、『坂の上の雲』の時代、新しい文明開化の息吹きが感じられます。 . . . 本文を読む
しだれ梅など300本を超える梅の木が今年も見ごろを迎えました。付近は、梅の甘い香りでいっぱいです。近つ飛鳥博物館付近に点在する5つの陵墓が「梅鉢御陵」と呼ばれることにちなんで、「近つ飛鳥を梅いっぱいに」をスローガンに、博物館周辺に梅を植樹する活動が平成16年より続けられています。安藤忠雄氏や白石太一郎氏の植樹の梅も元気に咲いています。 . . . 本文を読む
日増しに暖かさを増しつつある今日この頃ですが、梅の花もちょうど見頃を迎えております。早春の兆しに、人の心も浮き立つ季節ですが、きょうは梅にまつわる悲話をお伝えします。「涙垂(なみだれ)の梅」という富田林の喜志に伝わる民話です。 . . . 本文を読む