現在ではしっかりした人工堤防ができて、治水管理がされているので、河川が氾濫することは少なくなりましたが、昔は石川も幾度となく決壊していたようです。それは空中写真や地図、また現地での景観においても、その痕跡を知ることができます。 . . . 本文を読む
今回の空中写真は、富田林市北大伴町の条里地割とその後、石川の氾濫によって、その条里地割が乱されたと思われる跡があることについてお話したいと思います。石川は現在のように両側が人工堤防によって治水されるまでは、何回となく氾濫を繰り返した暴れ川でした。なぜなら、河川敷と堤防で守られている氾濫原((おもに、田んぼ)とにはほとんど比高さがないからです。ここ北大伴地区においてはおそらく奈良時代には条里制が施行され、方格に約109m(1町)の南北の区画道路(正方位条里という)が、地図や空中写真でもはっきり読み取れます。それを後世に河川の氾濫により、区画が乱されたと思われる箇所が何か所かあります。これも、地図や空中写真、現地での景観で確認できますのでご覧ください。 . . . 本文を読む
空中写真で見ると巨大な円形地割が見えます。直径400m!日本最大の円墳か、はたまた古代 条里地割を凌駕した謎の建造物跡か、世界最大のストーンヘンジか?興味のある方は行ってみてください。 . . . 本文を読む