~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

お知らせ

2008年09月08日 22時25分57秒 | ピアノ
11月の「ベートーベンを弾く」に関しまして、いろいろな連絡用として私の
掲示板
を活用していただきたいと思います。
こちらで得られた情報などは随時UPしていきたいと思っております。

・・ところで・・・

追加エントリーでワルトシュタインが入ったようです。
これで、
8番(悲愴)が3人、
14(月光)、15、17(テンペスト)、19、20、21(ワルトシュタイン)、22、23(熱情)、24、25(かっこう)、27、32
ということのようです。

聞いた話によると、H先生は23番を弾こうかと思っておられたそうで、私が弾くことを知ってびっくりされたとか。
・・・どういうびっくりなのか、ドキドキしますねえ・・(大汗)
6月に「13番にしようかと思っているんですが」とほんとに思いつきで言っちゃってましたからねえ。その後二転三転(殴)。

H先生の「熱情」聴きたかったみなさん、ごめんなさい。
というわけで、なんだかよく正体のわからないプレッシャーがかかってきました。



決勝DVD

2008年09月08日 12時16分06秒 | ピアノ
決勝のDVDを見てみました。

これ買ったのです・・・7000円ナリ(涙)。
自分一人の映像だと4000円だったのですが、自分のだけ見てもしょうがないので、同じカテゴリー8人分のほうを買いました。
私としてはそんな大金(?)出してまで買いたくなかったのですが、イゾルデを1回も聴かせてもらえてない主人が、「なんで1回も聴かせないのか?」というもので。

ほんとは見るのもなんだかなあ・・と思ってたのですけど、振込みが今からだし、もし不備があったらその旨伝えないといけないので、イヤイヤ(殴)、片付けをしながら見てみました。

当日は、私ホール内には入っていないので、それぞれの方の演奏の詳細は知らないのですけど、結構緊張されてますねえ・・・気の毒なくらいな方も。
緊張の度合いも人によってかなり差がありますけど、実は、実力もかなり開きがありそう。読譜力、ピアノそのもののテクニック、など素人目にもある程度わかるような気がします。
自分のを見るにあたっては実際に弾いたときより、はるかに緊張しましたよ(爆)。

演奏については、記憶していたそのままでしたし、やりたいことはやったな、と思いましたけど、ピアノを弾いている以外の時間にちょっと問題アリ。
・・かなりオッサンですねえ。自分のリサイタルならともかく(リサイタルならいいっていうもんでもないですけど)、コンクールなんで、もうちょっと初々しく、丁寧に、謙虚に、やらねばいけませんね。
なんというか、出入りというかシノギに向かう某職業の方のような風情(爆)。

ナリにはかまってないわ、場違いな気合漂わせているわ、でこれでド下手だったらちょっと救いがありません(涙)。

これからさき、<ドレス>という衣装に合わせた路線でいくのか、ナリと雰囲気に合わせた路線でいくのか・・・迷うなあ(逃)。
もしかしたら周囲は見慣れていて、「え、そう?いつもそうだけど」という程度の反応なのかもしれないけど。

ま、演奏についてはいろいろ注意してくださる方もいますけど、こういうことは大人になったら自分でチェックし考えるしかないですからね。
そういう意味では、DVD観てよかったかな、と思います。





本日のピアノ&バイオリン関係

2008年09月07日 23時46分45秒 | その他音楽
今日、午後3時からの「楽器店のリニューアル記念のフロアコンサート」を聴いてきました。

演奏者は、日ごろ親しくさせていただいている中学生ピアニストさん。
プログラムは
1.ヘンデル:シャコンヌ
2.徳山美奈子:ムジカナラ
3.ショパン:エチュード10-4
4.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番

彼女の演奏というとショパンやリストのイメージが強かったのですけど、今日は前半の2曲、バロックと現代曲が印象的でした。
ここ1年でいろいろな変化のあった彼女ですが、音の透明度が上がり弱音が実に多彩になってました。現在、フォームを改造中とかで、演奏上難しい問題もあったようなのですが、とにかく細かいパッセージがめちゃくちゃ速くて粒ぞろいになってました。10-4とか黒鍵(アンコール)は、ポリー二も真っ青の速さだったと思います。
フォームを変える時って、ほんとにいったんメチャクチャなことになるので、そんな中で人前で弾くというのは大変だったと思います。・・・(音楽雑誌で以前読んだのですが)近藤嘉宏さんが年齢を考えてこれから先長く弾けるフォームに改造されたそうなんですが、ステージを続けながら変えていくのが一苦労だったと書かれてました。・・・
彼女のフォーム改造後が今から楽しみです。

その同じフロアで、例のベートーベンの会の担当のひとりの方と立ち話をしました。
最終的に15人(これにH先生がふくまれているのかどうか確認してませんが)だそうで、いい感じに集まりました、これから盛り上げていきましょう!ということでした。

いったん帰って、子どもたちのバイオリンのレッスン。
ほかに比べる対象もないので、いったいこの子たちがどのくらい進歩がないのか(・・あるのか?)わからないのですけど、とにかく、少しずつ積み重ねてきたと思ったものが、実はダダ漏れで穴だらけになっているのではないか、と思えるほど、左手(音程)を直せば右手(ボーイング)を忘れる、それらがなんとかなったかなと思うと姿勢がグダグダになっているということの繰り返しで、どういうスパイラルになってるんだろうか・・とため息。
子どもたちの、形容しがたい雑味に覆われた音程と音色を聴く合間合間で、先生のお手本を聴くと、命の洗濯というか命拾いしたような気になります。いや、本当に美しい。・・・もちろん楽器も違いますけど、ここまで違うものでしょうか、音って(驚)。

先生に「(生徒の)伴奏をお願いしたいのですけど」とお話をいただいたのですけど、これが夏場ずっと伴奏していたチェロのO君と同じコンクールの本選。しかも、娘の運動会&発表会の日。
もちろんムリです・・O君ですら引き受けられなかったのですから。
曲は「チゴイネルワイゼン」だったらしく、う~ん、ちょっと残念です。
またの機会にお声かけを!


板につくまで

2008年09月06日 12時42分39秒 | 雑感
今朝テレビを見ていたら、中村勘三郎さんが出ておられました。
某テレビ局内のホールで現代語の歌舞伎をされるそうで、それに関してのインタビュー。

そのなかで印象に残ったQ&Aがこれ。

Q:「今でも、初日の舞台は緊張されますか?」
A:「そりゃするよね。特に、初めてやるやつなんか何しゃべってんだかわかんないよ。これ(今回の演目)なんかは寝言でもいえるくらいやってるから平気なんだけどね」

Q:「舞台でハプニングはありますか?」
A:「あるよ。かつらとれちゃって、羽二重までとって地毛で芝居したことあるよ。いろいろなことがありますよ。でもね、そういうときだよね、その人の本当の力が出るのは。だってお客さん見てるんだからなんとかしなきゃね」


・・・いやあそうですか。寝言でいえるくらいになってやっと平気。まだ「セリフ」という段階では芝居ではないんですねえ。

そういえば(これもテレビで見たのですけど)、以前、松本幸四郎さんにこんなことがあったそうです。
『ラ・マンチャの男』の長期公演のちょうど真ん中あたりで、心身ともに疲労困憊「もうダメだ~」という日があり、でも舞台は務めなければならないので出られたそうなのですが、自分では最悪の出来。奥さんに「今日はひどかったろう。もう全然ダメだったよ」みたいなことを言ったところ、「いや今までで最高でした」と。
同じことを娘さん(松たか子)も感じとったのだそうで、「舞台にいるのは父(松本幸四郎)ではなく、役そのものの存在でした」というようなことを答えていました。

芝居のことはよく私わからないのですけど、同じものを毎日毎日1ヶ月、いやそれ以上と続け、しかもそれを一生にわたって演じたりしますよね。
日によっては自分自身から発せられる言葉より、セリフをしゃっべてる時間のほうが多いことも当然あるでしょうね。
勘三郎さんが「初回なんか何しゃべってんだかわかんないよ」とおっしゃってましたけど、初回といっても稽古には膨大な時間が費やされているはずで、それでも舞台にのるとそれくらい「板につかない」ものだということ。

それを考えると、「とりあえず弾けるようになって」「いちおう暗譜できて」「1、2回ステージで弾いてみた」けど、「自分では何弾いてるかわけわかんなかった」というのはむしろ当然のことで、こそからがスタートで長い長い道のりなのだ、とあらためて感じたことでした。




激安にもほどがある

2008年09月04日 17時17分35秒 | 家族・友人等
昨日、うちから徒歩10分ほどの洋品店(ほんとに洋品&雑貨店なんです)に出かけました。

ここは、どういう仕入れなのか、すべてのものがあり得ないような値段で売っています。
たとえば子ども用のキャラクターティッシュ6個組みで89円とか。
私はこーゆーぶっちゃけた人間なので言っちゃいますけど、実はコンペでずーっと着ていた服(スカートは別ですが)もここで買いました・・・ええ、2000円しませんでした(爆)。
デパートやらいろいろ探したのですけど、結局ここで買ったものが弾くのに一番楽だったから、というそれだけの理由です。


昨日はチラシにあったお目当てのものは残念ながら売り切れだったのですけど、ぐるぐる回っていて見つけました。
あり得ないお値段のブラジャー・・・・299円ナリ。
いくらなんでもそれはないでしょ?ホック代にもなりゃしない。一回洗ったら溶けるのでは?ホルムアルデヒドてんこ盛りでは?と疑惑の血眼で見てみましたけど、まあ、見ただけでは何がマズイかはよくわからない。
見た目にはとりあえず問題ないし、縫製にもヘンなところはなさそう。
買うか・・買う?・・・買っちゃいました(爆)。
使い捨てでもお買い得。
オサレな方は、見えないところに気をつかい、身に着けてるもののなかで下着が一番高価だとかききますけど、私はオサレでもなんでもないし、安いものには目がないし、銭湯にでも行かなければ誰が見るでなし・・・(殴)。
そういえば、何も考えずにこの前プールに行ったなら、下着の紐がもはやホタテのヒモのようになっていていくらなんでもこれはいかん・・と反省したのでした。

娘はよろこんでくれましたよ。
「お母さん、下着破れそうだったもんね。安いのあってよかったね!」
・・・・子どもはよく見てますね。誰が見るでもなし、って子どもが見てました(爆)。


もうここまできたら下着ネタで続けます(殴)

友人のMちゃんにべートーベンを弾く会に「熱情」でエントリーすることを言ったならば、
「<熱情>というと、仮装さんのTバック事件思い出しますよ」
と反応してくれました。
前も書いたことあるような気がするのですけど、あらためて。

2003年の12月に、私、「熱情」第1楽章を池袋の自動車のショールームで弾いたことがあります。
クリスマスコンサートなのに「熱情」を弾き、しかも演奏順1番(爆)。
展示車に囲まれ、目の前にはレストラン。弾いてる最中に皿のガチャガチャという音も聞こえてきました・・・・そこで「熱情」。
それはどうでもいいんですが、当時娘は1歳と2ヶ月。荷作りをするさい、娘の持ち物ばかりに気をとられ、自分のものはついおろそかに。
前日は近くのホテル泊で、寝る前に、さてシャワーでも浴びましょうと下着を出してみたところ・・ない。
下がないんですよ・・ふつう忘れませんよねえ。
で、しかたなく隣のコンビ二で調達しようとしたら、売っているのは若いお嬢さん向けのものばかり。別にTバックではなかったのですけど、私には・・足りない(笑)。
でもしょうがないんでそれを着たのですけど、やっぱり演奏中気になりましたね・・・ちょっと食い込む(殴)。

それ以来、なにはなくても下着は忘れないようにしているというわけです(当たり前か)。


ところで、今日の朝刊に<女性のうつ>という記事がありまして、
1.掃除・洗濯・家事がおっくう
2.朝から夕飯の献立を考えているのに、夕食の時間になっても決まらない
3.自分の着る服が決められない
4・・・・
5・・・
(以下続く)
と18項目が続いていました。
1はまさにビンゴ(殴)、
2は朝から考えることすらイヤだし、作り始めても何を作りたいのかよくわからない、
3は「決められない」というよりも、自分がどんな格好をしているのかよくわからない、
というザマで、もしかして私はウツなのか、とチラッと思ったりもしたのですけど(殴)、まったく苦痛が伴っていないし、症状(?)がずれているようなので、たぶんそうではないのだろう、と勝手に判断いたしました。
家事限定のウツってないんですかね?

まあ、いいです。
299円だろうがなんだろうが、下着をとりあえず買ったところで、いちおう「自分の着るものを決めた」ということで、前進でしょう。
フンドシの紐締めて、「熱情」いきます!



アウフタクトは難しいぞ

2008年09月03日 21時53分14秒 | バイオリン
「家電の不思議(昨日のブログ参照)」話をしたところ、子ども二人がビビッてしまい(娘はともかく、なんで息子まで?)、防音室に入ろうとしないので、昨日今日と二人まとめてバイオリンの面倒を見るハメになってしまった。

昨日息子のバイオリンをひさしぶりに聴いてみたところ、音程怪し、拍怪し。
音程はピアノでひとつひとつ確認してなおしていくとして、なんだかミョーに拍感の怪しい曲があって、それはアウフタクトで始まる「わかれ」という曲(ドイツ民謡かなにか?♪さらば、さらば、わーがーとーも~♪ってやつです)。
みるとですね、4分の4拍子の4拍目から出る最初の音をダウン(下げ弓)で弾いている。楽譜はもちろんアップ(上げ弓)です。
それで、ぜーんぶの弓使いが逆になってしまい、しかも途中の休符は無視してアウフタクトで余った拍の帳尻を合わせている(笑)。

どうもず~っとこうやって弾いてたらしいんですよ。本人いわく「誰もみてくれなかったし・・」
短い曲なのに音違いもしてるし、これは明らかにかなりムダな時間を費やしてました。バイオリンそのものの弾き方がどうこうでなくて(それは私には教えられないことだし)、楽譜レベルでチェックしてやらないとダメですねえ。

それにしても、アウフタクトは弦楽器でやるとよくわかるんですね。弓の方向もですけど、一拍目の圧が違う。ピアノで弾く時も本来はそうあるべきなんですが、ピアノは小節線無視して弾いてても、そこまでぎょっとはしません。とりあえず音が並んでしまう楽器というものは便利ではありますが、拍感やフレーズ感を体感するのは逆に難しくもあります。


「弓反対」「そこ休符」「音間違い」「音程違う」などなど、次々と言わなくてはならず、最後は「楽譜どおりに弾かんかいっ」・・ゼーゼー・・
息子「き、きびしい~」(泣)。

いやいや、今この時点でやっておかないとあとで大変な目に遭うのは君自身ですから。



家電の不思議?

2008年09月02日 18時39分46秒 | 雑感
「家電の不思議」が続いてます。

金曜の午前、ある番組の録画予約をしたのです。
それで夜、わくわくと見てみましょう、と思ったところ録れてなかった。
これだけなら別に「なんか失敗したんでしょ?」と思うところですが、今回に限っては思いあたるヘマはありませんでした。
その番組何回かシリーズでして、今週の月、火と続いていて、今日(火曜)同じ時間に見てみてみたのですが、3回目が放映されるはずの今日、なぜか2回目の内容が放送されてました。
・・・う~ん、ということは金曜午前の放送はなにかの都合で飛んでしまってたのかもしれません。だから予約が機能しなかった。ということは昨日あきらめずに見ればよかったということなのかも。


今日午前洗濯をしていたところ、スイッチを入れたと同時くらいにいきなり大音量で女の人の声が聞こえてきました。
たぶん外からだろう・・とリビングに出たところ、どうも部屋のなかから普通の話し声(でもデカイ)がきこえる。
テレビはついていません。
どこだ?・・・・・ラジオでした。
でもタイマーも作動しておらず、それ以前になにかの曲が流れていたりしていた感じはまったくありませんでした。
私がたまたまスイッチを触ったというわけでもないです。ずーっと洗濯機周辺にいたのですから。

以前、テレビのリモコンでファンヒーターがついたとかいう話をきいたことがありますけど、いくらなんでも洗濯機のスイッチ(リモコン)を入れただけで、ラジカセが作動しますかね?

私としては「ずーっと小さい音量の曲が流れていて気づかなかっただけ」と思いたいです・・・やっぱり気味悪いですもん。





やっと2学期

2008年09月02日 10時21分26秒 | 家族・友人等
やっと中学も2学期が始まりました(息子の学校は3学期制です)。

もう中学生なので、夏休みの宿題をいちいち点検するのもどうかと思って、途中途中で「進んでる?終わった?」ときき、さらに、23~25日の旅行前には「出発までにはすべて済ませなさい」としつこく言ってました。
返事は最初のころは「進んでる」「だいたい終わった」で、旅行前にきいたら「8割がた終わった」でした。
で、旅行から帰って「何が残ってる?」ときいたら
「理科の自由研究と作文」
・・・君の「残り2割」は、重すぎるんだよっ!分量からいうと、それで5割以上だろうがっ!

で、「お母さんのことだから、いきなり30&31日でまたどこか旅行しようとかいいかねないよ。29日までには済ませなさいっ!」というと、
「わかった。あとまとめるだけだから
・・・ヲイ・・・まとめるだけって・・・旅行の荷物まとめるのとわけが違う・・

たしかに自由研究らしきものは、だいぶ前からごそごそやっていたんですよ。
赤ちゃんの紙オムツ買ってきて、中身をとりだして、水ふくませて冷蔵庫入れたりなんだかアヤシイことやってました。
・・で、何が知りたい?何が結論?
レポートはどうも31日の夜中あたりまでやってたみたいですけど、31日だって夕方からいったんは出かけて、家族で晩御飯食べたり本屋寄ったりしていたわけで、ほんとにこの人には「アセリ」とかいうものはないのか・・とあきれました。
理科の研究に関しては、私、彼が小4&5年のとき、レポートの書き方をレクチャーしてそれでお役ゴメンと思っていますので今回は全然タッチしてません。
作文は・・・何を書いたのかも知らない。というのは、たぶん書いたのが30日あたりで、そんな下書きもなく一発勝負で書いたものなんか見た日には、私の怒り炸裂は確実。2回も3回も書き直させるに決まってます。そんなことしてたら提出に間に合わない。

よく「子どもの夏休みの宿題状態」とか言いますけど、こういうことだったのね、と今になって納得。
私は意外に(?)こういうことに関しては不安が強く、前倒しに済ませておかないとほかのことができないタチなので、夏休みにこういう目に遭ったことはないです。

それにしても、昨年(小6)の夏休みにくらべて、息子の今年の「ゆるさ」はなんなんでしょう?
よくこのゆるキャラが受験勉強してたもんだと思います。
ただもともとがこういう「ゆるい」キャラクターであればあるほど、一時期に「もう限界~」というくらい詰め込んだ経験は大事であろう、と私は思っています。
「詰め込み」というと大変ネガティブなイメージがありますけど、スポーツでも音楽でもある完成を目指す過程では、今やっていることの意味すらも問わないような「がむしゃらな」一過程が必ずあります。「今やっていることはなんの役に立つのか?」という疑問すらも浮かばないような時間。
それは非常に大事な過程であると同時に、肉体的身体的に危機的な時間でもあり、下手をすると心身にダメージを受けます。ダメージを受けるとまたそこからの復帰が大変なので、できればダメージ一歩手前で自分で休みをとるか、周囲が気づいて無理してでも休ませなければならないでしょう。
この「ギリギリ」のところを知るのは悪いことではないです。逆にそれを知ることで、いろいろなことへの挑戦がやりやすくなります。
初産は大変だけど、二人目以降はお腹もあっという間に大きく(ふうせんのように)なってしまうのと似ているかもしれないですね。
もちろん「破裂」してしまうと元も子もないんですが・・・。

大学受験あたりになると「今やっていることはなんの役に立つのか?」という疑問が浮かびまくり、またいろいろ考えてしまうお年頃なので、実は受験そのものに没頭することが難しくなります。
そこを通りこして社会人を経ると、雑事や人間関係その他いろいろなしがらみを排して、あることだけに没頭できるのが逆にありがたかったりうれしかったりするので「もっと若いころに勉強したかったなあ」などと考えてしまうのですけど、そんなことを考え始めたら、実はもう結構たそがれのお年頃、と自覚せねばなりますまい(笑)。


話がおおいにそれてしまいました。
とにかく、夏休みをゆるゆると過ごすのも悪くはないんですが、「もう限界~」というほどまでに後退するのだけはカンベンしてほしい・・と思うのが親ですね(笑)。