住んでいるマンションの管理会社に、やはり潰瘍性大腸炎の方がいた。 別な会社を辞めて、ここで1.2年働いていたみたいだが、先日辞められた。他の従業員の方によると、今度入院して白血球除去療法をするみたいで、彼の入院費などを心配していた。難病指定なので、医療費は一定額以上からないので入院費は大丈夫だと教えてあげたら安心していた。その入院した方、私が同じ病気だと知って、色々と、質問されてきた時があった。 せっかくなので、自分が一番その方に合うと思った本を紹介して、自分の治療経験を紙に書いて参考に差し上げた。その後、どうされたかは判らないが、 今回そういうことになったと言うことであった。自分が、その後どうですかと聞いても良いが、出来るのはそこまで。無理やり良いと思った治療法をやらせるわけにはいかないから、何も言わないで黙っていた。残念だが自分はたぶん、何の力にもなれなかったのでしょう。 そこから先は、本人次第、本当に治りたかったら治るし、治る気がなければいつまでたっても、寛解、再燃の繰り返しとなる。 医者と、薬には治せない、白血球除去療法でも同じだと思う。 本人にしか治せない。出来れば、早く気づいてほしいが、中々難しいと思う。 自分もそうだったが、人間は弱いから中々変えられないし、継続も出来ない。 これが出来れば大体のことは解決できる。本当に苦しんで、最後の最後にやっと変わっていけた。 しかも少しずつ、 長い時間をかかって。 ただ、白血球除去療法をすると一時的には、よくなる事がある。 自分も一時的によくなった。 ただその後は、本当によくなったと思い込めればそれをきっかけによくなっていくこともあり、 そう、思えなければまた徐々に悪くなる。 自分は後者、一時的なものだと決めてかかっていたからその時は治らなかった。 その方には、プラシーボ効果が現れてくれれば良いと思う。そう願うのみ。自分も効いたので、必ずよくなると言い聞かせてもらうことにした。思い込みでもよくなればいいので、良くなってください。