唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

つづき。 。。

2009-07-27 11:41:01 | インポート
 小手先の教育に何の意味があるのか、という事を痛いほど思い知った。

人間としての本当の強さとは何かという事を子の時期に学んでしまえば、後はどうにでもなっていけるというものである。

大切なのは、知識を詰め込むことでなく、心と体の成長の方法を自ら学ぶことだと思った。 人間としての基本が出来ていないのに へたに知識ばかりを身に付けささせようとするから子供も勘違いするのだ。勉強すれば、何でも出来るようになる。 知識を身につければ何でも解決できると。 

そして、社会に出て解決できないから悩む。 教育を根本から変えないといけない、特に日本のような、先進国は。 あの子達のような体験をする機会が全くないのだから。 

風呂に入っているシーンがあったが、びっくりした。

正に、昔の子供の体系である。 アバラが見えるほど締まった上半身、背骨がきれいにS字に湾曲していて締まっているウエスト、それでケツは、キュンとあがってしまっている。 発達した、いい体をしていた。 逆立ちも、跳び箱も難なくこなすのだから当たり前だが、恐れ入った。

自分もあんな幼稚園に行きたかった。 自分の子にも通わせたいと、多くの人が思うのではないだろうか。  それが答えだと思う。

将来どんな大人になっていくのか本当に見てみたい。
卒園後、アホな大人に狂わされないことを心から祈ります。


5歳児の矜持。 感心した。

2009-07-27 11:18:16 | インポート
 

  昨日のテレビ、  

 女子プロゴルファー横峰さくらの叔父さんの経営する幼稚園の話。
園児が逆立ちで歩いたり、跳び箱10段を飛んだり、楽譜を見ないで楽器で演奏したり正にスーパー園児の養成所という感じだ。   

園長先生のポイントを抑えた常識破りの教育方針(本当は彼が常識で文科省や教師、親が非常識なのだろうが)、子供を信じてチャレンジさせ失敗、乗り越え、を通して成長させていく。 
  
その中で、昨日は、夏合宿の話、 川遊びをするが、その中にもチャレンジがある。

 最初は、遊びから入って、ライフジャケットをつけて飛び込み、 川に張ったロープをわたりながら川に飛び込み、段々と恐怖心が大きくなっていく設定だ。

 2泊3日の最終日、最後は、渓流に飛び込んでいく。

園長「飛び込めるひと」
園児全員「はーい」 中には泣きそうな子もいるが、全員手を上げる。
園長「はい、じゃあ、全員上脱いで。」  なんとライフジャケットを脱がせた。
一人ずつ岩場に立たせてあげて、
園長「名前は?」
園児「何の何べエです。」
そして、 「さあ飛び込め」 、ジャブーン。
小さい子の恐怖心が痛いほど伝わる。

そんな中、ロープから飛び降りる時にすでに泣いてどうにもならなかった子に最後に順番が回ってきた。 

園長「名前は」 
園児「何々です。」
園長「名前は」 
園児「何々です。」  もう一回。  そして、「よし、さーいけー。」

飛び込めない。  「いけー。」 飛び込めない。  

そして、ついに飛び込んだ。  見ている園児、先生みんな拍手。涙。
 しかしその後が、もっとすばらしかった。

担任の女先生「どうだった?」
園児 「楽しかった。」    しかし、顔は半べそだ。 
担任の女先生 「怖かった?」  
園児 「怖くなかった。 楽しかった。」  抑えきれずになきだした、明らかに恐怖感が残っている表情でも強くそういってのける、自分に言い聞かせるように。 5歳児が、である。 

そして全員元の位置に集まって園長先生が
「面白かった人?」 と、聞くと。   全員「面白かった。」

園長「もう一回飛び込みたいひと?」
園児全員「はーい。」    

やっと飛び込めた子、泣きながら思いっきり手を上げていた。
俺は負けない。泣き顔にしっかりそう書いてあった。

つづく