唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

スキー。

2010-12-01 10:57:41 | インポート
 人口雪で、かぐらで、スキーを始めた。 偶然同じマンションの方とお会いした。指導員で、冬場はこちらでスキーを教えながら過ごす方。

自分のすべりを見ていてアドバイスをくれる。 段々一緒に滑るようになりレッスンのようになってきた。

 何でもそうだが、色々なやり方がある。 彼には彼の理論があり、そう言う滑り方もある。 しかし、自分が教えてもらい、今、身に着けようとしているものとのはちょっと違う。 教えてもらっているは、その指導理論に共感したからそこで教えてもらった。

 空手の突きでいえば、
 強い正拳を打つためには、肩を固めて腕をまっすぐにし、力が逃げないように拳頭を当てる。 この形が直ぐに出来ないから、何度も何度も繰り返す。ちょっと変に見える動き。 こういう基本的なものを身に着けようとしていた。

 もちろん他の打ち方もある、硬いものを打つ時や、間合いが合わない時、捨て技などの時はこの形で打たない。 インパクトがなく効かないが、シャドーなどをみていると、一見いい感じに見えるうち方。
  それは臨機応変に対応する事が大切なのだが、強くて効く正拳が打てなくてはどうにもならない。
 
 傍からみていると滑らかに見える後者がカッコよさそうに感じるが、これでは倒せない。

自分は、傍から見るとおかしいと思われる基本練習をしているのに、
真逆の関係になるような滑らかになるすべりを必死になって教えてくれる。

 心のお勉強です。 そう思って多少の我慢を伴いながらもつき合わせてもらった。

どんな事でも学べるチャンスなのだから。  すると、チャンスがきた。

今までは気が付かなかった感覚。 欠点がたくさん出てきた。

嫌がらずになんでも首を突っ込んでみるべきだ。


初滑り。

2010-12-01 09:44:50 | インポート
湯沢に来て、一昨年から始めたスキー、 今シーズンもはじめる事になった。

うれしいやら、悲しいやら、なんとも複雑な気持でもある。

春先から体調が良くなり、働き始めようとしている所で定期的な検査で異常があり、虎ノ門で部分除去してもらう事になった。
当初、3.4日で退院してくるはずが、カメラを入れると他の部分にも異常があり、再度、手術。 結局半月の入院となり、その後もずるずると冬を迎えた。

自分と同じように職業以外でスキーをやっている人は、 ちゃんとした職を持ち、時間を作ってスキーを楽しむ。
競技に打ち込む場合も、仕事をしながらやりくりしているのだ、が、 自分は、何もせず ただ滑っていられる。
 なんとも恵まれた生活をしている訳だが、 うれしいやら、恥ずかしいやら。

仕事をしている時は、休みたくて、ゆっくりした時間を過ごしたくて仕方がなかった。
遊んでいてもいつも仕事の事が頭にあり、嫌でしょうがなかった。

暇で、何もしなくてよく、今はいくらでも遊べる環境にあるのに、今一つ遊びに集中できない。

人間の欲求は不思議だ、

結局、100パーセントの環境などないのだ。 いかに自分自身で自分の心を楽しませるか、これで全てが決まってくる。
ないものねだりをし、他人の芝生が緑に見えている間は満足はない。

 全て自分の心が勝手に決めているようなものだ。  どんなに与えられても、どんなに恵まれても、自分の心に 不安があれば、感謝がなければ、 何時まで経ってもいい環境は来ない。

 やりたい事をやればいい。  スキーをしようと、 働こうと、 自分で決められるのだから。