アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

退職金、道路国例法案 and 大相撲へセンスある日本人を…

2008年05月12日 | Weblog
 退職金、道路国例法案 and 大相撲へ良質の日本人を…

 銀行の普通預金口座に振り込まれた退職金をそのままにしておいた。今日、その口座から、生活費を下ろした。現金を受けとる際、行員に話しかけられた。
 「(通帳の残高2,700万円を指さして)このお金、さしあたりお使いになる御予定はございますか?」
 「そんなこと、あんたに言う必要ないだろう。」と言いたかったが、小心なので…
 「い、いいえ、あ、ありません・・・。」と、応えた。
 「それでしたら、定期預金とかにされたらよろしいかと。(満面の笑みで)お時間がありましたら、お話だけでもさせてください。」
 「(大根の種を蒔かなければならなかったので)よ、よ、用事がありますので、またの機会にお願いします・・・(これで拒否されたら、何と言おう・・・)。」
 と、いう会話があった。
 銀行員って、人の通帳の残高見るんだね~。客の通帳の残高など、チェックするとは思わなかった。

 駐車場の一部分の表示に、読みで「コウヨウシャ」と表示してあったら、どんな漢字を思い出しますか?「公用車」ですよねぇ!この銀行の駐車場に、「行用車(コウヨウシャ)」の看板がありました。意味は分かりますよ!だけど・・・。これがスタンダードなら、学校関係は、「校用車」。軟膏の会社なら、「膏用車」。測候所なら「候用車」。友好なら、「交用車」。亀田家なら、「抗用車」…なんちゃって。

 だけど・・・道路特例法案…ねじれだか、切れ字だか(切れ痔とは言っていません、品があるから)知らないけど、参院で否決で明日また衆院なんだってぇ!そんな悠長なことやっている場合じゃないでしょ!還暦男にとって、今日本がやらなければならないのは、①ミヤンマーのインフラ整備。②硫化水素関連薬品の流通凍結。③自殺志願者対策・・・道路特定法案を通してやらなければ、擦り切れそうなパンツの継布をどこから持ってくるの!普通に考えれば分かることでしょ!どうせ通る法案であることは、全野党が意識しているのに、いたずらに時間をかける(意図は分かるが、今、それかい?)。

 だけど、今日の結びの一番と、その前の取り組み・・・その二つの取り組みに出てきた四人の力士…全員外国人!国技とは言いません。大相撲だぞ!日本人はどうしたぁ!その理由…還暦男には分かります。相撲(柔道も、合気道も、空手も、レスリングも同じですが)は、練習では磨けない、「猫を投げると、身をひねり、ヒョイと着地するような、動物的反射・感覚」が必要なのです。「大きいから」とか「太っているから」という理由で、相撲界に入っても、「動物的反射・感覚」が優れていて外国からやってくる若者には勝てないのです。もっとも、意識自体に大きな違いがあると思うけどね。

似非農民~スイカは砂漠原産~

2008年05月12日 | Weblog
 還暦→定年退職→無職となって1か月と11日。まだ、世間様のお役に立っていない。お金は、ムザムザと消える。虎の子の退職金も、ジェリーにかじられたチーズのようになってしまっている。何が悠々自適だ?この先・・・最初の年金が6月に出るが、もちろんそれだけで夫婦は暮らせない。退職金がいつ底をつくか?それが問題。底をついてしまった場合、還暦男は、時給645円だろうが仕事をしなければならない。今のうちだから、貧乏話も深刻ではない。人生、先は見えても、いつどこでどうなるかなんてわかりゃしない。
 実は、1か月と11日経過しても、ま~だ、退職した実感がない。それは、毎日「やらなければならない雑務」があるから。そうこうしているうちに、畑のシーズンがやってきてしまった。我が家の畑の面積は、およそ140坪。「坪」なら分かるが、「平方メートル」では、広さのイメージが湧かない。これも新還暦世代の定めか。
 「これだけの畑、一人では無理。貸してあげたら」と、家内は言った。
 「な~に、この程度。一人でどってことない」
 実際に手をつけて、いかに時間がかかり、肉体的にも大変かが身にしみた。しかしbut、「やっぱり、半分誰かに貸そう」など、絶対言えません。それが、団塊の世代の男というものです。
 私が今春畑に植えたもの、および温床で育てている苗は、スイカ、ニンジン、トマト、大根、ラデッシュ(小さな赤カブ)、メークイン(じゃがいも)、きたあかり(じゃがいも)、黒豆大豆(2種類)、エンドウ豆、ささげ(大角豆)、ゴーヤ(沖縄で有名)、オクラ、ひょうたん(食用ではないが、おもしろそうだか)、ズッキーニ、チンゲンサイ(青梗菜)、青じそ(大葉)、など。
 北海道の露地で、「ゴーヤ」が育つのか?と思われる人もおられるだろう。実は、一度成功している。根を暖め、風を防いでやれば何とかなるのである。
 失敗例にも事欠かない。代表は、スイカ。苗を買ってきて、毎日せっせと水をやっているのに枯れてきた。さらに水をたっぷりと!ある強風が吹いた日、スイカの苗は全てどこかへ飛ばされて消えてしまった。
 調べた、調べた。畑作農家へ聞き込みにも行った。分かったことは、スイカは原産地が、「砂漠」。茎や葉の無数の毛から空気中の水分を吸収する。だから、「スイカ栽培に水は不要!」こういうのを『目から鱗』って言うんだよなあ。翌年からは、苗も自分で育て、大判振る舞いするほど収穫した。水やりの必要がないんだから、これほど簡単な栽培はない。
 ただ・・・。農家の皆様には申し訳ないが、似非農民にとっては、「栽培することがおもしろい」のであって、収穫は興味ない。実ってしまうと、虚脱感さえ感じる。
 退職を実感するのは、いつになるのだろう。収穫の時期かな。