弱者への攻撃…日本人がそんなことを…

「どこの国が安全か？」よくあるランキングです。当然「日本」が第一位で、「夜中に女性が一人で外を歩けるほど治安がいい」という理由がつくんだろうなあ…と、思って記事を読み始めたら…。
　なかなか日本が出てこない。
ニュージーランド、デンマーク、ノルウェー…ありゃ？まだかなぁ日本は？
　アイスランド、オーストリア…もういい加減日本が出てきても良さそうなものだが…スウェーデン、日本！カナダ、フィンランド、シンガポール…よかったぁ！第７位で日本が出てきたぁ！
　もっとも、このランキングは、犯罪発生率がどうのこうのではなく、外国人記者の主観によるものらしいのですがね。

　例え、外国人記者の主観であっても、世界のことを知っている人のランキングですから、「日本を１位にしないランキングは無効だ！」という話にはならない。
　と、いうか、今の日本がそれほど安全なのか？このあたりを内に顧みなければなりません。自虐思考とは違いますので、念の為。

　神戸で、大変ショックな事件が起こりました。
　虐殺の歴史の中で、犠牲者が多かったものは…オスマン・トルコがアルメニァ人１５０万人を虐殺。ポル・ポトがカンボジアで１７０万人を虐殺。ルワンダ共和国の大虐殺。これは、「ジェノサイドの丘」を読まれた方も多いと思いますが、フツ族が、ツチ族１００万人を虐殺した。

　神戸で、大虐殺があったのかって？ありませんよ、虐殺は。しかし、…虐殺並みの事件がありました。
　全盲の女性（４１歳）が、白いつえを持ってスーパーの椅子で休憩していた。４４歳の無職男が、その女性の顔をいきなり殴ったという。女性は、顔の骨を折る重傷。
　盲目の女性をいきなり襲撃して頭蓋骨を骨折させる…こういうことをする人間が私どもの同胞。社会的弱者は殺してもかまわないのか？顔の骨が折れるほど殴っても反撃されないからなのか？盲目だから殴るのに絶好の対象なのか？

　ポル・ポトに殺された無数の人骨を教会の地下で見たことがあります。ヒビが入った夥しい数の頭蓋骨がありました。
　「ジェノサイドの丘」の冒頭には…
　…誤って人の頭蓋骨を踏みつけた。「パリン」と割れる音がした…。

　頭蓋骨が折れるほど殴る…神戸の４４歳の無職男、こいつは、オスマン・トルコにも、ポル・ポトにも、フツ族にもなりますよ。
　良識ある日本人の皆さん！このような奴がウロウロしている日本をなんとかしましょうよ。行動の起こしようがないって？意識を持っている人が増えれば、徐々にではあるでしょうが日本は変わっていきますよ。頑張りましょう…。