アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

2歳5か月で親から離れて外泊!

2014年04月14日 | Weblog
 自慢ではありません。2歳5か月の孫(男児:蘭土くん、仮名)…第一次反抗期の真っ盛り。その蘭土くんが…(ここからが大切)…両親(父親は東京在住。母親は出産のため里帰り中)と離れ、2泊3日、な、な、なんと北海道在住の祖父母のところに外泊!(里帰り中の母親の実家から、私どもがお預かりした)

 子どもを扱ったことがない人は、「親からはなれて2泊3日?それがどうした?」って感じでしょう。子育て等の経験がある人は、「そんなこと、あるはずがない」でしょう。

 ところが、あったのです。2泊3日、蘭土くんは、何度か「マァマ…」と、つぶやきましたが、泣くこともなく楽しく過ごしました。

 ただ…一瞬たりとも目を離せませんでした。正直、私は人生の中で、これほど緊張した2泊3日もなかったです。ブログの更新…?まったく時間がありませんでした。

 1 鍵が大好きで、取り上げるのが大変。鍵を、コンセントへ突っ込む。プールのロッカーの鍵までも、彼の管理下におかれましたよ。
 2 車の鍵を持つないなや、運転席へ駆け込みエンジンをスタートさせようとする。その速いこと!
 3 パソコンは、おもちゃと化す。(壊れかけています…)
 4 電話(家電話&携帯電話)はメチャクチャ…。
 5 ガスコンロ…バチバチ(?!)叱っても、効き目がない。
 6 照明関係のスイッチ…バッチバチ!だけど…居間のLED電灯のリモコンスイッチが壊れた場合って…それで廃品?アナログ的スイッチはついてないんですけど…。
 7 プールでは、泳いでいる子を見て、「自分も泳げる」と勘違いする(平気で深みへ入っていくのです…)

 ありがたいのは、夜、寝かせようと消灯すると静かになる。
 ただ…静かなので、「寝たかな?」と思い、私が起き出すと、あとをついてくる…!息をひそめているだけで、寝てなかったぁ!可愛いったらありゃしないですよ。

 蘭土くんが大好きなパパが、日帰りで東京から会いに来たのですが…私どもが蘭土くんと空港へ出迎えに行きました。「今、パパが出てくるからね」と、到着口で待ちかまえました。「パパ、来る。パパ、来る!」と、興奮しながらの待機。
 果たして、パパ登場!蘭土くんは、「パァパァー!」と、走って抱きつくかと思いきや…。
 な、な、なんと、逃げようとしました…!
 心理学の大家である私の分析は…
 (言葉では聞かされていたが)想定できなかったことが、いきなり起こった。状況が把握できなかったので、なんとか回避しようとした行動が、「逃げる」だった。本当にパパであると認め、うちとけるまでに20数分かかりました。

 蘭土くんを我が家へ連れてくるのは、今後も何度か続きます。弟が生まれたら、1週間は預かるかも知れません。産婦人科によっては、「上の子も一緒に入院させる」というシステムを行っているという…蘭土くんが、散歩に出られないママと、生まれたばかりの弟と、大人しく病室で暮らすことができるとは思えません。
 私どもの出番です。えっ?ママさんの実家の御両親がおられるだろうって?もちろん一生懸命面倒を見てくださいます。私どもも少しは役に立ちたいかなってことです。