アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

七海、四海、日本海…

2014年04月05日 | Weblog
 面接委員として、20人ほどの面接をしました。「七海」という名前の女性が、2人も来ました。1割ですよ!…世の中に、七海さんが多いのか?単なる偶然か?
 親御さんは、どんな願いを込めて「七海」と名づけたのか?たぶん、「七つの海をまたにかけて活躍してほしい」でしょう。
 
 ところで、七つの海というのは…「太平洋、大西洋、インド洋、オホーツク海、地中海、…うーん、あとは解らん」とおっしゃる方も(←いない、いない)。
 正解は、「北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、北極海、南極海」の七つ。北極海、南極海をまたにかけるのは大変でしょう。寒いから!股引を3枚ぐらい履かなければ。八海山はどうなっているんだって?それは、海とは関係ないです。

 「四海」もある。それはないだろうって?ホント、ホント。知人にも「(名字ではなく名前が)四海さん」が、おられます。整骨院を経営されておられます。ますます怪しいって?それは、四海の意味が解っているから、そんなできた話はないだろうと思うのでしょう。

 古代の中国人は、中国の四方を海がとりまいていると考えた。それが「四海」。それぞれの海に、名前はあるが…忘れました。「海」は、中国のはずれのまたはずれの、またまたはずれに存在するらしきもの。文明の光の届かないところという意味らしい。それなら、整骨院などの医学とは関係ないだろうって?
 「四海」に、中国医学の解釈もあります。人間のからだには、「髄海」「血海」「気海」「水穀の海」の四海がある。この説明は、非常に解りやすいでしょう!「髄・血・気・水」ですよ!四海は深い意味を持っていた!
 そんなわけで、「四海」という名前で、医学関係に携わる…偶然としても感動的なこと。

 名前が、「太平洋」という人は結構おられる。名字が、「太平」なので息子の名前を「洋」にしたという人もおられる。「大西」さんも同様に、名前を「洋」にすると、「大西洋」となる。インドさんの場合も同様ですが…日本には、「インド」という名字は…少ないでしょうねぇ。オホーツクさんはぁ…いないかな。

「日本」という姓の人がおられる。順位では、10383番目なのでそう多くはないでしょうがね。日本さんの家で、赤ちゃんが生まれた。名前を「海」としました。正真正銘「日本海」の誕生。名づけてしまってから、日本さん一家は、韓国の動静が気になってしょうがない。「日本海くん」を、「東海くん」と、改名するようにと責められるんじゃないかと心配。
 うーん!今日はオチが決まったなあ!