アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「蓮舫vsみどり」これからが楽しみ

2014年10月15日 | Weblog
 真夏でも、毛糸の帽子を被っている若者…ファッションなんだと。普通だろうって?ファッションだかなんだか知らんが、気温が30度をこえて…毛糸の帽子で頭を温めてどーすんの?脳みそが煮えちゃいます。

 首に巻くのが、「首巻き」。襟に巻くのが、「襟巻き」。…首と襟の境目ってどのあたりなのかねえ?境目はともかく、どちらも暖房。
 「マフラー」と「スカーフ」…マフラーは長方形で、スカーフは正方形?機能的には、マフラーは暖房で、スカーフはカッコつけ?

 アントニオ猪木の赤いマフラー…。暖房用だと思います。北朝鮮へ行く人ですから…。あそこは、寒いっ!行ったことがあるのかって?国境線の十数メートル近くまで行きました(早い話が板門店)。北朝鮮兵士の顔の皺、鼻毛まで見てきました。深い闇に包まれた国です。

 閑話休題。国会の議場へは、毛糸の帽子着用や、マフラー着用は認められていない。暖房用だから議場では不要という理由のよう。よって、アントニオ猪木議員も、例の暖房用マフラーを外している。
 で、「ストール」なるものが出現。
 松島みどり法相が、赤いストールを着けて本会議に出席した。このストールをめぐって開会が20分遅れた。つまり、「猪木も外したんだから、松島も外せ」と、言うわけ。

 「ストール」とは何者なのか?カタカナで「ストール」と書くと意味はいくつかあるが、英語の「stole」なら、意味は二つだけ。その一つが、「肩掛け」。マフラーは首に巻くもの。それに対して、ストール(stole)は肩にかけるもの…。
 20分遅れの国会。結局は、「ストール」は、違反ではないことになった。

 邪推ですが、国会の服装規定に、「ストール」については暖房かファッションかの項など…あるはずがない。
 「肩掛けは暖房ではないという解釈」になったぁ…?それならさあ、何のために、肩掛けが必要なの?暖房でしょ。早い話が、「角巻き」でしょ!

 ええっ!角巻きを知らない?大辞林(三省堂)に、「角巻き:四角な形の毛織物でできた大形の肩掛け」と。
 美川憲一・・・♪赤い角巻 ふたりでかぶり 呑んであるいた 吹雪の酒場 おぼえていますか…
 小柳ルミ子・・・♪角巻で泣きそうな 顔をかくして歩くのよ 吹雪がやんだ北国の 雪あかりの町…
 若い人も、角巻きぐらいは覚えておかなきゃね。

 ストールは暖房ではなくファッションと決定した…。け、け、毛糸の帽子と同じかぁ?…だけどぉ、どってことないことで開会を遅らせる国会って…。えっ?松島みどりさんが、蓮舫さんの質問を雑音と言ったので委員会の開会が何時間も遅れたぁ?支持率40%を超える内閣の法務大臣といえども、「雑音」は失礼です。せめて、「団扇は内輪の話。二番でもいい人は調子に乗って質問しないで!あとぉ、国会は病院じゃないんだから、白衣を着て来ないで!」…これぐらいのことは言ってほしかった。
 松島みどりさん…いいキャラです。昭和の国会議員はこういうキャラでした。蓮舫さんも、「二番でもいい」じゃなくて、みどりさんに対抗していただきたいです。このところ、国会がおもしろくないから。