アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

有為転変は世の習い あのダイエーの看板が…

2014年10月02日 | Weblog
人生、どこでどうなるかわからないところがおもしろい。
 昭和46年に大学を卒業。2社の就職試験を受けて、まぐれで2社とも合格。東証一部上場の会社に就職。で…もう一社のほうが、「ダイエー」でした。当時のダイエーは、大証二部(翌年東証一部)。凄い勢いで伸びていました。ですから、「ダイエーに行った方が良かったかな…」と、人生の中で何度か後悔しかけたことがありました。

 就職した東証一部の会社も早々に辞め、公務員に。定年退職して、休日の楽しみが、ダイエーでの買い物…。入社試験に合格していた会社というだけなのですが、他人のような気がしないんです。三越?伊勢丹?…ダイエーに比べるとまだまだ甘い。なにしろダイエーの創業当時は、「往来に商品を並べて売る。客の手に触れ、土埃をかぶってこそ小売りの真髄」でした。伊勢丹のwebで売るものは、ダイエー魂が感じられていいですよ。今の時期は、2012年もののワインですが12本まとめて1万円で売ってます。これ、品物が確かですから、お買い得です。ヌーボーが出る前に在庫を一掃してしまおうということなのでしょうか。私は、年間10回ぐらい購入しています。

 閑話休題。「ダイエー」という名が消える。栄枯盛衰、盛者必衰、生者必滅、諸行無常、有為転変は世の習い、驕る平家は久しからず…。どこでどうなるかわからない。

「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽の代わりに音楽を、青空の代わりに夢を、フレッシュな夜をリードする オールナイトニッポン」
 …なんだそれって?オールナイトニッポンのはじまりの台詞でした。それがどうした?となるでしょう。実は、ニッポン放送のアナウンサー試験の「音声テスト」に合格しておりました。ホントホント。筆記試験で落とされましたけどね。この話、何度か書きましたが、ホントなのだからしょうがない。
 
 アナウンサー志望、ダイエーの店員志望、公務員志望…志望職種に脈絡がない?早い話が、どーでも良かった。まあ、そんなもんですよ人生は。どこでどうなるかわからないところがおもしろい。