日本の最北端ツアー(稚内・利尻島・礼文島)に、5人組が参加しておりました。5人の内訳は、年齢順に…「70歳ぐらいの女性」「54歳ぐらいの女性」「38歳ぐらいの男性」「33歳ぐらいの女性」「11歳の女性」。
11歳の女性は、子どもを見る目が確かな私には、小2ぐらい、つまり7~8歳に見えました。で、「何年生?」と尋ねたら、「5年生!」という。びっくりしました。世の中に、これほど幼い5年生がいるとは!
その少女から、大人4人の関係を推測するに…両親と、おばあちゃん。そしておばあちゃんの妹…そんな感じ。そんな5人がなぜ最北端を目指したのでしょうか?
誰かに追われて逃げている…そんな雰囲気もありました。5人全体を覆う悲壮感。普通の家族が小5の女の子を連れて最北端を目指すものか?なるべく近くに居るようにして、情報収集にこれ努めました。父親がとりわけ暗い…。ひょっとして無理心中?これは危ない…。なるべく密着するようにしておりましたが…不特定多数の前では心中は無理か。心中ではないにしろ、きっと何かあるはずだ。が…とうとうシッポを出しませんでした。…まったくぅ!
気分転換に、もう一人を俎上に。
ホテルを出てフェリー乗り場に到着しましたところ、「ホテルのロビーにスーツケースが置き忘れられているが心当たりの人はいないか?」という連絡が。
ツアー客37人の中には該当者がいなかったぁ…。がっ、「私のスーツケースがない!」と騒ぎ出したツアー客の女性が!年齢は75歳ぐらい。添乗員が、「ホテルに忘れたんじゃないですか?」と問うと…「いえ!ここ(フェリー乗り場)まで確かに持ってきたのです。トイレに忘れたかなあ?」。
私の脳裏に、この老女のスーツケースが見つからなければ、ツアーは中止になるんじゃないか?そんな思いがよぎりました。よって、出しゃばって老女にスーツケースの特徴を聞き出し、「みなさん、探してください」とツアー客に声をかけた。それほど広くもないフェリー乗り場、隅々まで探したが、スーツケースなどない。 フェリー出航の時刻まで20分。乗船が始まった。最後の手段は、老女にホテルへ戻ってもらって、忘れ物のスーツケースが自分のものかどうかの確認をしてもらうしかない。添乗員に進言し、タクシーでホテルへ戻ってもらった。
待つ事、10分(ホテル~フェリー乗り場は、タクシーで3分ほど)。スーツケースを持った老女、満面の笑みで御帰還!スーツケースには名前をつけましょう!
大山鳴動して…フェリーは利尻島へ向かったのでありました。またく、なんなんだ!おもしろすぎるワ!
11歳の女性は、子どもを見る目が確かな私には、小2ぐらい、つまり7~8歳に見えました。で、「何年生?」と尋ねたら、「5年生!」という。びっくりしました。世の中に、これほど幼い5年生がいるとは!
その少女から、大人4人の関係を推測するに…両親と、おばあちゃん。そしておばあちゃんの妹…そんな感じ。そんな5人がなぜ最北端を目指したのでしょうか?
誰かに追われて逃げている…そんな雰囲気もありました。5人全体を覆う悲壮感。普通の家族が小5の女の子を連れて最北端を目指すものか?なるべく近くに居るようにして、情報収集にこれ努めました。父親がとりわけ暗い…。ひょっとして無理心中?これは危ない…。なるべく密着するようにしておりましたが…不特定多数の前では心中は無理か。心中ではないにしろ、きっと何かあるはずだ。が…とうとうシッポを出しませんでした。…まったくぅ!
気分転換に、もう一人を俎上に。
ホテルを出てフェリー乗り場に到着しましたところ、「ホテルのロビーにスーツケースが置き忘れられているが心当たりの人はいないか?」という連絡が。
ツアー客37人の中には該当者がいなかったぁ…。がっ、「私のスーツケースがない!」と騒ぎ出したツアー客の女性が!年齢は75歳ぐらい。添乗員が、「ホテルに忘れたんじゃないですか?」と問うと…「いえ!ここ(フェリー乗り場)まで確かに持ってきたのです。トイレに忘れたかなあ?」。
私の脳裏に、この老女のスーツケースが見つからなければ、ツアーは中止になるんじゃないか?そんな思いがよぎりました。よって、出しゃばって老女にスーツケースの特徴を聞き出し、「みなさん、探してください」とツアー客に声をかけた。それほど広くもないフェリー乗り場、隅々まで探したが、スーツケースなどない。 フェリー出航の時刻まで20分。乗船が始まった。最後の手段は、老女にホテルへ戻ってもらって、忘れ物のスーツケースが自分のものかどうかの確認をしてもらうしかない。添乗員に進言し、タクシーでホテルへ戻ってもらった。
待つ事、10分(ホテル~フェリー乗り場は、タクシーで3分ほど)。スーツケースを持った老女、満面の笑みで御帰還!スーツケースには名前をつけましょう!
大山鳴動して…フェリーは利尻島へ向かったのでありました。またく、なんなんだ!おもしろすぎるワ!