アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

年金…

2015年07月09日 | Weblog
 「年金」…新幹線で焼身自殺し、巻き添えの死傷者をだした男は、「年金が少なくて暮らせない」と何度か役所に行っていたという…。アテネで年金暮らしをしている女性は、「年金が三分の一に減ったら暮らしていけないから、緊縮には、NO!」。

 「年金」…気にもしていませんでしたが、人が死んだり、巻き添えで人を殺したり、国家が破綻したり…年金って、大変なことなんだなあとしみじみ考え込んでおります。
 私自身年金受給者ですが、毎月の支出は、いただく年金のほぼ二倍。生活は質素ですが、交際費がかかる。見栄をはっているんじゃないかって?そうかも知れません。見栄をはっていられるだけ幸せなのかも知れません。

 しみじみ考えると…私の死後、家内の年金は月額にして…ろ、ろ、六万円?!ユーティリティーで消えてしまいます。食事は?衣服は?住宅は?…暮らしていけません。

 「アンテークマンの死後、奥さんが65歳以降は、遺族厚生年金の額が奥さんの老齢厚生年金の額よりも多い場合には、その差額が遺族厚生年金として老齢厚生年金や老齢基礎年金とあわせて支給されるはず」だって?そーゆー難しいことが分からない。それもたぶんいただけないと思いますよ。これまで、「うまい話」の恩恵にあずかった経験がない。金輪際ない。

 それにしても…公的年金の個人情報125万件が流出してしまった。不正アクセスを受けた結果とはいえ機構は被害者とは言い難いんじゃないか?一部に内規違反の可能性があるわけで、大切な情報をきちんと取り扱っていたのか…。機構の前身の社会保険庁は、2007年に「消えた年金」問題が発覚して解体された。誰のものか分からない年金記録は、およそ5095万件に上った。もう風化した数字だって?あ、あ、あのね、年金って大変なものなんですよ!「誰のものかわからない…」おかしいでしょう!今も約4割の持ち主が不明のままなんだって!このような大変なことが色あせたというか風化したというか…日本よ!こーゆーことをしっかりしようよ!安保、TPPどーでもいいとは言いませんがね。いま、生活苦で死ぬしかない人がいるんですよ!
 チプラスさんなら、盗っ人猛々しいから…なんの根拠もなく、「年金を三倍にします」って、言うんじゃないかな。う~ん!書き出しの意図と、だいぶ違う結末になったなあ…。さっ、畑の草取りに行ってこょーと。