アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

酒好きには悲観主義がいい

2015年07月30日 | Weblog
 還暦までは悲観主義者でした。
 還暦を過ぎ…今や、楽観主義に宗旨替えをしなければならないことになっています。
 「どーゆーことか?」って?ワインのフルボトル(早い話750ml)を飲む過程の悲観、楽観の問題なんですがね。
 バーナード・ショーの性格判断法…。ショーは、グラスに入っているワインを見て、「まだ半分もある」と言うのは楽観主義者。「もう半分しかない」と思うのは悲観主義者。

 還暦までの私は、フルボトルのワインを前にして、「(もっと飲みたいのに)もう半分しかない(悲観主義)」と、思っていました。と、ところが、還暦を過ぎて…65歳頃からとみにアルコールに弱くなりました。フルボトルを空けるのがきつくなってきたのです。よって、「まだ半分もある。頑張って飲まなきゃ」…つまり、楽観主義者になったというわけ。えっ?バーナード・ショーの性格判断とは違うんじゃないかって?言葉上は、合っているような…。

 安全保障関連法案の審議時間…「100時間を超えたよ。PKO協力法の時よりも多い」…これ楽観主義者。「まだまだ、不十分」…これ悲観主義者。
 楽観主義と悲観主義、どっちがいいか?これは個人の受け止め方の問題。どっちでもいい。ただ、私としましては、悲観主義がいいですねえ。安全保障関連法案に関わるものではなく、「ワインを飲むこと」に関してですけどね。

 いまいち、安全保障関連法案に真剣になれない。なぜかって?「タラ、レバ、想像、推測、仮定、思い込み、誘導…」これじゃあ、楽観主義と悲観主義の「空虚な言い争い」。真理も審理どこかに行ってしまっている。

 バーナード・ショーならば、安全保障関連法案についてどう言うだろうか?
 「間違った知識には注意せよ。それは無知よりも危険である」…これは、一強多弱の一強を揶揄しているのか?
「すべての偉大な真理は、最初は冒涜の言葉として出発する」…これは、一強多弱の多弱側に立った言葉?
 バーナード・ショー、どっちの肩を持っか…よく分からん。ショーはナチス擁護なんですよ…。
 それにしても、フルボトルのワインを空けられないようになってきた…。私の体の安全保障関連?個別的自衛権?