80歳を超えた父親、60歳代の長男と二男夫婦。この取り合わせの四人組が日本の最北端へ向かっておりました。
偉い息子たちだなあと思いました。父親は、要介護2程度の認知症。大柄で、足は丈夫。耳も普通に聞こえている様子。よって移動は問題がない。しかし、回路が断線しがち。道があれば道に沿って歩いていく。息子たちと嫁さんが付いていても、目を離した隙に別の道を20メートルも進んでいたり…。嫁さんの声が結構きつい…「おとうさん!どこ行くの!」。長男が慌てて父親を連れ戻す。そんなときの、長男、二男の顔が、なんともションボリ…。
この息子さんたちが偉いと思うのは、認知症の父親を家に軟禁状態にして死ぬのを待とうというのではないところです。自分たちを育ててくれた父親、回路が怪しくなっているが、動けるうちはとにかく外へ連れだそう。立派だ!
二男の嫁さんも、きつく叱ることもありましたが、「私は、お父さんの付き添いで最北端なんぞ行かないよ」ではなく、一緒に来た。偉いですよ。最高評価をあげたいです。言葉がとがるぐらいは、評価の参考にもなりません。認知症の介護は、泥まみれなんてもんじゃないのです。罵倒するならよくないが、「おとうさん!どこ行くの!」…何の問題もないです。介護は、決して綺麗事ではありませんよってに。
どうして最北端を目指したんでしょうねえ。認知症になる前にこの父親が、「樺太はよかった。もう一回行きたい。無理なら最北端でいいや…」てなこと言ったのかなあ。
息子たちにつれてきてもらって、幸福な父親です。だけど、子どもたちの気持ちなど、分からなくなってしまっている。誰しもが通る道。認知症の予防より、「認知症は必ず発症するもの」と覚悟し、意識がしっかりし体が動くうちに活動する…。これが一番幸せな人生の送り方かな。
偉い息子たちだなあと思いました。父親は、要介護2程度の認知症。大柄で、足は丈夫。耳も普通に聞こえている様子。よって移動は問題がない。しかし、回路が断線しがち。道があれば道に沿って歩いていく。息子たちと嫁さんが付いていても、目を離した隙に別の道を20メートルも進んでいたり…。嫁さんの声が結構きつい…「おとうさん!どこ行くの!」。長男が慌てて父親を連れ戻す。そんなときの、長男、二男の顔が、なんともションボリ…。
この息子さんたちが偉いと思うのは、認知症の父親を家に軟禁状態にして死ぬのを待とうというのではないところです。自分たちを育ててくれた父親、回路が怪しくなっているが、動けるうちはとにかく外へ連れだそう。立派だ!
二男の嫁さんも、きつく叱ることもありましたが、「私は、お父さんの付き添いで最北端なんぞ行かないよ」ではなく、一緒に来た。偉いですよ。最高評価をあげたいです。言葉がとがるぐらいは、評価の参考にもなりません。認知症の介護は、泥まみれなんてもんじゃないのです。罵倒するならよくないが、「おとうさん!どこ行くの!」…何の問題もないです。介護は、決して綺麗事ではありませんよってに。
どうして最北端を目指したんでしょうねえ。認知症になる前にこの父親が、「樺太はよかった。もう一回行きたい。無理なら最北端でいいや…」てなこと言ったのかなあ。
息子たちにつれてきてもらって、幸福な父親です。だけど、子どもたちの気持ちなど、分からなくなってしまっている。誰しもが通る道。認知症の予防より、「認知症は必ず発症するもの」と覚悟し、意識がしっかりし体が動くうちに活動する…。これが一番幸せな人生の送り方かな。