アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

にほんぢじ、吉村ぢじ…

2020年06月02日 | Weblog
 知事さんがたの露出度が高い。新型コロナ関係のテレビニュース出演ですがね。毎日観るのが、東京都知事の小池百合子さん。日本には、現在女性知事は、2人しかいないんですよね。今更ながら、意外でした。
 大阪府知事の吉村洋文さんも、毎日見る顔。いつも、ベンチコートのような外套を着ておられる。大阪って、寒いところなのかなあ?まだ雪が残ってるのかなあ?
 日本に2人しかいない女性知事、小池東京都知事と、もうひとかたは、「吉村美栄子山形県知事」。大阪の吉村洋文知事の母親が、山形の吉村美栄子知事。…それはないですね。

 山形県の吉村美栄子知事は、「ずうずう弁」を使うのでしょうかねえ?なぬ?「ずうずう弁って何だ」って?東北地方の(一部地方だけかもしれませんが)、「東北訛りの元祖のようなことば」を、ずうずう弁と呼んでいます。もっとも、吉村美栄子知事は、東京暮らしもあったので、公式の場では共通語を話すのでしょうけどね。(お茶の水女子大学卒)

 ずうずう弁のすばらしさの一つに、「清音でいいのに、わざわざ濁音にする」ということがあります。
 膝かぶ→ひんじゃがぶ
 背中→へなが
 耳が遠い→耳ぎがんじ
 開ける→あげる
 ふざけているかのように、これでもか!これでもか!という感じで、濁点をつけます。

 発音がこれまた難しい。
 「し」と「す」の区別がないから、「寿司」は「すす」。「煤」も「すす」です。こりゃ大変ですよ。「すす、食いてえ!」…寿司を食べたいのか?煤を食べたいのか?なぬ?「煤を食べたい人がどこにいますか」って?ま、まあ、そうですけどね。
「け」は、これまた大変ですよ。
 「毛」→け
 「食べなさい」→け
 「かゆい」→け
 微妙な発音の違いを、ずうずう弁地元の皆さんは聞き分けます。
 「わ、耳なまっでがらぁ、わがるスケのぉ(私は耳が訛っているので理解できます)」・・・耳が訛る?わがるような、わがらんような…。

 前置きの、知事の話はどうなったのかって?
 ハイハイ、ずうずう弁では、「ち」と「つ」の区別がない。「筒」も「土」も、「つつ」です。「じ」と「ず」の区別もありません。
 で、お待ちかね知事ですうがぁ…「知事」も「地図」も、「ちじ」です!
 濁音にしたがる性格から、「ちじ」は、「ぢじ」になるのかな(これは、アンティークマンの仮説的なボケですから)。漢字にすると「痔爺(ぢじ)」?
 世界地図は「せかいぢじ」。吉村美栄子知事は、「よしむらぢじ」…失礼いたしました、吉村美栄子知事は女性でした。