孫たちが来てくれる度に、「孫たち歓迎大作戦」を展開します。
それで、この夏は、「鶴亀算」「植木算」「流水算」を教えてあげようと用意しました。結局、来てくれた孫は一人だけ。しかも、数時間の滞在で帰ってしまいまして、鶴亀算を引っ張り出す時間がありませんでした。
孫たちは、私が繰り出す「学校では習わないことを教える大作戦」に、いつも興味をもって食いついてきまして、算数のほかにもいろいろ用意していました。まあ、無駄にはなりません、次回に使います。
鶴亀算はぁ、古希を過ぎた人なら皆さん解っておられる。 「鶴と亀が合わせて8匹、足の数が合わせて26本であるとき、鶴と亀は何匹(何羽)いるか」
と、いう問題。(ただし、鶴の足は2本、亀の足は4本)
さあ、どう解くか?
1 全部を鶴とする。8羽全部が鶴ですから、足の数は
2×8=16。全部がつるではないことが解ります。
2 26本の足があるというので、2×8では、10本少ない。 それで、鶴を 一羽ずつ減らし、亀を一匹ずつ増やしていく。 亀を1匹増やすと、足は2本 増える。
3 足を10本増やせばいいので、亀を5匹にすればよい。
4 答えは、鶴は3羽、亀は5匹。
小3なら解けると思います。達成感とともに、祖父への尊敬の念も強くなる。ウフフ。
植木算はぁ、小3でも解ると思いますが、時として大人でも「???」の方もおられます。例題を2問。
問題1 28本の木が5m間隔で植えられている並木道があり ます。木は道の両側にあります。並木道の長さは、何mです か?…懐かしいでしょう!
問題2 周囲の長さが、200mの池の周りに木を植えること にしました。5m間隔で植える場合、木は何本必要ですか?
問題1の正解は、「65m」。問題2の正解は、「40本」。
もはや耳にすることさえなくなりましたが、「流水算」というものがその昔ありました。
「船が川を上るのに時速20km、下るのに時速26kmで進みました。この船の静水時の速さと川の流れの速さを求めなさい」
流水算を知らない人は、様々なファクターを考えるから、「そんなこと正確に計算できるはずがないだろう!」と、おっしゃる。
流水算のルールは、
「特に断りがない限り、静水での船速・川の流速はそれぞれ一定であり、上りの船速がこれらの差、下りの船速がこれらの和になるものとして解く」
…というわけで…「流水算」というと、なにやら面倒な計算のようですが、実は非常に簡単なもの。エヘヘ…。
例題の解答は…川の流れの速さ…「(26-20)÷2=3」で時速3km。
船の静水時の速さ…「20+3=23(または、26-3=23)」で、時速23km。あっけないほど、簡単。
ほかに、「旅人算」ってのもありますね。向かい合って進む場合→「出会い算」。同じ方向に進む場合→「追いつき算」。好奇心旺盛な子は、食らいついてくるおもしろさです。
あと、「ねずみ算」というものもありまして…。
なぬ?「ねずみ算の公式を示せ」って?
フィールズ賞受賞者でも、「ねずみ算」の公式を示すことはできませんよ。なぜなら、一口に「ねずみ」といいましても、「ハツカネズミ」「マウス」「ラット」「トムとジェリー」「イエネズミ」「ドブネズミ」「トガリネズミ(はいはい、その通りです。トガリネズミは、『ネズミ目』ではなく、モグラやハリネズミの近縁ですね)」。
そして、「頭の黒いネズミ」…このネズミがもっとも計算が面倒。
それで、この夏は、「鶴亀算」「植木算」「流水算」を教えてあげようと用意しました。結局、来てくれた孫は一人だけ。しかも、数時間の滞在で帰ってしまいまして、鶴亀算を引っ張り出す時間がありませんでした。
孫たちは、私が繰り出す「学校では習わないことを教える大作戦」に、いつも興味をもって食いついてきまして、算数のほかにもいろいろ用意していました。まあ、無駄にはなりません、次回に使います。
鶴亀算はぁ、古希を過ぎた人なら皆さん解っておられる。 「鶴と亀が合わせて8匹、足の数が合わせて26本であるとき、鶴と亀は何匹(何羽)いるか」
と、いう問題。(ただし、鶴の足は2本、亀の足は4本)
さあ、どう解くか?
1 全部を鶴とする。8羽全部が鶴ですから、足の数は
2×8=16。全部がつるではないことが解ります。
2 26本の足があるというので、2×8では、10本少ない。 それで、鶴を 一羽ずつ減らし、亀を一匹ずつ増やしていく。 亀を1匹増やすと、足は2本 増える。
3 足を10本増やせばいいので、亀を5匹にすればよい。
4 答えは、鶴は3羽、亀は5匹。
小3なら解けると思います。達成感とともに、祖父への尊敬の念も強くなる。ウフフ。
植木算はぁ、小3でも解ると思いますが、時として大人でも「???」の方もおられます。例題を2問。
問題1 28本の木が5m間隔で植えられている並木道があり ます。木は道の両側にあります。並木道の長さは、何mです か?…懐かしいでしょう!
問題2 周囲の長さが、200mの池の周りに木を植えること にしました。5m間隔で植える場合、木は何本必要ですか?
問題1の正解は、「65m」。問題2の正解は、「40本」。
もはや耳にすることさえなくなりましたが、「流水算」というものがその昔ありました。
「船が川を上るのに時速20km、下るのに時速26kmで進みました。この船の静水時の速さと川の流れの速さを求めなさい」
流水算を知らない人は、様々なファクターを考えるから、「そんなこと正確に計算できるはずがないだろう!」と、おっしゃる。
流水算のルールは、
「特に断りがない限り、静水での船速・川の流速はそれぞれ一定であり、上りの船速がこれらの差、下りの船速がこれらの和になるものとして解く」
…というわけで…「流水算」というと、なにやら面倒な計算のようですが、実は非常に簡単なもの。エヘヘ…。
例題の解答は…川の流れの速さ…「(26-20)÷2=3」で時速3km。
船の静水時の速さ…「20+3=23(または、26-3=23)」で、時速23km。あっけないほど、簡単。
ほかに、「旅人算」ってのもありますね。向かい合って進む場合→「出会い算」。同じ方向に進む場合→「追いつき算」。好奇心旺盛な子は、食らいついてくるおもしろさです。
あと、「ねずみ算」というものもありまして…。
なぬ?「ねずみ算の公式を示せ」って?
フィールズ賞受賞者でも、「ねずみ算」の公式を示すことはできませんよ。なぜなら、一口に「ねずみ」といいましても、「ハツカネズミ」「マウス」「ラット」「トムとジェリー」「イエネズミ」「ドブネズミ」「トガリネズミ(はいはい、その通りです。トガリネズミは、『ネズミ目』ではなく、モグラやハリネズミの近縁ですね)」。
そして、「頭の黒いネズミ」…このネズミがもっとも計算が面倒。
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