1,000円タバコ
未成年者の喫煙が問題になった時、「一箱1万円にすれば、高くて買えないから喫煙できない」という建設的な意見を聞いた。そのときは、大笑いして済んだが、今考えると先を見た(言い出した人はそんなつもりはなかった)凄い考えだったと思います。
タスポの普及が11%程度だという。どういう計算で11%がはじき出されたかは不明ですが。確かな数字なのでしょう。未成年の喫煙防止が目的です。なにしろ、高校3年生の喫煙経験者は男子42%、女子27%、毎日喫煙する男子中高生は13%ということですから(2004年厚生労働省)。無策で放置のそしりは免れなければなりません。
しかし、『親や先輩からタスポを借りてたばこを買った』というケースがすでに出ている…そんなの当たり前だって!喫煙する未成年は、親公認ですから、タスポを渡すなど、痛くも痒くもないのです。笑っちゃいけないが、笑えるのは、タスポに顔写真が付いている!自販機に、カードの顔写真と本人の顔を照合する機能があるのか?あるわけない。タスポ側(日本たばこ協会 、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会)は、「写真は、利用者の明確化と本人への帰属性を高めるのが目的」と、おっしゃる。そ、そ、その本人が帰属性を放棄したらってことは・・・考えろよ!莫大な金をかけてタスポをスタートさせたんだから!そこだけ性善説を説いても何らの意味も持たないことは、分かってるでしょう。さらに笑えるのは、「譲渡・貸与はダメヨ」と、書いてある。責任逃れの早手回し!借りて使って問題になったとき、「貸与はダメと書いてあるでしょう!書いてあるんだから、使った人が悪いのであって、私どもには責任ありません」…日本人って、このレベルだったっけ?40年前なら通用したけど。
自販機から買わなくても、タバコはスーパーではケースで安売りしていますよ。年齢証明なしでOK。大きな抜け穴があるのですから、タスポが普及しなくて当然。…タスポ、少しは、未成年喫煙の抑止にはなるでしょうけど。
1万円論は出ていませんが、「基礎年金の財源確保に、タバコ1箱を1,000円に引き上げよう」という話が出ています。マスコミでもおもしろがって取り上げていました。
…タバコ一箱(20本入り)には、約175円の税金がかかっている。税収総額は年間約2兆2千億円。一箱300円前後のタバコを1,000円にすれば、単純計算で税収は9兆円増える。
これは、アイディアですね。1万円の方がいいのですが、1,000円で結構。税収は4倍になり…何より、未成年者の喫煙に歯止めがかけられる。タスポなんてもんじゃないです。おまけに、それを契機に禁煙する人も増えるでしょうから、
国としても、医療費(40%)を抑えることが出来る。
しかしbut! 売れなくなったら税収は減るだろうって?国民が健康になるんですから、税収なんて言ってられません。政府がどうするかですよね…
政府は、がん対策推進基本計画に、「喫煙率半減目標」を盛り込むのをやめました。どうして?考えられるのは2点です。まず、2兆2千億円のタバコ税への
影響。そして、JTを潰せない。江戸時代にも似たようなことが…1609年に、幕府はタバコ禁止令を出しました。江戸中期になると、「もうかる作物」として栽培が奨励されました。もっとも、当時は健康に悪いという認識はなかったでしょうから、「もうけ」が優先されたのでしょうけど。「国民の健康か、税収か、はたまたJTか」江戸時代並と言われないように!
タバコ関連の農家、JTや関連企業はどうなってもいいのかって?そこで、農水省の出番です。なにしろ、女子大生集団暴行の肩をもつような発言をした大物大臣が就任したのです。補償の方をよろしくお願いしますよ!体はでかい、顔はでかい、目つきは悪い、口から出る言葉は、思慮も品もない無責任という大物なんだから!あなたなら出来ます。成功したら、集団暴行容認発言は、チャラにします!これで、農水省はとりあえず抑えられそうですが、JT全株式のうち半分以上を持つ財務省がどう出るか?伊吹大臣に喫煙の習慣があるかないかが問題。「そういう問題じゃないぞ。真剣に考えろ」って?そんなものですよ、人間がやることは。
外国のたばこの値段は…イギリスでは、1,200円ぐらい。ニュージーランドでは、900円以上各種。ニュージーランドの場合、タバコの自販機は、ありません。この徹底ぶり!スーパーやコンビにでも、「客の手の届かないところ」に置いてあり、年齢を証明した上でなければ買えません。たばこの箱には、日本では、「吸いすぎに注意しましょう」ですが、「Smoking Kill」と書いてありますよ。どう訳しますか?「喫煙を斬る」では、弱いですね(killは日本語じゃないってかぁ)。「喫煙殺し」どーゆー翻訳者じゃ!日本語になっていない。
ともあれ、1,000円タバコは法外な価格ではありません。
海外へ出ると、電車、バス、タクシーはもちろん、レストラン、ホテル、オフイス、一般住宅(借家)、公共施設、病院、学校、保育園…そこかしこ禁煙。罰金が半端じゃない。イギリスの場合、禁煙法に違反した個人は、約1万2千円。施設管理者は、約62万円!市の職員と警察が防犯カメラで撮影して確認をとるという!やるからには徹底しなければね。罰金の収入の方が、タバコ税よりいいんじゃないのかなあ。
「海外へ出ると、日本国内より多くタバコを吸う」という?どうして?「喫煙できる場所が限られているので、その場所を見つける度に吸い溜めします。だから、国内での倍も吸うことになるんですぅ」・・・いくらでも吸ってください!毛穴からヤニが出るほど。一箱1,000円になっても1万円になっても。
未成年者の喫煙が問題になった時、「一箱1万円にすれば、高くて買えないから喫煙できない」という建設的な意見を聞いた。そのときは、大笑いして済んだが、今考えると先を見た(言い出した人はそんなつもりはなかった)凄い考えだったと思います。
タスポの普及が11%程度だという。どういう計算で11%がはじき出されたかは不明ですが。確かな数字なのでしょう。未成年の喫煙防止が目的です。なにしろ、高校3年生の喫煙経験者は男子42%、女子27%、毎日喫煙する男子中高生は13%ということですから(2004年厚生労働省)。無策で放置のそしりは免れなければなりません。
しかし、『親や先輩からタスポを借りてたばこを買った』というケースがすでに出ている…そんなの当たり前だって!喫煙する未成年は、親公認ですから、タスポを渡すなど、痛くも痒くもないのです。笑っちゃいけないが、笑えるのは、タスポに顔写真が付いている!自販機に、カードの顔写真と本人の顔を照合する機能があるのか?あるわけない。タスポ側(日本たばこ協会 、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会)は、「写真は、利用者の明確化と本人への帰属性を高めるのが目的」と、おっしゃる。そ、そ、その本人が帰属性を放棄したらってことは・・・考えろよ!莫大な金をかけてタスポをスタートさせたんだから!そこだけ性善説を説いても何らの意味も持たないことは、分かってるでしょう。さらに笑えるのは、「譲渡・貸与はダメヨ」と、書いてある。責任逃れの早手回し!借りて使って問題になったとき、「貸与はダメと書いてあるでしょう!書いてあるんだから、使った人が悪いのであって、私どもには責任ありません」…日本人って、このレベルだったっけ?40年前なら通用したけど。
自販機から買わなくても、タバコはスーパーではケースで安売りしていますよ。年齢証明なしでOK。大きな抜け穴があるのですから、タスポが普及しなくて当然。…タスポ、少しは、未成年喫煙の抑止にはなるでしょうけど。
1万円論は出ていませんが、「基礎年金の財源確保に、タバコ1箱を1,000円に引き上げよう」という話が出ています。マスコミでもおもしろがって取り上げていました。
…タバコ一箱(20本入り)には、約175円の税金がかかっている。税収総額は年間約2兆2千億円。一箱300円前後のタバコを1,000円にすれば、単純計算で税収は9兆円増える。
これは、アイディアですね。1万円の方がいいのですが、1,000円で結構。税収は4倍になり…何より、未成年者の喫煙に歯止めがかけられる。タスポなんてもんじゃないです。おまけに、それを契機に禁煙する人も増えるでしょうから、
国としても、医療費(40%)を抑えることが出来る。
しかしbut! 売れなくなったら税収は減るだろうって?国民が健康になるんですから、税収なんて言ってられません。政府がどうするかですよね…
政府は、がん対策推進基本計画に、「喫煙率半減目標」を盛り込むのをやめました。どうして?考えられるのは2点です。まず、2兆2千億円のタバコ税への
影響。そして、JTを潰せない。江戸時代にも似たようなことが…1609年に、幕府はタバコ禁止令を出しました。江戸中期になると、「もうかる作物」として栽培が奨励されました。もっとも、当時は健康に悪いという認識はなかったでしょうから、「もうけ」が優先されたのでしょうけど。「国民の健康か、税収か、はたまたJTか」江戸時代並と言われないように!
タバコ関連の農家、JTや関連企業はどうなってもいいのかって?そこで、農水省の出番です。なにしろ、女子大生集団暴行の肩をもつような発言をした大物大臣が就任したのです。補償の方をよろしくお願いしますよ!体はでかい、顔はでかい、目つきは悪い、口から出る言葉は、思慮も品もない無責任という大物なんだから!あなたなら出来ます。成功したら、集団暴行容認発言は、チャラにします!これで、農水省はとりあえず抑えられそうですが、JT全株式のうち半分以上を持つ財務省がどう出るか?伊吹大臣に喫煙の習慣があるかないかが問題。「そういう問題じゃないぞ。真剣に考えろ」って?そんなものですよ、人間がやることは。
外国のたばこの値段は…イギリスでは、1,200円ぐらい。ニュージーランドでは、900円以上各種。ニュージーランドの場合、タバコの自販機は、ありません。この徹底ぶり!スーパーやコンビにでも、「客の手の届かないところ」に置いてあり、年齢を証明した上でなければ買えません。たばこの箱には、日本では、「吸いすぎに注意しましょう」ですが、「Smoking Kill」と書いてありますよ。どう訳しますか?「喫煙を斬る」では、弱いですね(killは日本語じゃないってかぁ)。「喫煙殺し」どーゆー翻訳者じゃ!日本語になっていない。
ともあれ、1,000円タバコは法外な価格ではありません。
海外へ出ると、電車、バス、タクシーはもちろん、レストラン、ホテル、オフイス、一般住宅(借家)、公共施設、病院、学校、保育園…そこかしこ禁煙。罰金が半端じゃない。イギリスの場合、禁煙法に違反した個人は、約1万2千円。施設管理者は、約62万円!市の職員と警察が防犯カメラで撮影して確認をとるという!やるからには徹底しなければね。罰金の収入の方が、タバコ税よりいいんじゃないのかなあ。
「海外へ出ると、日本国内より多くタバコを吸う」という?どうして?「喫煙できる場所が限られているので、その場所を見つける度に吸い溜めします。だから、国内での倍も吸うことになるんですぅ」・・・いくらでも吸ってください!毛穴からヤニが出るほど。一箱1,000円になっても1万円になっても。
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