アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

車掌 VS アンティークマン

2021年07月16日 | Weblog
 通院は、JRです。1年半前までのJRに乗る様子を思い起こしますと・・・
 自由席券を買い、早々とホームへ行きます。列車の到着を待ちます。
 なぬ?「自由席ではなく、指定席を買えば、待たなくてもいいだろう。節約してどーする!」と、突っ込まれそうですが…このあたりが問題なのです。つまり、指定席は、確かに間違いなく席があります。しかし、BUT!指定席が、満席で窮屈。エコノミッククラス症候群(今は名称が「なにやら症候群?」に変わったらしい)、になりそう。ところが自由席がガラガラで楽々。一人で、席を占領し、足を伸ばして寝て行ける…と、いう経験をしております。その日の「読み」が問題になりますね。「自由席はガラガラだろう」と読むと、念のため早々と並ぶわけです。
 そんなある日、首尾良くトップで乗り込み、一番先に目に飛び込んできた「一人がけシート」に着席。今日の選択は正しかったと、鼻の穴を思い切りふくらませて満足しておりましたらぁ…!
 そ、そのシート、「優先席」だった。あたりを見回すと、すでに乗客が乗り込んできており空席なし。移動したくても…できない。
 優先席に私が座っていても咎められない理由を探すべく、窓ガラスに貼ってある注意書きを精読しましたねえ。
○お年寄りの方
○体の不自由な方
○乳幼児をお連れの方
○妊娠されている方
 この中では、「お年寄り」に該当するか…

 車掌さんが検札に来た場合を想定して、「車掌 VS アンティークマン」の問答のシュミュレーションをしま~す。
<その1 一般乗客(私)がほんの少し有利のケース>
車掌:お休みのところ恐れ入ります。キップを拝見。
(私がキップを渡す。ハンコを捺してかえしてくれて…)
車掌:こちらは、優先席ですので必要とされる方が来られたらお譲り下さい。
私 :あ、あのー、JRでは何歳以上が「お年寄り」なのですか?
車掌:あいうー…えお!そ、それは…
私 :ドヒェー!はっきりした決まりがないの?漠然と「お年寄り」と書いてるの?乗客の主観で決めていいんですか?それなら私だって、十分「お年寄り」だ。この席に座る権利がある。

<その2 どっちもどっちのケース>
私 :日本語の注意書きに、「優先席近くで、携帯電話を使用するな」と書いてありますね。英文の注意書きなんですが、携帯電話が、「mobile phone」と、なっていますよ。携帯電話は、「cellular phone」じゃないですか?
車掌:辞書を引いてくださいよ!「mobile phone」でも良いと書かれていますよ!
私 :うっ!(と、詰まる)
 ※私が持っている、英和辞典・和英辞典とも(わずか40数年前に買ったのに)「携帯電話」という単語が載っていない。携帯電話が、いかに最近のものであるかということを如実に表しています。

<その3 JRの勝ちのパターン>
私 :「メタボのオヤジなんだか本物の妊婦なんだか判別不明者」が優先席に座り込み、「妊娠中だ」と、主張したとします。その場合どうやって、妊娠か否かを判定するんですか?車掌さんは、プレグナンスキットを携行しているんですか?(どうだ、参ったか!)
車掌:その場合は、マタニティマークの提示をお願いします。(と、きっぱり)
私 :ドヒェー!なにそれ?(降参。そんな身分証明書のようなマークがあったとは!)
 マタニティーマークは、ピンクのハート形。母親と赤ちゃんの絵が描かれており、「おなかにあかちゃんがいます」という文が書かれている。なぜ、全部平仮名なのかは不明。メタボオヤジ(私のことじゃないですよ)が、マタニティーマークの偽造をしなけりゃいいが。

 さあ、シュミュレーションしたから怖いものなし。そこへ、車掌さんが近づいてきた。いよいよ本番。ドキドキ…。
車掌:キップを拝見。
私 :はいどうぞ。
 車掌さんは、顔色一つ変えずに、次の客へ…何のお咎めもなし…。
 ハラハラしながら優先席に居座っていたのに、「何らの関心も持っていただけなかった」。こんな思いをするぐらいなら、武士としては座らずに立っていても良かったかな…。

 そして、コロナ禍の現在、自由席は、常にガラガラ。楽です。


真夏なのに最高気温は17度でしたぁ

2021年07月15日 | Weblog
 なんでも自慢のタネにする…「離島を含まない日本の本土、すなわち北海道、本州、四国、九州の東西南北端完全制覇」…しています。あまり羨ましがられる自慢ではないですね。

 まず、東西南北端はどこか?ですが…
最東端・・・納沙布岬(北海道根室市)
最西端・・・神崎鼻(長崎県佐世保市)
最南端・・・佐多岬(鹿児島県肝属郡南大隅町)
最北端・・・宗谷岬(北海道稚内市)

 コロナ前なので数年前になりますが、物好きにも3度目の最東端への旅に行ってきました。
 真夏なのに、「寒い!」。最高気温は、17度前後。30度を超えるところで働いておられる方には、ホント申し訳なかったです。
 根室のホテルに泊まったのですが、クーラーもなければ、窓に網戸もない。フロントへ行ってクレームをつけたら、「クーラー?」と不思議がられた。「網戸」も、不思議がられた。根室の人は網戸を知らないのか?
 そこで、「(クーラーがないので)窓を開けたら虫が入ってくるでしょう!」と、言ったら、「虫のことは、虫に聞かなければわがんねー(わからない)」と、言われた。ロビーでこの会話を聞いていた別の客が、思い切り噴き出した。
 フロントの女性(70歳前後)も、つられて笑っていた…。最高気温17度なら、クーラーは不要。窓など開けたら、寒くて寝られないというわけ。

 釧路から根室へ向かう国道44号線は、寂しいです。湿原をひたすら走る。コンビニなど一店もなかったのですが、二店ほど見かけました。しかし、集落から集落までの間は、なーんもない。ひたすら走らなければならない。「最果ての地へ行く」という心構えが出来る道です。

 野生の丹頂鶴が見られるのは、「得をした」という気持ちになります。キタキツネは、道路脇を歩いています。車に驚くなんてことはありません。真っ昼間にも係わらず、エゾシカが出てきました。見事な角でした。一瞬、道路中央で私と目が合い、「なんなんだ!」という表情で林へ入っていきました。もちろん私は最徐行しました。鹿を見物したいからの最徐行のではありません。鹿は群れで行動しますから、一頭出てくるということは、つづけて数十頭出てくるということ。突っ走って、300~400kgもあるエゾシカにぶつかっては、こちらがタダでは済まないからです。
 自転車旅行の人を追い越し…自転車旅行者は、若い人の専売特許だったのですが、高齢化の波はこのようなことにまで押し寄せております。…結構な年齢の方々が多です。若い人は自転車で最東端などめざしませんね。疲れるし、尻が割れるし…(生まれつきか?)。徒歩で、最東端を目指している人も抜き去りました。どう見ても還暦を過ぎている。徒歩ですよ!歩調から判断するに、「来なきゃ良かった」と後悔しながら歩いていると見ましたが。釧路空港から歩き出したとしても、根室までの徒歩往復は2週間はかかりますから。

 根室に入ると、「呼び戻そう北方領土」「取り返せ北方領土」などなど、北方領土関係の看板がやたら目につ来ました。以前より増えました。
 北方四島の元住民の皆様には申し訳ないが、相手は、「ロシア、殺し屋。恐ロシア」ですから。看板を根室に増やしたところで、還って来ない…。

 日本がポツダム宣言を受諾し、降伏の意図を明確に表明したあとに(旧)ソ連軍が北方四島に侵攻した。この段階でもう・・・言ってもしょうがないですがね。そして、日本人島民を強制的に追い出した。その後、不法占拠を続けている。日本の領土返還交渉?「やっているうちに入らないだろう」とは言いません。あ!もう言ってしまいました。

 「改正北方領土問題解決促進特別措置法」が可決されまして、(「わが国固有の領土である北方領土の早期返還を実現するため最大限の努力をする」と明記)。ロシア側は当然態度を硬化させています。墓参団等の受け入れは継続して行われているので、返還への遠い道が切れてしまっているわけではありませんがね。

 そんなことを考えながら、ノサップ岬に佇んだ私でありました。北方領土は見えたかって?天候によっては、ロシア人が住む家の窓ガラスの反射まで見えますよ。
 風が吹いていました・・・。


ガンバレ、うらなりトマト…

2021年07月14日 | Weblog
    今年の農民稼業は、散々です。歩行が大変、腰の曲げ伸ばしなどできるはずもない・・・(自慢じゃありませんよ)。農作業計画の1割もできません、トホホです。
 野菜たちは健気で、ご主人様(私なんですがね)の「思い」をかなえようと、頑張ってくれるんですよ。
 キュウリ、ズッキーニなどは、一株から20本ほど収穫できます。お世話してあげられないのに…そのお心遣い、泣けますよホント。
 で、トマトなんですがぁ、去年のトマトのこぼれ種が畑を席巻、大トマト畑の様相に。プロの農家の方は、「全部、引っこ抜く」のでしょうが、似非農民にそんなことができるわけがありません。よって、50本ほどのトマトが…!しょせん「ウラナリ」ですから、実がつくかどうかも不明。

 トマトは、素晴らしい野菜です。痩せた土地にも育つ。寒冷にも強い。虫も付かない。病気も付かない。美味、かつビタミン、ポリフェノールの宝庫。とりわけリコピンが多い。
 原産地はどこか?アンデス山地。インカ帝国では盛んにトマトを栽培し食していたらしい。アンデス山地には、今でも野生のトマトがたくさん生えているという。3,000mクラスの山が産地ですから、寒冷に強いのもうなづけます。

 インゲンも簡単に栽培できる野菜です。インゲンは、隠元禅師(いんげんぜんじ)が日本へ伝えたから「インゲン」と名づけられた。そのため、中国が原産地かと思っていました。しかし、インゲンの原産地は、中南米だそう。野菜の原産地は中南米が多いなあ!グレートジャーニーの逆を行っている…興味深いです。
 ジャガイモの原産地は、アンデス山地であることは有名な話。やはり南米!

 スイカの原産地が、アフリカの砂漠地帯であることは私が得意としている分野。今でも、野生種が砂漠地帯に分布しています。エジプトではスイカを描いた4千年前の壁画も見つかっています。スイカは、アフリカ→シルクロード→インド→中国と転がってきた。中国語の「西瓜(シイグワ→シイカ→スイカ)」が日本に渡ってきた…ほぼ正解でしょう。

 似非農民にとっての難敵は、「ナス」です。今年もダメそう…。本を読んで、工夫したのですがね。ナスの原産地は、インドだそうで…。ナス入りのカレー、いいですよ。そんな話じゃないですね。私は、中南米原産の野菜とは相性が良いのですが、インド原産は…。
 ナスの原産地は、ペルーだとばかり思っていました。なぬ?「オチをつける気だな」って?ど、どうして解ってしまうのでしょうかねえ?
 ではオチ…どうしてペルー原産かと思ったか?ナスカ高原(ナス科高原)・・・なんちゃんて…。


泳ぎは魚に任せておけばいい

2021年07月13日 | Weblog
 志賀直哉の「小僧の神様」、いつも心にある小説です。志賀直哉の代表作だと思うのですが、若年層には読んでいる人が少ないようなぁ…。短編ですから、簡単に読めてしまうのですがね。神様体験をしたい人必読ですよ。
 秤屋で奉公をしている小僧は、番頭達の話で聞いた鮨屋に行ってみたいと思っていた。ある時、使いの帰りに、思いきって鮨屋の暖簾をくぐったものの…お金が足りずに鮨を食べることができなかった。その様子を見ていた貴族院の男(A)は、後に秤屋で小僧を見つけ、鮨をおごる。しかし、Aに見られていたことを知らない小僧は「どうして鮨を食いたいことをAが知っているのか」という疑問から、「Aは神様ではないか」と、思い始める・・・。

 と、まあこんな小説。私は、小僧が、「鮨をおごってもらってどれだけ嬉しかっただろうか!」このことが印象的で、自分もいつかAのようなことをしてみたいと思っていました。これまでの人生で、何度か実践できました。「神様体験」をしたことがあるわけで…なかなかいいもんですよ。神様は、「心を読み、親切を実行する」・・・。

 夏目漱石の「三四郎」にも、「人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ」という文がある。Aと同じだな。
 「親切とは、人類愛に基づいた神がかりとも思える行為」…誰の言葉かって?わ、私の言葉何ですがね。ホント、いいこと言いますよね。最近、神がかってきていますから…。ただですねえ…裏を返せば、「極めて通俗的な好奇心のなせる行為」…こうなると、神は遁走ですね。

 プールでよく会う40歳過ぎぐらいの男が、ひたすらアクアウオーキングをしている私に話しかけてきました。
男:泳がないんですか?
私:エラがないから、あまり泳げないので…
男:私もそうでした。水泳教室に入るといいですよ
私:人に教わることが嫌いなんです(自閉症かっ!)
男:(いきなり私に教えはじめた!)体は、少しへの字になるようにして…
私:き、今日はもう帰る時間なので
男:では、次回にしましょう

 男が、悪人ではないことは分かる。しかし、私は、教えていただきたくない。それからというもの私は、プールへ行く時間をずらし、男と「かち合わないように努力」した。それなのに、数日後…かち合ってしまった。「努力は裏切らない」という言葉は、表面はきれいですが、中味は無責任で心がないです。

男:手はですねえ…足はぁ…はい、ここまで呼吸せずに…
 私は、逃げ出したかったです。「ワタシにかまうな!」と、怒鳴りたかったですが、相手は一生懸命なのです…。
 男としては、ひたすら、プールの中を歩いている可哀想なオヤジを何とか泳げるようにしてやろう。…これって、「小僧とA」の関係ですよ。私が小僧です…。実は私は、エラがないとはいいながら密かに練習し、ムサンバニ状態ではありますが泳げるのです。
 別のコースでは、4人のおばちゃん達が、カミサンを囲んで、「私に水泳指導をしている男」の悪口三昧だったという…
 「あの人、最近やっと泳げるようになったくせに、御主人(私のこと)に教えるなんて!」
 「あんな下手な人に教えられたら、悪いクセがついてしまう、奥さん(カミサン)!止めさせなさい」
 「御主人のほうが手が上がっているし、ずっと上手いっ」
 いやはや、親切男、隣のコースでブーイングの嵐だったわけで…

 佐藤愛子の「澤村校長の晩年」に、「世の中で最も疎ましいものは、善意である」とありまして…その通りだなと。また、「悪意には立ち向かいようがあるが、善意には立ち向かいようがない」と。全くその通り。ですから私は、勝手に水泳のコーチをはじめた男を、「三角締め」で仕留めることが出来なかったのです(仕留めておけばよかったのかなぁ…)。



シミュレーションは何度も行うこと

2021年07月12日 | Weblog
 アンティークな男として、「段取り八分」「備えあれば憂いなし」「用意周到」「思いつくだけのアゲインスト場面を想定したシミュレーション」これらを座右の銘にしています。
 何をするにも、「段取りしてシュミュレーションを繰り返す」異常なまでに行います。 なぬ?「段取りは、わずか八分(480秒)しかしないのか」って?そんなことを言う人は…おられませんね。はい、いいです。
 自慢にもなりませんが、私は出番が5分であっても、その5分の準備のために費やす時間は、最低数時間。「無駄だろう」って?結果的に30分も準備すれば良かったということであっても、「その何倍もの時間を費やして損をした」という気持ちにはなりません。本番の5分を、自分が納得出来ることが出来て良かったなあと思うだけです(いいぞ!アンティークマン!臆面もなくこのような気障な文句を書くあたりがアンティークマンの真骨頂)。

 誰が言ったか不明ですが、次のような話があります。
 話その1:避難命令が出た。「大丈夫だあ!」と、避難しなかった。次も、その次も、そのまたまた次も、「どうせ大丈夫だあ!」・・・そして、ある日訪れる結末は、「避難しておけばよかった」
 話その2:避難命令が出た。避難した。結果として、避難するまでもなかった。また避難命令が出た。避難した。これも避難しなくても良い程度の災害であった。またまた避難命令が出た。避難した・・・そして、ある日訪れる結末は、「避難してよかったね」
 素晴らし話です。これほど説得力のある「話」は、なかなかお目にかかることは出来ません。実に素晴らしい。なぬ?「そうでもない。何が言いたいのか分からない」って?
 避難命令が出たら、避難した方がいいってことなんですがね・・・。

 つかみがよく分からない話になってしまって…急に、肩すかしですが(急でなければ肩すかしは決まらない)、シュミュレーションをきちんとしていなかったために、1,300万円を棒に振った話があります。
 パチンコ景品交換所前で、現金輸送車の係員が襲われ4万円を奪われ他事件何ですがね。
 現金輸送の係員は、両手に現金の入った茶色の麻袋を持っていた。奪われたのは左手に持っていた麻袋で、50円硬貨と10円硬貨ばかりで4万円分が入っていた。右手に持っていた現金1,300万円入りの麻袋は無事だった…。

 犯人は、バカな奴だなあというということで済ませてもいいのですが、私としましては、もう少し掘り下げたいです。
 4万円分の硬貨→およそ18kg。1,300万円の札束→1.3kg(1万円札の新券として計算)。バカな犯人でも、係員が両手に麻袋を持っていたことは見えていた。そのため、「重そうなほうに多額のお金が入っているだろう」と考えた。18kgと1.3kgでは、重さの差は外から見ても歴然。そんなわけで重い思いをして、硬貨4万円分を盗んだ・・・。よく、お金の重さを計算したなあって?マルマンの電卓「でか(商品名)」で、計算しました。マルマンが電卓を作っているというのが凄いでしょう。それを持っている私も凄い。(自慢か!)

 強盗の場合、少なくても5~6回は下見して、シュミュレーションを繰り返しておかなければなりません。この犯人は、それを怠った。下見さえしておけば…
1 係員は、両手に現金入りの麻袋を持ってくる
2 一つは、硬貨入りで、もう一つは札束入り
3 軽そうな袋が、札束入り
 以上のようなことが分かるわけです。目の前の1,300万円を逃さずに済んだのです。段取りがいかに大切か!
 なぬ?「強盗にアドヴァイスしてどーすんの!」ってか?けが人が出ていたらアドヴァイスなどしませんけどね。



背筋痛のためガッツポーズなし

2021年07月11日 | Weblog
 米大リーグ・マリナーズの菊池雄星投手が、MLBオールスターゲームに出場することが決まりましたねえ。
 なぬ?「それが嬉しいのか」って?そりゃあ、嬉しいですよ。菊池雄星は、高校時代からワッチしてきております。で、プロ野球の西武に入団…そこで巡り会ってしまったのが、デブ新大久保(仮名)。デブ新大久保を知らない?信楽焼きの「狸」のような風貌。巨人の捕手で四番を打ったことも。風貌から、「いい人っぽい」こともあり、人気がありました。

 2010年、このデブ新大久保が、「菊池雄星」へ暴行したのです。当時は、プロ野球ファンに大きな衝撃を与えました。問題になった暴行場面は、観ておりませんが、テレビで映し出された酷いいじめのシーンを観ました。
 「デブは、許されないっ!」と、思いましたね。どんな状況だったか・・・。試合中、雄星とデブ新大久保が隣り合わせでベンチから身を乗り出していたのですが、「デブの右手親指が、雄星の口の中に入っていて、ほかの4本の指で雄星の頬肉を引きちぎろうとしていたのです。雄星は勿論苦痛の表情。デブは、「虫けらをいじめて何が悪い!」といった表情。腹が立ちましたよ。それからというもの、雄星を応援するようになりました。メディアに気づかれないところで、どれだけデブは、雄星をいじめたことでしょうか!雄星は、耐え抜いた…。「デブに逆らう=プロ野球をやめる」耐えるしかなかった・・・。

 なぬ?「高校時代から雄星をワッチしていたというがぁ…何か、エピソードがあったのか」って?ハイハイ、以下に…。
 2009年、この夏の甲子園は、花巻東の菊池雄星投手の「劇場」でした。ドラフトでは、11球団が菊池雄星獲りに名乗りを上げましたねえ。当然でしょう。なにしろ155kmですから(当時の甲子園では154kmが最速)。
 それで…私が、菊池雄星の何に注目していたか?球速でも、コントロールでもありません。「頭より上に拳を突き上げる、ガッツポーズ」です。

 私は、「ガッツポーズ嫌い」です。但し、「人と接触しない種目」でのガッツボーズは良いと思っています。例えば、重量挙げで成功した時など。自分の努力、自分との戦い…そして、自分へのガッツポーズ。いいと思います。悪いのは…特に横綱が土俵上でガッツポーズするのは「恥」ですよ。

 菊池雄星、センバツの時は三振を取る度に、高々と拳を突き上げていました。指導者は、この様子をどう見ていたんでしょうか?「良いことだ、ファイトが前面に出ている」等と考えていたとしたら、愚かな指導者です。「敗者の心情を慮りみる」のが、スポーツマンシップであり、武士道です。派手なガッツポーズをやられたら、対戦した相手は泣きながら全力疾走で家に帰りたくなり、再起不能ですよ。

 そして、2009年夏の甲子園。
 ありゃ?・・・?雄星のガッツポーズが控えめになっている。私の思いが通じたのか?それとも、調子が悪く三振があまりとれないので(それでも27個とっているが)ガッツポーズの余裕がないのか?
 こうなると、判官贔屓の私としては、花巻東を密かに応援…。結局、背筋痛ということで準決勝で敗退でした。背筋痛であっても、ガッツポーズをしなくなった雄星は立派!それで、応援するようになったんですがね。
 スポーツ新聞によると、痛み止めの注射について、医師からは「後遺症が残るかもしれないよ」と“通告”を受けたが、雄星は「一生野球ができなくなってもいい」…そして毎日書き続けている日誌には「神様、明日は投げさせてください」とつづり…寝る際にはボールを握りしめながら布団に入り、同じ言葉をつぶやいた。…大ファンになりましたねえ!
 しかし、スポーツ新聞の記者ともなると、雄星の布団にまで行って取材するんですねえ。感心しました。感心している場合じゃないですね、この明らかに誇張された記事が本当だとすると、雄星は、「一生野球が出来なくてもいい」とまで思い詰めた。これ、分かるなあ!若者は、こうありたいモノです。
 花巻東は、「ピンチで笑う」という姿勢が徹底されていました。これは、賛否あると思いますが、私は支持します。ピンチで情けない顔をするのは、誰でも出来る。笑うのには、努力が必要ですから。

 雄星は、ホントいい奴。背筋痛担ったしぃ。ですから、デブに暴行されたとき腹が立ったわけです。米大リーグ・マリナーズへ行ったときには、「何とか活躍してくれ」と、祈ったものでした。

 で、このたびの「MLBオールスターゲーム出場決定!」。私としましては、喜んだわけです。活躍してほしいなあ・・・!


デザートのあとに「ドン」を食べる女!

2021年07月10日 | Weblog
 決して悪口ではありません。カミサンなのですが、体重は38kg。「やせすぎ」です。しかし、BUT!「よく食べます」。私は、体重48kgなのですが、カミサンは、私の倍近く食べます。そのくせ、食後には、「キャベジン(胃腸薬)」を飲む!おかしいでしょ?でも、「胃腸薬を飲まなきゃならないほど食べるなよ!」などとは、決して言えません。介護されている身ですから、ひたすら、「低い姿勢」を保っております。
 で、カミサン、デザートは欠かしません。その後、「〆っ」と、言って「ドンの袋をかかえて食べます。キャベジンが必要なはずです。
 「ドン」は、トウモロコシの膨化食品。膨化食品というのは、「トウモロコシ、米などの穀物に圧力をかけた後、一気に開放することによって膨らませた食べ物」です。ふくらませるので、「膨化食品」。そのまんま。
 その名称がいろいろでして…
 どん菓子、ポン菓子、ポンポン菓子、パンパン菓子、ばくだん、ばくだんあられ、こめはぜ、ポンはぜ、ぱっかん、パン豆、たん豆、パフ、パットライス、ポップライス、ポン、ドン…。
 私は、「ドン」が正式名称だと思い込んでおりましたが、日本各地で様々な名で呼ばれている。(以下、子どもの頃から慣れ親しんでいる呼称「ドン」としま~す)

 幼少時(昭和30年代)、行商の膨化食品業者(通称「ドン屋さん」)が地域を巡回して来たものでした。トウモロコシを持っていって、「ドン」にしてもらう。1升マス一杯のトウモロコシが、10倍の10升分の「ドン」となる。これが、おやつでした。ドン屋さんが巡回してくるのが、楽しみでした。

 ドン屋さんは、鉄製の「穀類膨張機」を持っている。その回転式筒状の圧力釜に乾燥させたトウモロコシ(大豆、麦、米…。福島県の「塔のへつり」では、栗を入れていました)などを入れ密閉する。圧力釜を回転させながら加熱する。十分加圧されたら、圧力釜のバルブをハンマーで叩いてフタを開ける。釜の中は一気に減圧される。この時、中に入れたもの(トウモロコシ等)は、急激に膨張し、激しい爆裂音を伴いながら釜から勢い良くはじけ出る。はじけ出たモノが散乱しては食品にならないので、釜のフタに大きな袋状の金網の籠を取り付けてからハンマーで叩いてフタを開ける。このときの音が、「ド~ン!」それはそれはすさまじい音がする。

 この「ドン」は、中国から日本へ渡ってきた食べ物だと思っていたのですが…、「アメリカ発の食べ物だ」という人が現れまして…。
 セントルイス万国博覧会(1904年)で発表されたのだと…明治34年ですから…その頃日本に、鉄製の「穀類膨張機」があったか?「ドン」は、アメリカの「パフライス(米のドン)」の末裔だったのか…。

 しかしBUT!中国の田舎では、今も「穀類膨張機」で、「ドン」を作っているんです…(日本でも同様)。機械は黒光り!いい色をしていますよ。100年は使っているんじゃないかと。そういうのを見ると、やはり、「ドン」は、中国発…?
 アメリカと中国で同時に発生したものとするのが、いい線なのか?どっちでもいいかぁ?

 そして、ペルーを旅行して…な、な、なんと、スーパーにも、みやげもの屋にも、「ドンが山積み」。種類も、トウモロコシ、麦、米…多彩。これはどういうことか?考えられることは…
 1 インカの時代にすでに、「穀類膨張機」があった。脳外科手術をしていたぐらいだから、ドンの機械ぐらい作ることができたでしょう。
 2 1904年以降にアメリカからペルーへもたらされた。
 3 グレートジャーニーのとき、中国から「穀類膨張機」をアンデスまで持ち込んだ。

 「ドン」は、「日本→中国→アメリカ→ペルー」をつなぐ、環太平洋の食べ物ということだけは確かです。「たかがドン」などと侮れません。
 他の国にも、「ドン」があるのかなあ?今後調査をしなければならない課題です。
 なお、「日本国ほぼ一周ドン行脚」をしたカミサンには、当然ドンへのこだわりがあり、「北海道の厚沢部町館町」というところにある「北海どん」が「日本一美味しい」のだそう。遺伝子組み換えではないトウモロコシを使い、甘味料は「サッカリンNa」。サッカリンがまだこの世にあったというところも凄い! で、カミサン、「北海どん」を、お取り寄せしております・・・!数日で、一袋を食べちゃいます。キャベジンが欠かせないはずです。キャベジンは、お取り寄せせず、近くにある「青果まで売っているファーマシー」で、「5%OFFの日」に買っています。


科学が進化していた星から人が来ていたとしか…

2021年07月09日 | Weblog
 チャンカイ文明の遺品を中心にした粒よりの名品を集めた、天野博物館。「サルカニ合戦」の絵がついた器が陳列されていることは書きました。
 この天野博物館は、1964年に天野芳太郎氏により建造されました。チャンカイ文明は、「古代インカ、プレインカ」といった方が通りがいい。この、リマの高級住宅地にある天野博物館は、入場料無料。しかし、行けば入れてくれるわけではない。「完全予約制」。予約した時間に行くと、天野芳太郎さんの親族(多分、曾孫?)と思われる長身の女性が、アンデス古代文明の歴史や展示物について、懇切丁寧な説明をして下さる。

 なぬ?「どうして今頃2日つづけてペルーの思い出話なのか」って?実は、3~4日前、旧知の方からお電話をいただきまして…
 「今、BSでマチュピチュやってるよ」 親切にも、私が懐かしいだろうと、教えてくださったというわけ。残念ながら、我が家にはBSは、ありませんでね。「SBの胡椒」ならありますが、胡椒では、マチュピチュは観られない。そんなわけで、ペルーを思い出したというわけです。
 
 天野博物館での思い出に話を戻します。予約の時間に行ったら、日本から来た先客の若者が3人。「3人組み」かと思ったら、天野博物館で初めて会ったという。このあとどうするのかと問うと…
 「私はエクアドルへ行ってから(日本へ)帰ります」(女性の一人旅)
 「僕は、あと1週間ペルーを歩いてから帰ります」
 「僕は、何も決めていません」
 日本の若者に、こうして外国を自分の足で歩いている人がいることが嬉しかったです。

 天野博物館の品は、驚かせられるモノばかりでした…
 脳の手術をするときに、頭蓋骨に穴を開けた器具も展示されていました。非常に不思議なのは、脳の手術をするということは、脳のどこに血腫なりガンなりがあるのかが分からなければならない。…それが分からずに、闇雲に頭蓋骨に穴を開けるはずがない。摘出すべき患部をどうやって知ったのか?科学が進んだ他の星から来た人にX線と造影剤の使い方を習っていた…そう考えなければ…。「これが、頭蓋骨に穴を開けた道具です」とあっさり説明されても、X線はどうしたの?と、困惑してしまいます。

 スポンディルスという直径1mmの青い貝のビーズがありました。そのビーズには、わずか0.3mmの穴が開いていました。このことだけでもびっくりです。現代の技術をもってしても難しい。
 さらに驚かされたのは、この0.3mmの穴に6本の極細糸が通っているということ。拡大鏡で見せてくれました。そんな細い糸をどうやって紡いだのでしょうか?現代の技術でも紡げないという。やっぱり、宇宙から来ておられた科学が進んだ星の人たちに習った…?
 同じリマ市内にある「黄金博物館」には、直径が3ミリほどのトルコ石に、0.19ミリの穴を開けて作ったネックレスが展示されている。どうやって開けたの?その穴…!

 サルカニ合戦の器の近くに、「鵜飼い」の様子を描いた器がありました。(天野博物館館内では、一切の写真撮影が禁止されているので、写真を見ていただけないのが残念です。と、一応書きましたが、そもそも私にはブログに写真を貼る技術がない)日本の鵜飼いの様子と、全く違わない絵でした。
 だけどさあ、「鵜飼い」って、日本のものでしょう!?それが、インカにあった!こんな不思議なことが実際にあるのです。日本との違いとしては、「川の鵜飼い」では、なく「海の鵜飼い」。宇宙人の皆さんは、鵜飼いの指導はしなかったでしょうから、「サルカニ合戦」と同様にグレートジャーニーがもたらした文化…。
 鵜飼いは…鵜に魚を獲らせておいて、それを人間様が横取りする漁法…。インカの人たちがそのような搾取まがいのことを…。悪口ではありません。人間臭いところが、なぜか安心ということです。ここで、ダジャレを一つ。「コラァ!インカの人!鵜から魚を横取りしてインカ!」。えっ?分かりにくい?「横取りしていいのか?」ってことなんですけど…。


日本人だから蒙古斑があったとは限らない…  

2021年07月08日 | Weblog
   照ノ富士、今日も勝ちましたね。横綱になりそうです。
 「隻腕の高校生力士のドキュメンタリーを何度も観て、序二段からはいあがってこられました」というコメント以来、密かに応援していまぁ~した。だけど、昨日の大栄翔戦で、照ノ富士の応援はやめました。なぜかといいますと、大栄翔を寄り切って、勝負がついているのに、いきなり両手突きをして土俵下へ落としたのです。相撲は神事。神様は、「負けた人を突き飛ばしません」。やはり、「照ノ富士も、朝青龍、白鵬と同じ穴の狢(むじな)」でした…。がっかり。

 くだんの隻腕の高校生力士は、現在47歳になり、高校教師をしています。その彼は、中学生時代は「柔道」をしておりまして、指導したのがだれあろう「アンティークマン」だったのです。ホント、ホント。知っている人以外は、誰も知らない。
 だけどさあ、照ノ富士は、モンゴルの人だから、「蒙古斑」があったよね、きっと。世界一蒙古斑が似合わないモンゴロイドだね。

 日本人のおそらく半数は、生まれたとき「蒙古斑」があった。半数なんてもんじゃなく、日本人の赤ちゃんの100%にあるとか、90%にあるというのが通説かな…。しかし、私はこの通説、「ちょっと違うんじゃないか」と思っています。どうだっていいことかも知れませんがね。なぜ、「100%とか90%ではないだろう」かと考えるのか?
 「蒙古斑は、母体にいるときに色素細胞が表皮に向かって出ていく途中に真皮の中に残った青いあざ」ということですよね。となると…白人の場合は、色素細胞が表皮へ出てしまってから生まれてくるの?つまり、人種の問題ではなく、時間の問題・・・?
 ちなみに、私は蒙古斑がなかったそうなので、色素細胞の様子を見ながら、ゆっくり生まれてきたのか?いくら私でも、そんなことは考えずに生まれてきましたよ。我が家の子どもたちは、蒙古斑があった子と、なかった子が半々です。そんなわけで、冒頭に「おそらく半数は」と、書いたわけです。

 ペルーの先住民の人たちには、蒙古斑がある。これが嬉しい。「グレートジャーニー(アンティークマンが掲げる諸説のうちの一つ)」の動かぬ証拠。
 中国を出発した蒙古斑を持つ民族が、ベーリング海峡を渡った。ある人はエスキモーとなった。だからエスキモーに蒙古斑がある。北アメリカ大陸を南下する途中、ロッキー山脈に住み着いた人が北アメリカの先住民となった。早い話がインディアン。だからアメリカインディアンにも蒙古斑がある。さらに南下し、アンデスに住み着いた人たちがペルーの先住民族となった。早い話が、インカの人々。我々日本人とインカの人々は、「同胞」です。

 蒙古斑でここまで長々と引っ張ってきたのは…日本人とインカ人は、蒙古斑でつながった人種ということを、強く表現したかったから。なぜ、強く表現したかったか?人種が同じだと、作り出す文化まで同じものがあるということを書きたかった。
 どんな文化がインカ人と日本人とで同じなのか?それは、リマの高級住宅地(ミラフローレンス)にある「天野博物館」で、とんでもないものを発見したからです。天野博物館には、チャンカイ文明と呼ばれる、ペルー中部で紀元後1000~1400年頃栄えた文明の遺品を中心に展示されている。
 その中に、「サルカニ合戦」の絵が付いた器があったのです。驚いたなんてもんじゃない。サルがカニからおにぎりを取り上げているところが描かれておりました。
 この事実をどう見るか?「因果応報の話だから似ても不思議はない」だって?サルとカニですよ!因果応報で登場させるにしては、あり得ない出演者でしょう。何かがある。江戸時代に、「猿蟹合戦絵巻」が描かれたところから考えると、インカから日本へ渡った話かも…まあ、それはないだろうが…。グレートジャーニーは、「サルカニ合戦」も一緒に連れて行った…?エスキモーにも、アメリカインディアンにも、「サルカニ合戦」がある可能性が!いやーっ!おもしろい!
 なぬ?「それと、照ノ富士と、なんか関係あるの」って?照ノ富士って、カ、カニを連想するお顔なもので…大変失礼いたしましたぁ。
 なぬ?「先ほどは『狢(むじな)』って、書いてたぞっ!カニなのか、狢なのか、どっちかにしろ」って?へ、ヘイケガニでお願いします。


金持ちの22歳が金メダルに自信っ!

2021年07月07日 | Weblog
 七夕のTV番組、決まってMCから、「子どもの頃の願いって、叶いましたか?」という質問が出て、ゲストが答える…。今日も、朝っぱらから、やってました。歌手だかタレントだか分からない十代と思われる若者がゲストで、「僕さあ、子どもの頃、お金持ちになりたいって短冊に書きました」と。MCたちは、「もうすでに、お金持ちでしょ」と、持ち上げる…実にくだらない。公共の電波を使って、まだ蒙古斑が消えていないような子をおだてる。すぐに、チャンネルを変えましたよ。
 なぬ?「アンティークマン宅では、まだチャンネルがついているテレビを観ているのか」って?えっ?ええっ?世間のテレビにはチャンネルがないの?我が家のテレビには、「12」までチャンネルがあります。自慢していいのかなあ?
 導入からお金の話で申し訳ありませんが、今日は、展開も、終末もお金の話です。
 取材した日本テレビ(Going! Sports&News)によりますと、スケボーの五輪代表に決まった22歳の若者なんですがね…高卒で渡米してプロのスケボー選手になり、米国に、「6LDKの一軒家」を、購入して暮らしているんだとぉ!堀米雄斗さんなのですがね。
 なぬ?「米国は、日本より家が安いだろうから、簡単に買えるんじゃないか」って?そっ、それは、場所とか土地面積によってはそうも言えるかも知れませんが、堀米邸は、ロスアンジェルスですよ!広大な自宅の庭には、スケートボードの練習場がっ!勿論、正規の大会ができる大きさなのでしょう。
 昨年購入したといいますから、21歳で豪邸の持ち主に…!
 何に驚いているかと言いますと、「スケボーが、そんなに収入があるものだったのかぁ!」と、驚いているのです。
 田舎のオヤジの常識では、「スケボーは、子供らの遊び」でした。ロスに豪邸を買うスポーツだったんですねえ~っ!こんなに驚いたのは、日本ハムがサヨナラ勝ちした日以来です。(昨夜でしたね。つまり、毎日驚いている…)
 現在、スケートボード五輪ランキングで、1位は、ナイジャ・ヒューストンという選手。2位が、堀米雄斗選手なのだそう。ナイジャ・ヒューストン選手の年収は30億円。
 堀米雄斗選手の収入は公表されていませんが、主な収入源をまとめますと…
「大会賞金」「スポンサー契約料」「メディア取材料」「SNS収入」・・・ナイジャの30億円には届かなくても、10億円は、ありそうです。
 なぬ?「スポンサーだけみても、XFLAG、APRIL、VENTURE、SPITFIRE、
ANDALE、NIKE SB、G-SHOCK 、RAIZIN、SEIKO、ムラサキスポーツですから相当高額ですよ。10億円ってことはなでしょう」って?では、10億円とぉ350円ぐらいにしておきます。

 米国に来た当初・・・「いつか家を建てて、スケートボードパークを作って、世界の友達を呼び、そこで一緒にスケートボードをして、ご飯を食べるのが夢」
 渡米わずか2年、21歳にして、堀米雄斗選手、夢を叶えたのですね。

 堀米雄斗選手、「金メダル狙っています」と。驚いちゃったなあ。スケボーにも驚いちゃったなあ・・・。お、驚きを与えてくれて、ありがとう。