チャンカイ文明の遺品を中心にした粒よりの名品を集めた、天野博物館。「サルカニ合戦」の絵がついた器が陳列されていることは書きました。
この天野博物館は、1964年に天野芳太郎氏により建造されました。チャンカイ文明は、「古代インカ、プレインカ」といった方が通りがいい。この、リマの高級住宅地にある天野博物館は、入場料無料。しかし、行けば入れてくれるわけではない。「完全予約制」。予約した時間に行くと、天野芳太郎さんの親族(多分、曾孫?)と思われる長身の女性が、アンデス古代文明の歴史や展示物について、懇切丁寧な説明をして下さる。
なぬ?「どうして今頃2日つづけてペルーの思い出話なのか」って?実は、3~4日前、旧知の方からお電話をいただきまして…
「今、BSでマチュピチュやってるよ」 親切にも、私が懐かしいだろうと、教えてくださったというわけ。残念ながら、我が家にはBSは、ありませんでね。「SBの胡椒」ならありますが、胡椒では、マチュピチュは観られない。そんなわけで、ペルーを思い出したというわけです。
天野博物館での思い出に話を戻します。予約の時間に行ったら、日本から来た先客の若者が3人。「3人組み」かと思ったら、天野博物館で初めて会ったという。このあとどうするのかと問うと…
「私はエクアドルへ行ってから(日本へ)帰ります」(女性の一人旅)
「僕は、あと1週間ペルーを歩いてから帰ります」
「僕は、何も決めていません」
日本の若者に、こうして外国を自分の足で歩いている人がいることが嬉しかったです。
天野博物館の品は、驚かせられるモノばかりでした…
脳の手術をするときに、頭蓋骨に穴を開けた器具も展示されていました。非常に不思議なのは、脳の手術をするということは、脳のどこに血腫なりガンなりがあるのかが分からなければならない。…それが分からずに、闇雲に頭蓋骨に穴を開けるはずがない。摘出すべき患部をどうやって知ったのか?科学が進んだ他の星から来た人にX線と造影剤の使い方を習っていた…そう考えなければ…。「これが、頭蓋骨に穴を開けた道具です」とあっさり説明されても、X線はどうしたの?と、困惑してしまいます。
スポンディルスという直径1mmの青い貝のビーズがありました。そのビーズには、わずか0.3mmの穴が開いていました。このことだけでもびっくりです。現代の技術をもってしても難しい。
さらに驚かされたのは、この0.3mmの穴に6本の極細糸が通っているということ。拡大鏡で見せてくれました。そんな細い糸をどうやって紡いだのでしょうか?現代の技術でも紡げないという。やっぱり、宇宙から来ておられた科学が進んだ星の人たちに習った…?
同じリマ市内にある「黄金博物館」には、直径が3ミリほどのトルコ石に、0.19ミリの穴を開けて作ったネックレスが展示されている。どうやって開けたの?その穴…!
サルカニ合戦の器の近くに、「鵜飼い」の様子を描いた器がありました。(天野博物館館内では、一切の写真撮影が禁止されているので、写真を見ていただけないのが残念です。と、一応書きましたが、そもそも私にはブログに写真を貼る技術がない)日本の鵜飼いの様子と、全く違わない絵でした。
だけどさあ、「鵜飼い」って、日本のものでしょう!?それが、インカにあった!こんな不思議なことが実際にあるのです。日本との違いとしては、「川の鵜飼い」では、なく「海の鵜飼い」。宇宙人の皆さんは、鵜飼いの指導はしなかったでしょうから、「サルカニ合戦」と同様にグレートジャーニーがもたらした文化…。
鵜飼いは…鵜に魚を獲らせておいて、それを人間様が横取りする漁法…。インカの人たちがそのような搾取まがいのことを…。悪口ではありません。人間臭いところが、なぜか安心ということです。ここで、ダジャレを一つ。「コラァ!インカの人!鵜から魚を横取りしてインカ!」。えっ?分かりにくい?「横取りしていいのか?」ってことなんですけど…。
この天野博物館は、1964年に天野芳太郎氏により建造されました。チャンカイ文明は、「古代インカ、プレインカ」といった方が通りがいい。この、リマの高級住宅地にある天野博物館は、入場料無料。しかし、行けば入れてくれるわけではない。「完全予約制」。予約した時間に行くと、天野芳太郎さんの親族(多分、曾孫?)と思われる長身の女性が、アンデス古代文明の歴史や展示物について、懇切丁寧な説明をして下さる。
なぬ?「どうして今頃2日つづけてペルーの思い出話なのか」って?実は、3~4日前、旧知の方からお電話をいただきまして…
「今、BSでマチュピチュやってるよ」 親切にも、私が懐かしいだろうと、教えてくださったというわけ。残念ながら、我が家にはBSは、ありませんでね。「SBの胡椒」ならありますが、胡椒では、マチュピチュは観られない。そんなわけで、ペルーを思い出したというわけです。
天野博物館での思い出に話を戻します。予約の時間に行ったら、日本から来た先客の若者が3人。「3人組み」かと思ったら、天野博物館で初めて会ったという。このあとどうするのかと問うと…
「私はエクアドルへ行ってから(日本へ)帰ります」(女性の一人旅)
「僕は、あと1週間ペルーを歩いてから帰ります」
「僕は、何も決めていません」
日本の若者に、こうして外国を自分の足で歩いている人がいることが嬉しかったです。
天野博物館の品は、驚かせられるモノばかりでした…
脳の手術をするときに、頭蓋骨に穴を開けた器具も展示されていました。非常に不思議なのは、脳の手術をするということは、脳のどこに血腫なりガンなりがあるのかが分からなければならない。…それが分からずに、闇雲に頭蓋骨に穴を開けるはずがない。摘出すべき患部をどうやって知ったのか?科学が進んだ他の星から来た人にX線と造影剤の使い方を習っていた…そう考えなければ…。「これが、頭蓋骨に穴を開けた道具です」とあっさり説明されても、X線はどうしたの?と、困惑してしまいます。
スポンディルスという直径1mmの青い貝のビーズがありました。そのビーズには、わずか0.3mmの穴が開いていました。このことだけでもびっくりです。現代の技術をもってしても難しい。
さらに驚かされたのは、この0.3mmの穴に6本の極細糸が通っているということ。拡大鏡で見せてくれました。そんな細い糸をどうやって紡いだのでしょうか?現代の技術でも紡げないという。やっぱり、宇宙から来ておられた科学が進んだ星の人たちに習った…?
同じリマ市内にある「黄金博物館」には、直径が3ミリほどのトルコ石に、0.19ミリの穴を開けて作ったネックレスが展示されている。どうやって開けたの?その穴…!
サルカニ合戦の器の近くに、「鵜飼い」の様子を描いた器がありました。(天野博物館館内では、一切の写真撮影が禁止されているので、写真を見ていただけないのが残念です。と、一応書きましたが、そもそも私にはブログに写真を貼る技術がない)日本の鵜飼いの様子と、全く違わない絵でした。
だけどさあ、「鵜飼い」って、日本のものでしょう!?それが、インカにあった!こんな不思議なことが実際にあるのです。日本との違いとしては、「川の鵜飼い」では、なく「海の鵜飼い」。宇宙人の皆さんは、鵜飼いの指導はしなかったでしょうから、「サルカニ合戦」と同様にグレートジャーニーがもたらした文化…。
鵜飼いは…鵜に魚を獲らせておいて、それを人間様が横取りする漁法…。インカの人たちがそのような搾取まがいのことを…。悪口ではありません。人間臭いところが、なぜか安心ということです。ここで、ダジャレを一つ。「コラァ!インカの人!鵜から魚を横取りしてインカ!」。えっ?分かりにくい?「横取りしていいのか?」ってことなんですけど…。