運転中に霊柩車とすれ違うときがあります。迷信に、「霊柩車を見たら親指を隠せ。そうしないと親が死ぬ」というのがあります。親指を隠さなくても、何事も起こらないのに、こっそり親指を隠している自分がおります。信じないけど気になるのが迷信。迷信の中には、科学的な根拠に基づいているものもあります。その場合は、「迷信ではない迷信」、ということになりますかねぇ?科学的な根拠はないが、「教え」「躾」としての迷信があります。これが一番多いかも。何の「根拠」も「教え」も「躾」もないものもあります。これぞ迷信中の迷信、いわば迷信の王道…。
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」
これは根拠がある。その昔、ツメキリがない時代は、小刀でツメを切った。夜、電気がないので月明かりで切る。薄暗いので指先を切ってしまう。翌日の農作業で傷口からばい菌が入る。そして死ぬ。つまり親の死に目には会えない。
この迷信の成立に係わって、「だじゃれバージョン」もある。「夜をツメる(詰める)」…つまり寿命を縮める。怪我をしないための教えでしょう。
「ミミズにおしっこをかけると、ちんちんが腫れる」
子供心に、腫れちゃあ大変だと思ってミミズにはかけないようにしました。これは、「場所を考えずに、どこでもかしこでもおしっこしちゃダメだよ」という教えでしょう。人に
見せるもんじゃないですからね。ちなみに、ミミズにかけちゃったことがありましたが、腫れませんでした。
「夜、口笛を吹くと蛇がやってくる」
犬笛はあるが、蛇を呼ぶ口笛などない。というか、蛇って、あまり音が聞こえないんじゃないか?この迷信、「蛇(ジャ)」を「邪(ジャ)」に置き換えると、それなりに意味のある教えとなる。寝息まで隣家に聞こえる長屋暮らしをしていた昔、夜の口笛は、「何事か?」と騒ぎになったはず。
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」
そりゃそうだ。1クールに、100回出る人は…死ぬでしょう。
「ファールを36本打ったらアウト」
野球規則に、そのような記述はない。子供の頃は、皆これを信じていたので、「…12本、13本…」と守備側にカウントされました。今まで生きてきて、ファールを36本打った人を知りません。迷信の王道ですなあ!え?迷信でも何でもないだろうって?そ、そうかも…。
「スイカのタネを飲み込むと盲腸(虫垂炎)になる」
半世紀前は虫垂炎が多かったです。皆さん、スイカのタネを飲み込んだのでしょう。近年、タネナシスイカが主流なので虫垂炎がめっきり減りました。でも、タネナシスイカになぜタネがあるのか?…そういう問題じゃないですね。スイカのタネ虫垂炎説は、「スイカのタネは、消化しないので飲み込まず、ペッペッと出せよ」という教えでしょう。
「海草(ワカメ、コンブ)を食べると、髪が増える」
これは、科学的根拠なし。なぜそう言い切れるかって?我が家は、町内会でも海草の消費量が多いほうだと思いますが、私の薄毛には拍車がかかるばかり、ほぼハゲ。後頭部だけですがね。
髪が増える迷信には、なんの教えもないのかって?とかく子供達は海草を食べたがらないもの。海草の需要を伸ばそうとして作り上げた迷信でしょう。子供だって、ハゲや薄毛にはなりたくない。そこを突いた…かな?
「風邪は人にうつすと治る」
冗談じゃない。感染症が怖い私にとってもってのほかの迷信です。ただ、科学的とは言えないまでも根拠はある。ウイルス性の風邪には潜伏期がある。うつされた人が潜伏期間が過ぎて発病した頃に、うつした人の風邪が治ることがある。いかにも、「うつしたら治った」と見える。
「蛇の抜け殻をサイフに入れておくとお金が貯まる」
脱皮という行為が無限の生命を現していると思われていた。その蘇生力が皮にも宿っているのでサイフの中へ入れておくとお金が増えるというわけ。だったら、蛇皮のサイフにすればいいだろうって?そうですねえ!蛇皮のサイフなら、中のお金はどんどん増えます。朝、千円札を入れておけば、夕方には1万円になっている。迷信ってツッコミ放題ですね。
ところで、「霊柩車を見たら親指を隠せ。そうしないと親が死ぬ」ですが、…これこそ迷信の王道。親指を親に見立て、「親」があの世へ連れて行かれないように(親指を)隠すわけです。
「食後すぐに寝ると牛になる」
まだ、牛になった人を見たことがない。それで、自分で人体実験してみたが…今のところ「人」のまま。
迷信で遊ぶのは…おもしろいのできりがない。このあたりで止めときます。
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」
これは根拠がある。その昔、ツメキリがない時代は、小刀でツメを切った。夜、電気がないので月明かりで切る。薄暗いので指先を切ってしまう。翌日の農作業で傷口からばい菌が入る。そして死ぬ。つまり親の死に目には会えない。
この迷信の成立に係わって、「だじゃれバージョン」もある。「夜をツメる(詰める)」…つまり寿命を縮める。怪我をしないための教えでしょう。
「ミミズにおしっこをかけると、ちんちんが腫れる」
子供心に、腫れちゃあ大変だと思ってミミズにはかけないようにしました。これは、「場所を考えずに、どこでもかしこでもおしっこしちゃダメだよ」という教えでしょう。人に
見せるもんじゃないですからね。ちなみに、ミミズにかけちゃったことがありましたが、腫れませんでした。
「夜、口笛を吹くと蛇がやってくる」
犬笛はあるが、蛇を呼ぶ口笛などない。というか、蛇って、あまり音が聞こえないんじゃないか?この迷信、「蛇(ジャ)」を「邪(ジャ)」に置き換えると、それなりに意味のある教えとなる。寝息まで隣家に聞こえる長屋暮らしをしていた昔、夜の口笛は、「何事か?」と騒ぎになったはず。
「しゃっくりが100回出ると死ぬ」
そりゃそうだ。1クールに、100回出る人は…死ぬでしょう。
「ファールを36本打ったらアウト」
野球規則に、そのような記述はない。子供の頃は、皆これを信じていたので、「…12本、13本…」と守備側にカウントされました。今まで生きてきて、ファールを36本打った人を知りません。迷信の王道ですなあ!え?迷信でも何でもないだろうって?そ、そうかも…。
「スイカのタネを飲み込むと盲腸(虫垂炎)になる」
半世紀前は虫垂炎が多かったです。皆さん、スイカのタネを飲み込んだのでしょう。近年、タネナシスイカが主流なので虫垂炎がめっきり減りました。でも、タネナシスイカになぜタネがあるのか?…そういう問題じゃないですね。スイカのタネ虫垂炎説は、「スイカのタネは、消化しないので飲み込まず、ペッペッと出せよ」という教えでしょう。
「海草(ワカメ、コンブ)を食べると、髪が増える」
これは、科学的根拠なし。なぜそう言い切れるかって?我が家は、町内会でも海草の消費量が多いほうだと思いますが、私の薄毛には拍車がかかるばかり、ほぼハゲ。後頭部だけですがね。
髪が増える迷信には、なんの教えもないのかって?とかく子供達は海草を食べたがらないもの。海草の需要を伸ばそうとして作り上げた迷信でしょう。子供だって、ハゲや薄毛にはなりたくない。そこを突いた…かな?
「風邪は人にうつすと治る」
冗談じゃない。感染症が怖い私にとってもってのほかの迷信です。ただ、科学的とは言えないまでも根拠はある。ウイルス性の風邪には潜伏期がある。うつされた人が潜伏期間が過ぎて発病した頃に、うつした人の風邪が治ることがある。いかにも、「うつしたら治った」と見える。
「蛇の抜け殻をサイフに入れておくとお金が貯まる」
脱皮という行為が無限の生命を現していると思われていた。その蘇生力が皮にも宿っているのでサイフの中へ入れておくとお金が増えるというわけ。だったら、蛇皮のサイフにすればいいだろうって?そうですねえ!蛇皮のサイフなら、中のお金はどんどん増えます。朝、千円札を入れておけば、夕方には1万円になっている。迷信ってツッコミ放題ですね。
ところで、「霊柩車を見たら親指を隠せ。そうしないと親が死ぬ」ですが、…これこそ迷信の王道。親指を親に見立て、「親」があの世へ連れて行かれないように(親指を)隠すわけです。
「食後すぐに寝ると牛になる」
まだ、牛になった人を見たことがない。それで、自分で人体実験してみたが…今のところ「人」のまま。
迷信で遊ぶのは…おもしろいのできりがない。このあたりで止めときます。