もう10年ほど前になるかな。
本屋さんで何気に惹かれ手に取ったのが自家製天然酵母の本だった。
自分で酵母を培養してパンをつくる!?
なんだかドキドキワクワクした。
そしてページを進めるうちに素材の話となった。
一瞬思考回路が止まる。。。
外麦のホストハーベスト問題。
どんぶらこ♪どんぶらこ♪
船で輸入されてくる外麦は、防虫防腐のため
何度も薬をかけられる。
日本に着いても、すぐに使用されることはないので
倉庫でまた防虫防腐剤のお世話になる。
ひどいところは液体を直接かけるんだとか!?
もちろんそれが必要だから仕方が無いことかもしれない。
じゃないと商品として扱えなくなるだろうから。
でも私は怖いと思った。
農薬の知識はまったくなかったけれど
散布されている場面が脳裏に浮かんでしまった。
製菓学校に行っていたから、他の人より
口にすることが多かったからかもしれない。
それ以来国産小麦に目を向けた。
これがオーガニックや無農薬に関心を持った最初のきっかけ。
で、肝心の天然酵母パンはどうなったかというと
なかなか上手く出来ず、挫折中なり。。。
つづく!・・・かも