おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

月のカレンダー

2006-11-23 21:33:30 | おやつ堂 のあ
いつもお世話になっているパワーストーンショップの日月さんに
月のカレンダーが入荷しました。
日月さんのブログに紹介してあったので気になっていたのですが
先日お邪魔した時に実物を拝見して
ステキだったので購入しました。

これは5月のページ(5月生まれなので・笑)
このカレンダーは、月に映る地球の影や
太陰暦(旧暦)潮汐、その他二十四節気、雑節、月ごとの歳時記などが
分かりやすく記載してあります。
月は地球の影響を受け、地球に生きるもの全ては月の影響を受けているとか。
目に見えるもの、形として存在するものだけに囚われずに
自分の奥底にある感覚も確信として感じ取れたらいいですよね。
素材はヘンプペーパー(麻紙)・シルク・竹で、
土に戻るものだけを使っているそうです。
来年は夜空を見上げるのが今まで以上に楽しみになりそうです。
石の浄化にもお役立ちカレンダーですね♪
(石の浄化の一つに月光浴というのがあるんですよ)

ついでといってはなんですが
このカレンダーの素材として使われている麻について。。。
世界最古の大麻(ヘンプ)が発見されたのは、日本の福井県だそうです。
約1万2000年前のものといわれる大麻の縄が鳥浜遺跡から出土しているとか。
日本にとって麻は各地で生育し活用されていた植物だそうです。
神道では伝統的に「大麻は呪術性がある植物」とみなされ
麻は「聖なる植物」として、罪やけがれをはらうものとして
神事に利用されてきたそうです。
実際に麻には天然の抗菌作用や虫除け効果もあるために
「魔を寄せ付けない」聖なる植物とされてきたそう。
また、実用面からも日本の生活に欠かせない農作業や漁業の縄・
衣類・蚊帳・畳・下駄・照明用油などあらゆるものが麻で作られていたそうです。
そんな日本人にとってはなくてはならない麻が
ほとんど使われなくなったのは、ほんの60年ほど前からだそうです。
麻にかわって今現在、私達の生活を占めているのは石油製品ですね。

最近は麻・ヘンプが見直されてきているそうです。
衣料・食材・スキンヘア・建材、
農業の分野では土壌の重金属を吸い上げる力があることから
土壌改良剤として注目している専門家もいるそうです。
また、ヘンプは落葉樹の3倍から4倍もの二酸化炭素を吸収するという説もあり。
実やオイルは栄養価の高い食材であるし、美容にも効果バツグンだそうです。
ヘンプは麻薬のイメージが強いですが
日本やヨーロッパの在来種は麻薬成分を含まないそうです。
これを産業用ヘンプと呼ぶそうです。
(参考文書:アイシスラテール 春号vol.24)