おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

果報!?は寝て待て

2006-11-21 05:13:41 | 日記
とはよく言ったものである。
ここ数日、不規則で怠惰な生活を送っていた私に
果報が来たのです。。。
いえ、あくまでも私にとってですが

そんなわけで(どんなわけだ!?)
昨日一本の電話が私に果報をもたらし
昨夜は葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました。
全くもって知らなかった!!
大好きなヴァイオリニストの古澤巌さんがゲストだなんて!!!!!!!!
お誘いの電話を頂いてからは、パニックパニック
入っていた予定を翌日に移してもらい(ご迷惑おかけしました)
無事?に行って来ました。

古澤さんは今までに何度かセレネでコンサートをされているんですが
私が今まで思っていた音楽の、クラシックの?見方?を
あーーーーうまく言えませんが
つまり惚れたんですね、はい。
でもあんな体験をしてしまったら、誰だって惚れると思います。

古澤さんが初めてセレネでコンサートをされた時は、ソロでした。
コンサートスタッフでお手伝いにいっていたのですが
正直、クラシックがよくわからなくて(今もです。すみません)
ただただチケットのもぎりとかのお仕事をしていたのです。
一段落をして、ちょっと聞いて見ようかなーなんて軽いノリでホールに入ったんです。
はい、あまり期待もせずに。。。
でも、古澤さんの「音」が奏でられていくうちに
自分の感情とは違うところで何かが反応し
膝がガクガク震えだして立っていられなくなったんです。
(すぐに出るつもりで隅っこで立って見てたので)
自分に何が起きたのかよくわからなくて
ただ、此処にいたらダメだと思って、
その曲が終わるのを我慢して(ぶっ倒れないようにね)待ってホールから出ました。
なので1曲しか聞けなかったんですけどね。

一枚の楽譜を、どう奏でていくかは
人によって違うのだと思いました。
音楽も技術だけではなく、人柄や感性、想い、経験、感動
いろんなものが合い重なって、相手に伝わるのだと思います。
古澤さんは自分の「音」を持っている人だと思います。
音楽のことをよく知らない私が偉そうなことは言えませんが、
「らしさ」があるんだと思うのです。
それ以来、膝が震えることはありませんが(笑)
私が大好きなヴァイオリニストです。

もちろん、昨夜のコンサートは良かったです。
葉加瀬太郎さんは、やっぱり、私はエトピリカが大好きです。
あの、流れるような紡がれる音が
「私は葉加瀬太郎です」と言ってるようです(笑)
映像を使った演出も、お客さんのことをよく考えていると感じました。
特に最後、一番最後の映像が良かったです。

時々古澤さんが聞きたくなるのですが
本当に昨夜は思いがけなくて嬉しい時間でした。
エネルギー充電、満タン、あぁ単純!?(笑)
いいのです、HAPPYですから

おまけ:果報は寝て待て=幸運はあせらないで待っていれば自然とやってくる