骨を破壊する低酸素と太陽光不足
長時間のマスク着用は、マスクの種類や気候条件にもよるでしょうけれど、基本的には、多少の低酸素状態をもたらします。
これについては、以前、以下の記事で、特に「二酸化炭素の吸入量が多いと、脳が恐怖反応を起こす」ことについて取り上げたことがあります。
パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。そして私は、子どもや若者たちの胸腺が萎縮した病的な社会の出現を懸念している
投稿日:2020年8月4日
なお、この記事では、人間の免疫と関係する免疫細胞を産生(分化)する「胸腺」についてふれていますが、医学者の安保徹さんが、「胸腺以外からも免疫細胞が産生される」ことを発見していたことを教えていただき、後日、以下の記事を書かせていただいています。
人類存亡のときにこそ冷静に健康のことを考える : ストレスによる免疫細胞のバランスの崩壊を安保さんの論文で学び直した
投稿日:2020年8月10日
話を骨と低酸素のほうに戻しますと、海外の論文には、骨と低酸素について書かれた論文がかなりあります。論文を見ていますと、低酸素が骨の脆さと関係する要因は、大きく2つとなるようです。
・酸素は骨を含めた人間のすべての細胞の発現に不可欠である
・低酸素の状態は「破骨細胞」という骨を破壊する細胞の発現の因子となる
(中略)
低酸素状態は、「いろいろな病気の発現と関係するシグナルを出す」ということのようで、その中に、「酸素と軟骨」ということについてふれられている部分があり、骨の外側というより、「酸素は軟骨や骨の内部の生成と強く関係する」ようなのですね。
いずれにしましても、
「低酸素状態は骨に良くない」
ということは断言していいと思います。
そして、次に、これも当然のような気がするのですが、
「太陽光不足は骨を脆くする」
ことが述べられている論文も多くあります。
これは、主に「ビタミンDと骨」の関係性のようですが、こちらの論文などによれば、サプリメントでは効果が低いようで、骨形成に関しては、太陽光への曝露により作られるビタミンDのほうがいいようです。
結局のところ、
・低酸素(長時間のマスク)
・日光の不足
・過剰な消毒による常在菌、特に腸内細菌環境の変化
は、どれも骨にとっては良くないことのようなのですね。
そして、当然ながら、「そのような期間が長引けば長引くほど、影響は強くなる」と思われます。
また、今回は冒頭に子どもの骨折について取り上げましたけれど、これはすべての世代で同じだとも思います。
特に、ただでさえ骨が脆くなりやすい高齢者の方々は、今後、骨の状態に関して、厳しい局面に至る方もいらっしゃらないとは言えない気もいたします。骨粗鬆症もかなり増加しそうです。
【転載おわり】
学校はその学校によって対応が違うみたいですね。いまだにマスク強制の学校もあるようです。
どっかの学校で?クラスターが出たとか聞きましたが
そもそも論
感染もクラスターもPCR検査ありきだと思うのですが、そのPCR検査自体が意味をなしてません。
そして熱中症でコロナ以上の人がバタバタと。。。
どうぞご自愛ください
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