10万馬力の鉄腕アトム。
ボクが幼少の頃、貧しいわが家にはまだテレビがなく、土曜日の7時になると隣の家に「アトム見せてくださ~い」と遊びに行っていました。お茶の水博士、妹のウラン、兄貴のコバルト、ストーリーはよく覚えていないけれど、セイコーの時計が7時をお知らせすると始まるあのワクワク感が今でも忘れられません。
あれから40年。またまたボクはアトム(亜土夢)にワクワクしています。初めてその姿を見たのは去年の8月の大連実徳戦。「誰だ?ありゃ?」「特別指定選手の田中亜土夢だって」「ちっこいな」「木戸中出身だそうだけど群馬の前橋育英高校に行ってるらしいぞ」「来年はアルビに入るのかな?」
次に亜土夢を思い出したのは、去年の11月26日。群馬に出張のついでに見た「J2:横浜FCザスパ草津 in 敷島公園」。確かゲームの前に全国高校サッカー大会に群馬県代表で出場する伊勢佐木商業チームが、観客に挨拶をしていました。前橋育英高校を決勝で破ったその伊勢佐木商業高校の選手を見て、「あぁ、田中亜土夢はダメだったんだなぁ」と思ったものでした。「せっかく県外の高校に進学したのになぁ…」
しかし当時は、1年後にJ1の舞台でまさか田中亜土夢がここまで活躍するとは想像していませんでした。ホントにすごいですね。
ここ2試合のアルビレックス。強いです。攻撃のパターンができています。
その1:トップのエジの少し下の位置で亜土夢が走り回り、相手を引っかき回す。相手のマークは亜土夢からエジへのパスを通さないようにと注意力が向かいます。すかさず、慎吾と松下が駆け上がります。あのエジがスルーして慎吾や松下にボールを回したり、エジに相手DFが大勢マークしているスキに豪快なミドルシュート。しびれます。
その2:アルビのDF陣がボールをキープした途端に、まるで「スイッチが入った」ように相手ゴールに向かって走り出す、アルビの選手たち。「あの連敗の時のサッカーは何なんだったの?」って感じるほどのアグレッシブさです。勢いがありますよね。
そして、そんなアルビの活躍の中心的な役割を担っているのが、若干19歳の亜土夢です。溌剌とした活躍ぶり、そして何といっても地元出身選手と言うこともあり、サポの心を鷲掴みですね。こうなったら、ソリマチンをすっとばして、いきなりオシムのチームに入っちゃいなさい。アルビ初のA代表でユニフォームを着るのは、なんだか亜土夢のような気がしてきました。
あと1年もしたら、「田中」と言えば「達也」でも「誠」でもなく「亜土夢」という時代が来ることをボクは予言します。もちろん、その時は「鈴木」と言えば「隆行」でも「啓太」でもなく「慎吾」であります。夢の代表選手に、アルビのチビッココンビをよろしくね!オシム監督!
(今日の画像は、5月の京都サンガ戦での亜土夢です。)
ボクが幼少の頃、貧しいわが家にはまだテレビがなく、土曜日の7時になると隣の家に「アトム見せてくださ~い」と遊びに行っていました。お茶の水博士、妹のウラン、兄貴のコバルト、ストーリーはよく覚えていないけれど、セイコーの時計が7時をお知らせすると始まるあのワクワク感が今でも忘れられません。
あれから40年。またまたボクはアトム(亜土夢)にワクワクしています。初めてその姿を見たのは去年の8月の大連実徳戦。「誰だ?ありゃ?」「特別指定選手の田中亜土夢だって」「ちっこいな」「木戸中出身だそうだけど群馬の前橋育英高校に行ってるらしいぞ」「来年はアルビに入るのかな?」
次に亜土夢を思い出したのは、去年の11月26日。群馬に出張のついでに見た「J2:横浜FCザスパ草津 in 敷島公園」。確かゲームの前に全国高校サッカー大会に群馬県代表で出場する伊勢佐木商業チームが、観客に挨拶をしていました。前橋育英高校を決勝で破ったその伊勢佐木商業高校の選手を見て、「あぁ、田中亜土夢はダメだったんだなぁ」と思ったものでした。「せっかく県外の高校に進学したのになぁ…」
しかし当時は、1年後にJ1の舞台でまさか田中亜土夢がここまで活躍するとは想像していませんでした。ホントにすごいですね。
ここ2試合のアルビレックス。強いです。攻撃のパターンができています。
その1:トップのエジの少し下の位置で亜土夢が走り回り、相手を引っかき回す。相手のマークは亜土夢からエジへのパスを通さないようにと注意力が向かいます。すかさず、慎吾と松下が駆け上がります。あのエジがスルーして慎吾や松下にボールを回したり、エジに相手DFが大勢マークしているスキに豪快なミドルシュート。しびれます。
その2:アルビのDF陣がボールをキープした途端に、まるで「スイッチが入った」ように相手ゴールに向かって走り出す、アルビの選手たち。「あの連敗の時のサッカーは何なんだったの?」って感じるほどのアグレッシブさです。勢いがありますよね。
そして、そんなアルビの活躍の中心的な役割を担っているのが、若干19歳の亜土夢です。溌剌とした活躍ぶり、そして何といっても地元出身選手と言うこともあり、サポの心を鷲掴みですね。こうなったら、ソリマチンをすっとばして、いきなりオシムのチームに入っちゃいなさい。アルビ初のA代表でユニフォームを着るのは、なんだか亜土夢のような気がしてきました。
あと1年もしたら、「田中」と言えば「達也」でも「誠」でもなく「亜土夢」という時代が来ることをボクは予言します。もちろん、その時は「鈴木」と言えば「隆行」でも「啓太」でもなく「慎吾」であります。夢の代表選手に、アルビのチビッココンビをよろしくね!オシム監督!
(今日の画像は、5月の京都サンガ戦での亜土夢です。)