清水戦に行ってきました。ボク達にとってアウトソーシングスタジアム日本平は、昨年の8月以来2回目の来訪であります。昨年のアウェイ清水戦は確か1-1の引き分けでしたよね。「今年は勝つぞ!」「今季プレシーズンマッチの借りを返すぞ!」「首位清水にギャフンと言わせてジャイアントキリングだ!」「黒崎監督の42歳のバースデーを勝利で飾るぞ!」「3連勝で一気に上昇気流に乗るぞ!」「貴章の地元・静岡で貴章のゴールで勝利だ!」「貴章のお母さんや"貴章君を応援する会"の皆さんにも会えたらいいな!」いろいろな思いを胸に、日本平へと向かいました。
ボクらは直接スタジアムには行かず、「エスパルスドリームプラザ」で応援バスを途中下車。そこで清水のプチ観光をいたしました。こういう機会があると嬉しいですよね(ここでの出来事については、1・2日後の「週アル」で紹介する予定です)。プラザ内で昼食を食べ、ご一緒したSさんご夫婦とタクシーでスタジアムへ向かいました。Sさん、タクシー代をおごっていただいてありがとうございました。
日本平スタジアムは、小さいですが本当に見やすいサッカー専用スタジアムです。観客席とのこの絶妙な距離感。素晴らしいです。アウェイゴール裏エリアは結構びっしりサポーターが入っていました。ボクらは2階席の太鼓のすぐ前あたりに陣取りました。
観客席から選手がスタジアム入りする姿が見れるのも日本平ならでは。清水の選手はスーツ姿でスタジアム入り。一方アルビの選手達は、トレーニングウェアを着て手にハンガーに掛けたスーツを持ってのスタジアム入りです。選手みんなが手にハンガーを持って入場する姿に少し笑ってしまいました。
今節は久しぶりに河原がベンチ入りです。いつものことながら、練習前に真っ先にピッチの近くまで来てG裏の様子を伺っていました。残念ながら出番はなかったけど、河原の元気そうな姿を見れてヨカッタです。
パルちゃんショーを始め「お客さんを楽しませる」っていうエスパルス営業の姿勢には、いつも感心させられます。アルビも学ばなければならないですね。これについても機会があれば別エントリーで。
ゲームの内容は、皆さんご存知の通りです。気がついたことをいくつか書きたいと思います。
ゲーム開始直後から、アルビの選手はアグレッシブです。少し心配していた「ゲームの入り方」については、心配の必要はなかったです。
欲しかった先取点は19分にセットプレーから生まれました。マルシオのコーナーキックにニアで合わせた西君の嬉しい嬉しい移籍後初ゴールです。実はアルビのG裏からは逆サイドだったので、ボクらは「えっ?誰?誰?」って感じだったんですけどね。「やったぁ!先取点だ!」もちろんG裏はハイタッチと抱擁の嵐です。
よく考えてみると、今までコーナーキックの時には永田がゴール前に出てきていたと思うのですが、清水戦ではカウンターに備えて自陣に残っていましたね。黒崎監督の指示でゴール前に張っていた西君のゴール。ズバリ!黒崎采配的中でした。
西君のゴール、相手DFが貴章をマークしていたことが大きな影の力になっていたのは間違いありません。その裏をかいたマルシオのニア狙いももちろんですが、「貴章の貢献」はチームにとって計り知れない大きな力です。
前半は両チームとも互角の攻防のように見えましたが、チャンスを確実にモノにしたのはアルビでした。追加点は前半終了間際のミシェウでした。勲から受けたボールを相手DFをかわしながら技ありのゴール。これで2-0です。またまたG裏は歓喜の嵐です。こんな時でなけりゃ女房と手を握り合って喜ぶなんてことはありませんからね。嬉しい限りです。(もちろん近くの若い女性とも手を握り合って喜びましたけど、それが何か?)
やっぱり勲が入ると「チームが落ち着く」っていう感じですよね。今日も安定したパフォーマンスで、攻撃の起点となっていました。特に今回は積極的な攻撃参加をしていました。慶行とのコンビもヨカッタと思います。「パートナーが三門の時は守備的に」「パートナーが慶行の時は攻撃的に」と、使い分けているのでしょうね。
前半で2-0リードという信じられない展開に、「嬉しさ」はもちろんあるのですが、「このまま終わるはずがない」という首位清水への恐怖感はもちろん拭えません。なんたって前節の清水は0-2から劣勢をひっくり返して逆転勝ちしているわけですから。ボクらも気持ちを引き締めて後半突入です。
後半はアルビが清水の猛攻にさらされます。岡崎が、ヨンセンが、藤本が、兵藤が、次々にアルビのゴールに迫ってきます。今回も永田と千葉の働きは凄まじかったですね。特に千葉は形相からして迫力満点です。「絶対に点をやらない」っていう気迫が伝わってきました。選手の表情まで見えるスタジアムっていいですね。
東口はまさに「守護神」でした。「神降臨」でした。あの岡崎の1対1の至近距離シュートを片手で弾きだした時には、鳥肌が立ちました。すばらしい!今ゲームのMVPは東口だ!とボクは思っております。
高徳は日に日に成長していますね。アルビレックスの若きホープは、守備の面でも攻撃の面でもチームに勢いを与えていると思います。こりゃぁ初得点も近いな。
惜しいシーンが何度もありながら、貴章は今節も得点をあげることができませんでした。「キショー!」「オメキメレキショー!」G裏から、何度も何度も叫び声や悲鳴が上がりました。決定的なチャンスも、また外してしまいました。しかし誰が見ても、アルビレックスにとって貴章の働きは絶大であります。攻撃でも守備でも、身体を張って献身的に全力で動き回る貴章の姿は、黒崎アルビの象徴です。ボクらは「エース貴章」を信じて精一杯応援するだけであります。頑張れ!貴章!(もちろん今までも頑張ってるけどね!)
上の画像は、ゲーム前(上)とゲーム後(下)の選手の様子です。ゲーム後はボク自身も興奮していたのであまり写真は撮れなかったのですが、選手と共に勝利を喜ぶことが出来て本当にヨカッタです。
首位清水を倒しての3連勝!暫定ながら順位は8位!「天晴れ!アルビ!」であります。では、明日の「週アル」では、清水戦の番外編をお届けします。