週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

さすが柳下監督!清水戦勝利!

2012年06月17日 | アルビレックス新潟

勝ちました!ようやくホームで勝ちました!好調清水に勝ちました!

多くのサポーターの皆さんが幸せな気分をビッグスワンで満喫し、「あぁこれ!この気持ちが味わいたくってスタジアムに通うんだよなぁ…」と、しみじみ再認識したことでしょう。ゲーム後に選手が場内を回った時にみんなでやった万歳は最高でした。選手の皆さん、ありがとう!そして柳下監督、ありがとう!

ゲームは清水の怒濤の攻撃でスタートしました。アルビのボール保持率はほとんどゼロに近い状況下での前半戦でした。観戦しながら「清水、上手いなぁ…」「あぁいうパスサッカーをできないモノかなぁ…」って思いながら見ていました。東口の超ファインセーブや守備陣の踏ん張りがなければ、前半で3失点くらいしていてもおかしくないゲームだったと思います。さらに開始早々の金珍洙のイエローカードです。珍洙の危なっかしい守備に、「退場になったらどうするんだよ」とハラハラしておりました。

圧倒的に清水に攻められながらも、先取点を挙げたのはアルビでした。金珍洙と交代した菊地から勲、ミシェウ、亜土夢と繋がれたボールを、走り込んだ征也が今季初ゴール。亜土夢からのボールに、ゴール前に走りこんだ征也のシュート。すばらしいシーンでしたね。征也は念願の「ゆりかごダンス」も披露して、スタジアムも大盛り上がり。結局、この得点が決勝点となり、アルビは勝利しました。上の画像は、ヒーローインタビューを受ける征也です。

さて、今回のこのゲーム。今までの勝てなかったアルビのゲームと何が変わったのだろう?と考えてみました。

アルビのシュート数はゲーム全体でわずかに3本。征也の得点シーンは、なんとアルビのファーストシュートでありました。「なかなかシュートを撃てない」という状況は、決して改善されたわけではありません。そして勝ちはしましたが、アルビの得点はわずかに「1」。複数得点にはいたりませんでした。清水の攻撃にさらされて、必死にがんばる守備陣の姿もいつものゲーム通り。よく失点ゼロに抑えました。

そう考えると、監督が柳下さんに代わったからといって、そうそうアルビのサッカーが変わったわけではないということがわかります。まぁ当たり前ですよね。わずか3日や4日で劇的にサッカーが変わるなんて、ありえません。

しかし、昨日のゲーム。「明らかに今までのアルビとは違うな」と感じたシーンが間違いなくありました。言うまでもなく、それは「前半26分の金珍洙から菊地への交代シーン」です。あの柳下采配が、清水戦で勝ち点3をあげることができた最大要因であることは間違いありません。

金珍洙はすでにイエローを1枚もらい、さらに危なっかしい守備が続いていました。さらに前半は清水の怒濤の攻撃に晒されていました。もし東口が弾いたボールがゴールネットを揺らしていたら…、もし金珍洙が2枚目のイエローカードをもらって退場し数的不利になっていたら…と考えると、ゾッとします。つまり、昨日のゲームは大虐殺をくらったジュビロ戦の二の舞になっていた可能性だって、十分あったわけです。

今までのアルビの采配に、「前半26分での選手交代」は考えられませんでした。しかし、柳下監督は躊躇なくそれをやってのけました。この監督采配が、今回の勝利のすべてだったように感じます。しかも、金珍洙に代えて菊地です。「健太郎をセンターバックに入れて直樹を左サイドバックに回す」のではなく、「左サイドバックに菊地」という選択。もう、お見事としかいいようがない。

監督のジュビロ時代の愛弟子で、その才能を熟知している菊地。彼が左サイドバックに入って落ち着いたプレーをすることで、新潟のチャンスは生まれ、征也の決勝点が生まれました。

柳下監督、さすがです。今、与えられた状況の中で、しっかりと結果につなげた選手采配。お見事です。しかし、まだまだ引き継がれている課題は解決されていない状況はまだ続いているわけなので、それはこれから修正していってくれるだろうとの期待も高まっています。

なんか、これからのゲームがワクワクしてきます。あぁ勝つって素晴らしい!

 

 

 

コメント (5)
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