数日前に「アルビレックス新潟あるある」という本が発売になるという情報を得て、早速amazonに注文していたのが仙台戦の午前中に届きました。浅井健一郎氏というこの作者はアルビのサポーターでも何でもなく、現在はスポーツライターを目指して、アルバイトをしながらサッカー関係の文章を書いている方だそうです。この本を書くにあたって、いろいろアルビレックスのことを取材されたのだそうです。ボクのところには来なかったけどね(笑い)。
知ってることも多かったけど、こうして活字とイラストになってボクらの目の前に1冊の本として登場すると、やっぱりサポーターとしては嬉しいですよね。時に可笑しかったのは、作者が書いた「はじめに」の文章にあるアルビレックス評です。
学校の生徒に譬(たと)えるなら「教室の誰よりも一生懸命に勉強しているのに、オール3の生徒」といったところ。クラスの中心になるような華々しさは持っておらず、性格も大人しくてまじめ。それなのに、努力の甲斐なく1とか2を取ってしまう。しかし、めげることなく勉強してJ1という秀才クラスに居続けている。そんな生徒がたまに4や5を取った時の嬉しさといったら。常勝チームのサポーターには、決して味わえないものだろう。
わっはっは。面白い例えですね。笑えます。こんな感じで本文もクスって笑えるモノが多いです。アルビサポ的には自虐ネタも結構あります。
本の帯に書いてあるコピーもちょっと紹介しますね。
○サポーターの想いを乗せて白鳥は今日も舞う。
○もう「地味」なんて言わせない!
○タイトルも降格もないクラブにどうしてそんなにハマルのか?はい、この本が答です。
○涙なしでは決して語れないのに、どうしてこんなに笑えるの?
○「サッカー不毛の地で起きた奇跡」とまでいわれるアルビレックスの半生。サポーター達は、ときに歓喜に震え、ときには絶望に打ちひしがれた。赤ちゃんからお年寄りまで魅了する、アルビレックスの魅力をここに凝縮。
○優勝本命と言われれば腰を抜かし、降格候補と言われれば黙ってうなずく、謙虚なサポーターに捧げる!
そんな中で、ボクの心に最も染み入ったフレーズはこれ!
2012年を思い出せば
何事にも耐えられる!