学生時代に読み、えらく感動し考えさせられた遠藤周作氏の小説「沈黙」が、再度映画化されるそうです。弾圧の厳しい江戸時代のキリシタンに対する幕府等の仕打ちに、「なぜ『神』は沈黙するのか?」という宗教の本質に迫る名作が、いったいどんな風に描かれるのでしょう。
1971年に一度、篠田正浩監督によって映画化されたこの「沈黙」。今回はマーティン・スコセッシ監督の「念願の企画」であり、ハリウッド映画とのことです。日本では来年1月の公開予定とか。楽しみです。
「沈黙」と言えば、アルビレックスの選手補強に関する情報も、強化部は「沈黙」を貫いております。「11月中に監督決定」の目論見も、田村社長の退任によって12月にずれ込み、新規加入予定の選手も発表されたのはルーキーの4名のみ。契約更新もカズ、達也さん、竜馬の3名に過ぎません。「アッと驚く新加入」の発表は、いったいいつになるんでしょうね。
もちろん「沈黙」の背景には、水面下で激しい動きがあるのだろうとは予想しております。サポーターとしては、決定の知らせを待つばかりです。