中断期間を利用して、これまで新潟日報に掲載されたアルビ関連記事のスクラップ整理に勤しんでおります。その中に、リアルタイムでは見逃していた、新潟日報の社説に載ったアルビ記事があったので紹介します。
5月26日の社説「座標軸」の記事「生え抜き」を執筆したのは、新潟日報の論説編集委員室次長の目黒淳氏であります。これまでに何度も「アルビ系論説記事」を執筆してきたアル記者です。
目黒氏は、24日に行われたルヴァン・カップ甲府戦のアルビの先発メンバーに、6人の県内出身選手が名を連ねたこと。さらにGK守田以外の10選手が、アルビレックスでプロサッカー選手のキャリアをスタートさせた「生え抜き」であることを指摘していました。
一応確認しますと、県内出身選手は、カズ、巧、酒井兄弟、勲、平松の6人。さらに竜馬、マサル、森、端山の4人が、アルビ「生え抜き」です。竜馬は県外出身だけどユース出身だしね。
目黒氏は、「下部組織が充実し、新潟というチームを選んでくれる若い有望選手が増えた証」と、公式戦で生え抜きの10人が先発した意義の大きさを明言していました。さらに県内出身選手の大先輩であり酒井兄弟の兄である酒井高徳選手の、ドイツでの活躍と弟たちへのエールも紹介していました。
なるほどね。低迷を極めるアルビですが、こう考えると光がないわけではない。この日のルヴァン・カップも甲府に零敗したわけだけど、「生え抜き」の活躍(?)はある意味で明るいニュースですよね。ちょっと前向きな気分にさせていただきました。目黒さん、ありがとうございました。
きっとこの間にも、呂比須監督がチームを鍛え直してくれていることでしょう。