今朝の新潟日報の日報抄(コラム)は、「いつかきっとよくなるさ/そのうちみてろとつぶやいて」という歌詞でスタートしていました。この歌詞は「南海ファンやもん」という曲です。1986年に発売さえたこの曲は、当時パリーグのお荷物球団と言われた南海ホークスの応援歌で、「夢を語るほどに/わびしい気持ちになってくる/だって俺だって俺/南海ファンやもん」というマゾヒスティックな歌詞が泣かせます。
南海と言えば、ボクらの世代にとっては野村克也選手や景浦安武(あぶさん:漫画ですけどね)ですよね。もちろんこのお荷物球団が、のちにダイエーホークス、福岡ソフトバンクホークスと進化を遂げるのであります。「貧打に弱投、拙守拙攻」と揶揄されたこのチームが、日本を代表する球界の盟主に成長を遂げるのでありますよ。
今日の日報抄の著者(おそらく目黒さんでしょう)は、そんな当時の南海ホークスの姿と現在のアルビレックス新潟の姿を重ねます。「ザル守備に決定力不足」のわがアルビレックスが、ホークスのようにチャンピオンになれる日は、いつか来るのでしょうか?
このコラムの結びは、「J1のリーグ戦はそろそろ中盤にさしかかる。『そのうち見てろ』では間に合わない。」でありました。「そのうち見てろ」ではなく「次節を見てろ」と言いたいですね。大宮には絶対に負けられません!