天皇杯・バンデオンセ加古川戦で、新潟のマサルと竜馬の2得点をともにアシストしたのは、左SBの酒井宣福選手でありました。
皆さんもご存知のように、今シーズンのリーグ戦スタート時に左SBの先発ポジションは、この宣福選手が担っていました。シーズン前の下馬評では、「新加入の堀米か?状態さえよければ前野か?」というのが左SBのポジション予想だったのにです。
わが家では左SB宣福の評価はまずまず高かったのですが、しばらくして宣福の名は先発からもベンチメンバーからも消えます。スーパー高卒ルーキーの原輝騎選手をボランチから左サイドバックにコンバートすることで、宣福は押し出されるように。
記憶は鮮明ではないのですが、当時のNST「マンデースポーツ」で、ウッチーが「宣福のSBはとてもいいと思います」的なコメントをしていたのが思い出されます。つまり「宣福はそんなに悪くなかったのに(まぁ評価が分かれる部分もあるでしょうね)出番を失った」って印象を、ボクなんか持ったいたわけですよ。
そして、ここに来てカップ戦での2アシストです。昨日の加古川戦では、がっちりした身体の宣福が左サイドを迫力満点で駆け上がり、クロスをあげるシーンが間違いなく目立ちました。今後のリーグ戦で、呂比須監督は左SBで誰を使いますかね。まぁチャンスをもらって結果を出した選手が残っていくのでしょう。前野も出てこい!
ただね。今回のカップ戦でアピールをした宣福ですが、「武蔵との連携」という面ではイマイチに感じました。まぁ武蔵はいろいろな面でイマイチだったわけですけど。
さてさて、週末の鹿島戦。呂比須監督はどんな作戦できますかね?