昨日の町田ゼルビア戦で、町田のボランチとしてチームをコントロールしていたのは、かつてのアルビ戦士であるロメロ・フランク選手でした。しかも新潟に追いついた町田の2点目は、ロメロ・フランクが自ら決めた難しい角度からのシュートでした。まんまと決められた「恩返し弾」ってヤツですかね。こんなに上手い選手だったけか?って思ったのはボクだけ?
さらに町田の相馬監督が切った3枚目の交代カードでピッチに入ったのは、これまた元アルビ戦士の端山豪選手。「GO!GO!端山」のイケメン慶応ボーイです。「まさか端山まで『恩返し弾』はやめてね」って思っちゃいましたよ。実現しなくてホッとしましたけどね。
こんな風に対戦チームに元アルビ戦士がいてゲームに絡んでくるのは、嬉しいって言えば嬉しいんですが(だってかつてボクらが共に闘った選手ですからね)、一定以上に活躍されると「このヤロー!」「恩を仇で返す気か!」って思っちゃうのもまた事実。複雑なサポ心です。「元アルビ戦は相手チームでしっかり活躍するけど、ゲームはアルビがしっかり勝つ」ってのが一番望ましいですよね。
そんでもって次節の相手である徳島ヴォルティスには、河田篤秀選手がいるんでありますよ。河田のゴールは絶対に阻止しなけりゃね。DF陣、よろしくね。
さてさて昨日の町田戦から1日経って、少し冷静にゲームを振り返っております。ちょっと気になることを書いておきますね。
アルビの3得点のうち2得点は、セットプレーからの得点でした。前半の大武の得点も、後半追いついた貴章の得点も、ともに「ドンピシャのヘディングシュート」でありました。昨日は「やった!ドンピシャヘッド!」「久しぶりに見た!こんな美しいヘディングシュート!」「町田のDF陣の守備を見事に外した大武と貴章!」って単純に喜び、「セットプレーから得点できるって強みだよね」って満足していました。だけど今日もう一度映像を見て、「これって違うかも?」って思い始めました。確かに大武も貴章も上手かったし高木のキックも絶妙だったけど、あそこまでどフリーになるって、町田のDF陣のマークが甘過ぎじゃね?ってね。
さらに連戦で疲れが出たのか、戸嶋の動きがイマイチだったのと、フランシスの守備のミスが目立ったのも気になりましたし、泰基と代わってピッチに入ったゴメスの守備にも不安を覚えました。昨シーズンの熊本戦で(熊本の)田中達也にぶっちぎられて、その後にスタメン落ちしたゴメスの姿がちょっと脳裏にちらつきました。ゴメスは攻撃参加はいいんですけどね。やっぱり守備に心配があります。高木も試合終了間際には、もうヘロヘロでした。
ヘロヘロの選手の背中を押し、足を前にあと一歩出させる応援を、ボクらサポーターが作り上げなければなりません。