今日のタイトルになっている「新潟がへこんだらJリーグが駄目になってしまう」という言葉は、一昨日(6月5日)の新潟日報の記事にある言葉です。社説の下に「座標軸」という名称の社説っぽい編集委員の記名記事の中にありました。「アルビレックス:J1で戦い続ける意味は」というタイトルの記事です。
ネット上には公開されていない記事だと思いますが、ボクらアルビレックスサポーターにとっては心にズッシリと響くすばらしい内容の記事です。新潟日報の編集委員である土田茂幸氏の書いたこの記事全文を、紹介させていただきます。
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J1で戦い続ける意味は
Jリーグは日本サッカー協会からの提案で、今の「春秋制」から冬をシーズンに挟む「秋春制」に移行する問題が再び持ち上がっている。
雪国では無理がある。アルビレックス新潟にとっては受け入れがたい話だろう。
今季はリーグ戦13試合を終え、2勝3分け8敗で勝ち点9の17位。成績不振でシーズン途中、初めて監督が代わる事態となった。J2降格圏内から抜け出せずにいる。
どんなクラブにも好不調の波はある。戦術は問題だったが、戦力は悪くない。リーグ戦は上野展裕監督代行が指揮した5月26日で中断。ナビスコ杯を挟んで、再開は16日。ホームの清水戦からになる。残り21試合、巻き返しが見たい。
順位を決める勝ち点は勝てば3点、引き分けは1点、負けは0点だ。J1に居続けるには40に積み上げたい。観客席からいいプレーを褒め、気のない駄目なプレーには、選手を叱咤するブーイングが必要だ。
Jリーグは「地域に根ざしたスポーツクラブ」を核としたスポーツ文化の振興に取り組む。
アルビは地元密着で多くの観客を集めてきた。今季でJ1昇格から9年目を迎え、「昇格組」の在籍年数では史上2番目に長い。
予算規模ではJ1で下位にあるとはいえ、優等生といわれる。
前に秋春制への移行を見送った前チェアマン鬼塚健二さんが、本紙のインタビューでこう答えていた。
「新潟がへこんだら、Jリーグが駄目になってしまう」
予算や施設、天候などハンディのある地方クラブが元気だからこそ面白い。体現してきたのがアルビだ。降格するわけにはいかない。(転載:ここまで)
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ボクらアルビサポの心に染みいる記事ですね。そうだとも。降格するわけには絶対に行かない。「アルビがあるからこそJリーグの存在意義があるのだ!」っていうくらいの自信と誇りをもってチームを応援していきましょうぜ!