この光景は本当によくあります。
初心者の大人の方でもありがちです。
鍵盤をドから数えて探す。
ドから数えても良いですが、指で触って探さないことです。
弾く前に鍵盤に触って探すだけで力が入ります。そして、そのまま押さえた音は汚い音がします。
イリーナ先生、何度も生徒さんの手を数えるのを止めるよう制止しています。
初めて先生の伴奏で弾く時に、伴奏に合わせて生徒さんは楽譜を指差すことをしています。ピアノを弾かずに。
私も時々していますが、時々じゃダメだなと思いました。
自分で作った「おとのくにへ」の連弾曲集は、伴奏のパートがいつも目の前にあり行いやすいので、伴奏と上手く合わせられない時にはしているのですが、今度から毎回した方が良いなと思いました。
たったこれだけのことでも、見る、聴く、テンポをつかむ力が養えます。
動画では、音を読み始めたら結構どんどん進んでいます。
その前までに手の使い方をしっかりレッスンされているから可能とも言えます。
どんな音で弾いてほしいか、モンスターの手になっていないか、その程度の注意です。
上巻の伴奏は私も持っているのですが、この段階でも生徒さんの手を持つことが多く、もっぱらCD伴奏に頼っています。
こんな素敵な伴奏だったのかと、今頃知りました。
使わなければ損