藤田真央さんの「指先から旅をする」
音が客席後方に飛ばないとか、リハーサルと本番でホールの響きが変わるとか、そんな時にいつもと弾き方を変えて対応されている姿に素人のように感心しながら読んでおります。
ピアニストが本番で咄嗟にその時の最善の演奏を選択していることがよくわかります。
さて以前、真央さんがジャズ風の自作のパガニーニを演奏されていて、意外性に驚きました。
その事も本には軽く触れられていて、音楽祭でジャズピアニストと交流する機会が増えていてジャズに興味を持ち始めたのだそうです。
持ち始めてこのような曲が作れてしまうとは、異次元
モーツァルトのコンチェルトの自作カデンツァの話も本にあります。けっこうな長さのようで··
アンコールで即興演奏をしたこともあったそうです。
なんでもできる
追記
なんと! パガニーニの曲は真央さんが高校生の時に作曲の授業で書いたものだそうです。
あさイチに出演され、この曲を演奏されるときにそのお話をされていました。
異次元さ、増し増しです !!