藤田真央さんの「指先から旅をする」を年末から読んでおります。
面白いのでどんどん読めてしまうのですが、味わいながらゆっくりと読み進めております。
指揮者との共演の話が興味深く、それぞれの指揮者の音楽家としての姿を少しだけ知ることができます。
そこに直にいたご本人にしか知り得ないことは山ほどあると思いますが、ほんのちょっとだけでもプロフェッショナルな世界を教えていただけ、面白く拝読いたしました。
2023年のヴェルビエ音楽祭の10人のピアニストがラフマニノフのOp.23のプレリュードを1曲ずつ演奏する話もありました。
真央君は1か月前に降板したババヤンに代わって3番を演奏したそうです。
リハーサルやゲネプロの話が面白いです。
こちらの演奏はyoutube で見られます。
ただ、リンク先は貼り付けられないようになっているようで、下の画面のYouTube で見るをタッチしていただくと見ることができます。
裏話を知ってから聴くとまた一味違います。
SERGEI RACHMANINOFF 10 Preludes Op. 23, Played by 10 Pianist / 30th anniversary gala, 2023 Verbier