不思議な音の国は、上巻、下巻の2冊です。
今回は上巻の内容について。
この教本は、初めから楽譜は使いません。
音楽の仕組みと共に、徐々に楽譜の形になります。
その過程も、他の教本にはない独創性があります。しかも、わかり易い。
その過程を踏むことで、就学前の生徒さんでも、小節線、小節、拍子記号、終止線、リピート記号、リズムの名前、など、教え込まなくとも本人が勝手に覚えてきます。
これまでこのような経験をしたことがなかったので、何人もの生徒さんに驚かされました。
なぜこのようなものが音楽に必要になるのか。
それが物語の中にちゃんと盛り込まれています。
上巻では、習った音符、リズムで作曲もします。
これが、意外なことに名曲を生んでいて驚きです。
ピアノを弾きながら作らず、紙の上で本人が書きたいように書いた方が面白いものができます。
今回は上巻の内容について。
この教本は「章」ごとに目的がはっきりしています。
そして、物語になっていて、
音の国に住む登場人物が、
音楽のことをたくさん教えてくれます。
曲は無意味に羅列されているのではなく、
お話の流れの中で紹介されます。
「ド」の音に住むドラゴンが風邪をひいたので、
早く良くなるようにとみんなが作った歌、
新しい音の仲間ができたので、
みんなでリンゴ狩りに行った歌・・など色々。
歌謡性のあるロシア民謡が多めです。
短調の曲が多いということになりますが、
このことによって、どんな気持ちかを考えることや
歌うように弾くことにつながります。
全て歌詞があり、その歌詞が他の教本とちょっと趣向が異なり
面白いのも、この本の特色。
これは訳者の阿形先生のお力とも言えます。
曲は39曲。
上巻は全部で35章あります。
35章も?と思われるかもしれません。
しかし、一つの章のページがそんなに多くはありません。
短いものは1ページ。長くとも5ページです。
しかも、カラーのイラストがとても多く、
ワークも盛り込まれているので、書くスペースもあるのです。
曲がぎっしり並んでいたり、
説明がぎっしりと書かれていたり、
ということはありません。
ただ、文字が小さめで、
物語の文が難しい言葉になっているものがあります。
そこが難点ですが、ご安心ください。
只今、改訂中です。
既に上下巻共、最終推敲に入っております。
改訂版の発売日程が決まりましたら、
こちらのブログでお知らせさせて頂きます。
海外でプリントするので、印刷と発送に時間がかかり、
冬になってしまいますが。
上巻の一番の特徴は、全曲ノンレガートということです。
これがロシアンピアノスクール(ロシアンメソッド)の
導入法なので、避けて通れません。
そして、これがあるから鍵盤の底まで重さを使って弾く、
力みなく弾く、伸びている音を聴く、
手首から持ち上げて離鍵することで
音と音の間の意識を持つ。
このようなことに、習い始めから
意識を持たせることができるのです。
そしてそれが、ピアノを弾く最初の基本と
自然に教えることができます。
ここが、これまでの教本との一番の違いだと思います。
音の読み方やリズムを覚える「音符」が一番ではなく、
「音」そのものを大切にする。
「音」は一人一人全員違います。
そのお子さんの持つ「音」
それを導き出すのが指導者の最初の役目とも言えます。
そして、物語になっていて、
音の国に住む登場人物が、
音楽のことをたくさん教えてくれます。
曲は無意味に羅列されているのではなく、
お話の流れの中で紹介されます。
「ド」の音に住むドラゴンが風邪をひいたので、
早く良くなるようにとみんなが作った歌、
新しい音の仲間ができたので、
みんなでリンゴ狩りに行った歌・・など色々。
歌謡性のあるロシア民謡が多めです。
短調の曲が多いということになりますが、
このことによって、どんな気持ちかを考えることや
歌うように弾くことにつながります。
全て歌詞があり、その歌詞が他の教本とちょっと趣向が異なり
面白いのも、この本の特色。
これは訳者の阿形先生のお力とも言えます。
曲は39曲。
上巻は全部で35章あります。
35章も?と思われるかもしれません。
しかし、一つの章のページがそんなに多くはありません。
短いものは1ページ。長くとも5ページです。
しかも、カラーのイラストがとても多く、
ワークも盛り込まれているので、書くスペースもあるのです。
曲がぎっしり並んでいたり、
説明がぎっしりと書かれていたり、
ということはありません。
ただ、文字が小さめで、
物語の文が難しい言葉になっているものがあります。
そこが難点ですが、ご安心ください。
只今、改訂中です。
既に上下巻共、最終推敲に入っております。
改訂版の発売日程が決まりましたら、
こちらのブログでお知らせさせて頂きます。
海外でプリントするので、印刷と発送に時間がかかり、
冬になってしまいますが。
上巻の一番の特徴は、全曲ノンレガートということです。
これがロシアンピアノスクール(ロシアンメソッド)の
導入法なので、避けて通れません。
そして、これがあるから鍵盤の底まで重さを使って弾く、
力みなく弾く、伸びている音を聴く、
手首から持ち上げて離鍵することで
音と音の間の意識を持つ。
このようなことに、習い始めから
意識を持たせることができるのです。
そしてそれが、ピアノを弾く最初の基本と
自然に教えることができます。
ここが、これまでの教本との一番の違いだと思います。
音の読み方やリズムを覚える「音符」が一番ではなく、
「音」そのものを大切にする。
「音」は一人一人全員違います。
そのお子さんの持つ「音」
それを導き出すのが指導者の最初の役目とも言えます。
この教本は、初めから楽譜は使いません。
音楽の仕組みと共に、徐々に楽譜の形になります。
その過程も、他の教本にはない独創性があります。しかも、わかり易い。
その過程を踏むことで、就学前の生徒さんでも、小節線、小節、拍子記号、終止線、リピート記号、リズムの名前、など、教え込まなくとも本人が勝手に覚えてきます。
これまでこのような経験をしたことがなかったので、何人もの生徒さんに驚かされました。
なぜこのようなものが音楽に必要になるのか。
それが物語の中にちゃんと盛り込まれています。
上巻では、習った音符、リズムで作曲もします。
これが、意外なことに名曲を生んでいて驚きです。
ピアノを弾きながら作らず、紙の上で本人が書きたいように書いた方が面白いものができます。
ー次回は下巻の内容についてー