アマゾンわんわん日記 2018

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子犬の生き埋め事件

2012年02月01日 | わんこにゃんこ
昨年12月、サンパウロ州ノ―ボオリゾンチという街で、子犬が飼い主によって生き埋めにされるという事件が起こりました。

生き埋めにされたのは、生後4か月の子犬、
12時間後に、隣人から連絡を受けた動物保護団体の職員が現場位に入ることに成功、奇跡的に救出されました。

すぐに獣医の所に運ばれましたが、救出直後は立ち上がることができないぐらいに衰弱していて、目も開けられないぐらいでした。





救出された直後の子犬

その後、獣医のビビアーニ先生の努力で何とか健康を回復し、1週間後には自力で立ち上がれるほどになりました。
ビビアーニ先生は、救出直後は、24時間体制で治療にあたったそうです。
子犬には、全国から「ぜひ里子に」との問い合わせがあったそうですが、ひどい皮膚病(かりんちゃんやチビタと同じ病気 サルナ)にかかっていて、定期的に薬用せっけんで洗ってあげなくてはいけないため、ビビアーニ先生が自分で飼うことにしたそうです。



ビビアーニ先生とクリスマスに

子犬は「チタン」となずけられました。
残念ながら、右目の視力は失われてしまいましたが、現在では自分で走ったり、おもちゃで遊んだり、普通の子犬と変わりない生活が送れるようになりました。
今朝のテレビで、元気に遊ぶ姿が流れて、思わず涙が出てきました。



ビビアーニ先生と、子犬を保護した動物保護官のアレッシャンドレさんと

残念ながら、こうした事件はここだけでなく、他の町でも起きているそうです。

どうしてそういうことができる人がいるのか、本当にわかりません。
うちの近所の、あちこちの家の前や道路に置かれた「ノラ餌」、シャラッコ先生の所に運び込まれてくる拾われわんこたち、見せてあげたいです。

この記事は「ESTADAO.COM.BR blog conversa de bicho」を参考にしました。

コメント (6)
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