アマゾンわんわん日記 2018

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すぐちかくで...ことの真相は...

2012年02月17日 | ブラジル雑記
今日の新聞に昨日の事件のことが載っていました。
昨日は情報が交錯していましたが、これでようやくはっきりしました。

昨日朝5時、マナウス市内のLirio do Valeという地区の一軒の家に強盗が入りました。
路線バスの運転手であるこの家の主人が、出勤するためにガレージを開いたところを狙って侵入したそうです。
犯人たちは家族を一部屋に集め、家財道具を物色し始めました。
異変に気付いた隣人が警察に通報。
犯人が逃走する前に警察はこの家を取り囲みました。

犯人らは家族を人質に逃走を図ります。
どうやらこの家の主人である父親と、8歳と6歳の二人の娘たちは、車のトランクに押し込められていた様子。
市内の幹線道路であるAV.Recifeをセントロ方面に逃走中、エルドラードのローターリーで信号のためにスピードがおちていたところで、追跡してきた警察の車と銃撃戦になりました。
犯人の車はタイヤを撃たれて走れなくなり、犯人たちは父親をその場で解放、母親と赤ちゃん、二人の娘たちを人質に、他の車を奪って逃走しようとしました。

父親は解放されたものの、娘たちを救おうと再び犯人たちの所に戻り、二人の娘たちの救出に成功。
そこを、犯人たちに胸を撃たれて死亡しました。

実は私たちがラジオを聞き始まった時には、父親はまだ生きていたんです。
損場にいた人たちがラジオを通じて「救急車を早く!」と訴えたのに、結局救急車が到着したのは事件発生から30分近くたってからでした。
すぐ近くにこうした緊急時に対応する大きな病院があったのに、本当に残念です。

犯人たちは母親と赤ちゃんを人質にしたまま、その後も2度、車を乗り換えて逃走を続けました。
その後、2番目に車を乗り換えるために銃撃戦を起こした場所の近くで警察に囲まれ、建設中の道路を通じて逃げようとしました。
5人の犯人のうち、二人はその場で逮捕され、人質の母親と赤ちゃんは解放されました。
残りの3人は徒歩で森の中に逃走。
今朝の時点では、まだ発見されていないようです。

この5人組は、今までにも同じような凶悪な誘拐事件、強盗事件を起こしたことがあるとのこと。
こういう犯人が、どうしてすぐに刑を終えてその辺を歩いているのか?
すごく不思議です。
本当に怖いです。
でもね、怖くても、きょうもまたいつものように生活していきますけどね。
みんな。
コメント (2)
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