アマゾンわんわん日記 2018

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大量脱獄

2013年07月10日 | ブラジル雑記
マナウスからロライマ州州都ボアビスタに向かう道路にある刑務所で暴動がおきました。
暴徒達は刑務所の職員などを人質にとり、ベッドマットに火をつけるなどして混乱を起こし、それに乗じて大量の囚人達が逃走しました。
刑務所の発表によると、逃げた囚人は178人に達したとか。

暴動直後10人の囚人が捕まり、その後その週のうちに90人近くの囚人が捕まりました。
中には、刑務所近くで殺されて発見される囚人もいて、仲間内の揉め事か仕返しかとうわさされています。

囚人達は、多くがマナウス方面に逃げてきているそうで、あちらこちらで物騒な話が流れています。
ここで逃げた囚人が起こしたのかどうかははっきりしませんが、このニュースが流れた直後、家に一番近いスーパーマーケットが開店直後に強盗に入られたそうです。
娘たちも予備校で「暗い夜道を少人数で歩かない。できるだけ家に人に迎えに来てもらう。」などの注意を受けたそうです。
私の職場の回りでも、警察の車が「戸締りをしっかりするように。知らない人が来てもうかつにドアを開かないように。」などと注意を流しながら走っていたそうです。

囚人達は当然ですが、お金を持っておらず、また着の身着のまま逃げたそうで(当然ですが)、とにかく少人数で人通りのない道路を歩かないようにとの注意が出ています。

ところで、マナウス、この3月にも40人あまりが脱獄する事件が起きているばかり。
刑務所の管理体制もともかく、囚人が多すぎるのよね。
で、この囚人を管理する経済的な負担が大きくて、「昼間は働きに行って、夜だけ刑務所に戻る」なんてシステムもあるんです。
これで、刑務所といえるのか?!

そうなってしまう第一の問題点は「死刑制度がない」こと。
どんな凶悪犯も、税金で食べているのよ。
大学卒業者には一定の恩恵もあるし。
一般の人たちは「死刑制度」に対して、取り入れるべきだとの意見も有るけれど、宗教上の問題で死刑制度は受け入れがたいとのことです。

昨年の脱獄事件のときに、私と夫は朝のウオーキングを止めました。
やっぱり早朝(朝4時半だしね)の暗いところのウオーキングは怖い。
今回は、早朝のわんこ散歩で暗いところに行くのを止めました。
わんこたちがもう少し頼りになれば別なんですけどね...



頼りにならないでしゅか...?

コメント (2)
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