アマゾンわんわん日記 2018

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サンパウロの一家殺害事件

2013年08月09日 | ブラジル雑記
サンパウロ北部で、軍警察の一家5人が殺害されるという事件が起こりました。

発見された死体のうち二人は、軍警察の勤務する夫婦、そして13歳になる息子。
そして、同じ敷地内に住む、妻の母親と、その母親の姉妹。

警察は当初、外部から犯人が進入し、一家を殺害したものと考え、捜査を開始しました。
しかし、捜査を進めていくうちに、おかしなことがいろいろと見つかってきました。

まず、一家が殺害されたと考えられる日の真夜中、妻の車が息子の通う学校近くまで行き、道端に駐車。
そして、次の日の朝6時ごろ、息子が妻の車から一人で出て、歩いて学校へ向かいました。
授業が終わったときには、息子は友人に頼んで、友人の父親の車で家まで送ってもらいました。
その途中「自分の母親の車だ。」と言って、友人の父親の車を停めてもらい、母親の車から何かを取り出し、そして「母親は用事があって出かけるところだ。」と言い、そのまま家まで送ってもらいました。
家に着くと、友人の父親は、いつもは息子が帰ってくると、家族の誰かが出てきて門を開くのに、この日に限って誰も出てこないことを不審に思ったそうです。
そのこと言うと、息子は「昨日は遅かったから、みんな眠っているのだろう。」と答えたとのこと。
それが、息子の姿を見た最後でした。

その後、息子は父親の拳銃で自分の頭を撃ち、両親の傍らで自殺をしました。

両親と祖母たちの死体は、争ったあとがまったくなく、みんな1初2発で確実に死亡しているということで、警察は殺害を図る前に、息子が睡眠薬などを飲ませたのではないかと見ています。
また、息子の遺体の状況などから、息子が自殺したことは明らかだということです。

殺害の動機については、当の息子が自殺してしまっていることもあって、まだ推測の域を出ないのですが、息子が人を殺害することに以上に興味を持っていたとか、息子は思い心臓病を抱えていたためとか、考えられています。
これから、いろいろなことがわかってくるのではないかと思います。

コメント
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