アマゾンわんわん日記 2018

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独身貴族?!

2014年09月18日 | ブラジル雑記
2010年の国勢調査の結果がまとまってきているようで、面白い統計が次々に出てきています。
今日テレビのニュースで流れていたのは、全国の「独身率」(地域の人口に対して独身の人の割合)について。
独身の人が一番多いのは、「北部地域」、ここアマゾナス地方を含む地域です。
次が「東北海岸部」、「北西地域」、「中西部地域」と続き、一番「独身率」が低いのが「南部地域」だそうです。
それでも、47%だそうで、一番高い北部地域は62%だそうです。

では、北部地域では、みんな結婚もしていない、孤独な生活を送っているのか?!
そうじゃないのよね~。
私の勝手な予測なのですが…
みんな戸籍上は「独身」。
婚姻届を出していない人が多いんだと思うの。
私の知り合いの男の子も、6人(!!)も子供がいるのに、健康診断などに行くと平気で「独身で~す!!」って言ってるからね。
「あんた、大嘘つきやろ!!」って言ったら、「戸籍上は独身だもん!!」だって。
まあ、6人の子供のうち、4人は奥さんの連れ子だしね。
北部地域って、そういうのが多いんだと思うわ。

今日のテレビのニュースでは、ブラジリアの「独身貴族」の生活もリポートしていた。
ブラジリアでは、現在今までにない勢いで「キチネッチ」と呼ばれるワンルーム型のアパートが増えているんだって。
ほとんどが「コンドミニオ形式」になっていて、敷地内にプールがあり、マーケットがあり、バールがあり、レストランがあり!
テレビでインタビューを受けていた男性は「帰って来て一人だけれど、バールやプールに行けば同じような友達がたくさんいる。みんなでわいわいやっているのが楽しい。」だってさ。
で、みんな高級車でご出勤。
いいわね~。
現在ブラジリアでキチネッチを購入しようと探し中のペケママ、思わず「ここはどこにあるコンドミニオじゃ~」って調べちゃったわ。

こんな豪華じゃないけど、娘の暮らすコンドミニオも、ワンルーム型のアパートのみ、100件以上集まっている大きなコンドミニオ。
同じようなつくりのコンドミニオがその区域だけでも3つあるのよ。
そこだけでもすごい「独身率」だと思うわ。

まあ、独身を楽しめる世の中もいいと思うのよ。
でも、「独身しか楽しめない人生」というのも、ちょっとわびしいのではないかともいます。
人と暮らすと、自分のライフスタイルと違うので、我慢しなくてはならないことも、摩擦が怒ることもある。
そこをうまくすごしていくことで、人として豊かになり、またそういう人たちが社会を円熟させていくのではないかと思うのです。
まあ、そうとばかりも言えネイ場合もありますが。

コメント (2)
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