ニャンコのトイレのお掃除のため 古新聞をひっくり返していたら、2019年の年末の新聞が出てきました。
古い新聞記事って けっこうおもしろい。
ふんふんって読んでいると...
市民版ほぼ一ページを使って「2020年はこんな年になる!」という記事が組まれていた。
本職の占い師さんが2020年を占っているの。
占ったのはアフリカ起源の宗教カンドンブレの師(?)pai do santo と呼ばれる方らしいです。
個人的には新聞でこんなこと一面使ってやってもいいのか?という気もするのですが、多分この日は特別なニュースもなかったんでしょうね。
彼はbúziosという貝占いで占いました。
色々な形のものがあるみたいです。
というわけで、この占い師さんが示した2020年とは...
「実現の年」である!
sendo de realizações e decisões
これまでの人々の努力が実り、様々なことが実現される年である。
年末年始に「占い師」さんのところに行くと、たいてい言われますわな こんなこと。
タロット占いであろうと、水晶占いであろうと、人相占いであろうと...?
でもね その続きがあったの。
「そのために 人々は大変な代償を払わなくてはならないだろう。」
mas de muita cobrança tanbem, cada qual vai pagar o que deve, não tem como...
おおお!
この部分を読んでしまったので、わざわざ今回にしようと思っちゃったのよ。
2020年初め、だれがその3か月後に世界的なコロナ禍(パンデミア)が起こるなんて想像できたでしょう?
占い師さんがこんなことを言っていたこの時期、うちの娘などはのんきに日本旅行に行っていたのよ。
わざわざ年末の占いでこんなことを言ってしまった占い師さん。
あなたがこう示した2020年、まさにまさに!人々は多大な代償を支払う年になってしまったわ。
でも、この新聞でこれを読んだ時点ではだれもそのことについて真剣に考えた人はいなかったでしょうね。
占いや予言なんてそんなものよね。
当たらなかったら、「やっぱりね」と思う。
でもね、今回ばかりは「おおお!そういうことだったのか!」と思ってぞっとしちゃったわ。
そんなこと言ったらノストラダムスさんの「世界滅亡予言」は当たらなくてよかった。
コロナ禍の到来で人々が驚き混乱した2020年、ワクチン接種でコロナとともに生活を営んでいこうと人々が努力している2021年。
今年も考えたらあと4か月で終わりなのよね。
2022年はどうなるか。
ぜひまたこの pai do santo の占いを読んでみたいと思ってしまいました。
古新聞 保存しておこうっと!