アマゾンわんわん日記 2018

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TOKYOパラリンピック物語2

2021年09月08日 | 人間

今回のパラリンピックで一番すごかったなーと思うのは、やはりアフガニスタン選手の来日でした。

TOKYOパラリンピック開幕直前に政権崩壊したアフガニスタン。

パラリンピック参加予定だった二人の選手は安全な渡航手段がないという理由で、一度は参加を断念しました。

その後、どのような国のどのような人が協力したのかは明らかにされていませんが、「地球規模の作戦」という協力者の働きのもと。無事に国外に出国。

フランスにしばらく滞在し、トレーニングをし、この度の来日が実現しました。

女性選手は自分の出場予知だった競技に間に合いましたが、男性選手は間に合わなかったため急遽出場予定だった陸上競技の他の種目に出場したということです。

パラリンピック閉会後 二人が日本からどこの国に行ったかは公表されていません。

選手二人が国外に脱出した時に、一緒に二人の家族を含む関係者50人以上が一緒に国外に退避しているそうです。

今回のことに どの国がどのようにかかわってきたか、一部分しかわかっていませんが、多くの国が危険を承知の上で二人のパラリンピック参加に協力をしたのだと思うと、胸が詰まる思いがします。

もちろんそこには様々な利害関係もかかわっているのかもしれませんが、少なくても二人の家族50人からなる人たちが安全に暮らせる場所に移れたのですから。

二人がどのような思いでアフガニスタンの国旗の下に競技を行ったのか...

オリンピックでは自国からの亡命を希望する選手が多くいましたが、スポーツや文化の世界に政治が入り込んでこない そんな日が一日も早くやってきてくれればと思いました。

 

 

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