一昨日は 午後一杯 こいつと格闘してしまいました。
キーボードの中身!
KORGというブラジルではかなり古くからあるメーカーの電子ピアノ。
この写真の真ん中部分のゴムが摩耗してしまいうまく通電しなくなって、音が出ない部分が出てきてしまったの。
サンパウロではね こういう電子ピアノを直す人を見つけるのも容易だけど、マナウスではまだまだ。
あっちに電話をし、こっちにメッセージを送り、ようやく見つけたテクニコ(技術者)も約束の時間にやってこない。
修理をしてくれる人を見つけるためだけにすでに2か月以上が経過。
仕方がないので娘に泣きつき、マナウスのピアノ仲間と連絡を取ってもらった。
そして紹介されたのが今回来てくれたテクニコ。
約束の時間通りにやってきて、テキパキ直してくれ...とはいかなかったけど、そばでごちゃごちゃ口を出す私の意見もきちんと聞いてくれて、とりあえずはパーツを入れ替えるだけで一番使用する高さのところは音が出るようにしてくれました。
その分低音部は壊滅的になっちゃったけど...
最終的にはパーツの交換をしなくてはならないということで、パーツを探すために動き出しています。
で、KORGという会社を調べて見てびっくり!
日本の老舗の音響会社だったのね。
日本で最初にシンセサイザーを製造した会社だそうです。
その後YAMAHAとの資本提携も行われているそうで、なにやら急に身近なメーカーに感じられました。
それなら日本のサイトでパーツを探してみた方がいいかもね。
こうやって一つ一つ手をかけていってあげると、どんなに古い楽器でも大切になってきてしまうから...危険です。